2026年06月14日

国勢調査の回答率8割どまり 綻ぶ「全世帯」統計、ぼやける国の輪郭

 オーツは日経新聞で読みました。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA27CT20X20C26A5000000/
(2026年5月30日 2:00)
 2025年の国勢調査の回答率はインターネットと郵送で計80.7%にとどまったとのことです。これは事件です。
 記事中には1995年の回答率が 99.5% だったことも出てきます。
 ネットを検索すると、国勢調査の回答率がくわしく出ていました。
https://datastalab.com/post-322/
 国勢調査の回答率が最近下がっているのは事実のようです。
 Yahoo! JAPAN でAI検索してみると、以下のような結果が返ってきました。
日本の国勢調査の回答率推移(概要)
2010年:回答率約89%前後(対面中心期)(jstage.jst.go.jp)
2015年:回答率79.3%(ネット回答本格導入期)(stat.go.jp)
2020年:回答率81.3%(コロナ禍、ネット重視)(watch.impress.co.jp)
2025年:回答率80.7%(速報値、ネット+郵送合計)(note.com)

 回答率が8割というのは、危機的状況です。この30年で回答率が下がってしまったわけです。
 この傾向は、いろいろな世論調査などでも同様です。昔から同じ形式で層別2段抽出などをして、面接調査を行うと、今や約3割の回答率になっています(NHKの調査など)。
 国勢調査は国が行うものであり、世論調査などと違ってみんなが回答することで人口などがくわしくわかり、今後の少子化とその対策などに役立ちます。回答率が下がると、そういったあたりがはっきりしなくなります。その意味で「事件」であり「危機」でもあります。
 どうすればいいのか、オーツには特にアイディアがあるわけではありません。それにしても、困った状況です。
 今を生きる人たちが全体としてプライバシーを重視し、自分のことを他人に知られたくないという意識が強くなっているのかと思います。そういう社会が行き着く先は、みんながみんなのことを知らない社会になりそうです。日本は、それでいいのか、そうあるべきなのか、何とも解決できない大問題です。
posted by オーツ at 04:02| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース時評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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