オーツは左膝が少し痛みます。近所の整形外科に行って診察してもらったところ、変形性膝関節症だといわれました。
2026.7.15
https://o-tsu.seesaa.net/article/521137932.html その治療には、いくつかの方法があります。医者の話では、自分でふとももの前の筋肉(大腿四頭筋)を鍛える運動をすること、リハビリ治療を受けることと合わせて、足底板(足底装具ともいいます)を使う手もあるということでした。
足底板は、O脚を補正するようなもので、厚さが 1cm くらい、靴のかかとの部分に入れて足の外側を少し高くするようなものだと説明されました。
痛みに効くようなものだといわれれば、藁にもすがる思いで、購入するものです。毎週決まった日時に外部の専門家が整形外科にやってくるという話です。オーツは、さっそく申し込みました。
当日、予約した時間に整形外科に行くと、専門家がやってきました。オーツの両足のサイズを測定しました。足首から先の数ヶ所で「太さ」を計りました。オーツは、足底板というのはギプスのようなもので、足をガッチリ固定するのかと思いました。
計測後に、持参した足底板を取り出して、オーツの足に試着してみました。
聞くと、サイズはS、M、Lの三種類があるということでした。せいぜいそれくらいしかバラエティがないのなら、詳細な計測などは不要ではないかと感じました。
以下は、オーツが自宅で撮った足底板の写真です。

かかとの部分にベルトがついていて、足の甲の部分はマジックテープになっています。こういう仕組みなら、マジックテープでいかようにも調整できそうですから、足のサイズの計測は不要だろうと思います。
問題は、この足底板の価格です。左右1対で 35,080 円ということでした。
後でもらった明細書には、以下のような記載がありました。
基本価格 A-7a 採寸 6,700 円
製作要素 足部 足底装具 MP関節近位 7,550 円
加算要素 足底装具屋内用ベルト 2,300 円
厚生労働省告示の「補装具費の支給基準」に基づき、公示価格の合計に 106% を乗じた金額 17,543 円
それが左右のペアで(十円未満を切り捨てて)35,080 円
というわけです。
オーツは、35,080 円というのはいかにも高いと思いました。こんな装具なら、3,500 円くらいで十分だし、安い店を探せば 350 円でも売っているのではないかと感じました。
実は、35,080 円のうち7割は健康保険から出してもらえるのだそうです。そのために、医師の証明書(治療用装具製作指示装着証明書)が必要だということで、整形外科の医者に発行してもらいました。オーツが払った治療費の中に文書作成費が含まれています。
数日後、オーツは中野区役所まで行って、国民健康保険から費用を補填してもらうための書類を出してきました。24,000 円がもらえるか否かは大きな違いですから、もらえるものはもらおうという話です。
その後、オーツが気になって、ちょっと amazon のサイトを見てみました。
https://amzn.to/4fckYsu ここでは、999 円で(足の甲の部分のマジックテープなどはありませんが)売っています。靴の中に入れるインソールです。こういうので実際上十分です。
オーツは、二度と足底板を買わないつもりです。35,080 円は高すぎると思うからです。
医療費として補助があることで、こういう価格で売っても、買う人(オーツもその1人です)がいるわけですが、医者も、義肢製作所も、測定の専門家も、健康保険の仕組みの回りに群がっているかのようです。
この仕組みでこういう関係者が儲かっているわけですが、では、損をしているのは誰(どこ)でしょうか。それは健康保険です。さらにいえば、健康保険料を払っている加入者、および健康保険の赤字分を補填するために多額の税金を投入している国(さらには税金を払っている納税者)です。加入者が払った健康保険料や多くの国民が払った税金が、こんな金額のものを購入するために、こんなところに支出されているという仕組みは、オーツはまったく知りませんでした。
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