とある日曜日、オーツは練馬文化センターの大ホールで開催された「中村勘九郎 中村七之助 春暁歌舞伎特別公演2026」を妻と2人で見に行きました。
https://www.neribun.or.jp/nerima.html
まずはトークコーナーということで、女性アナウンサーが司会を務め、中村勘九郎・中村七之助の兄弟2人が歌舞伎のことを中心にいろいろ語りました。
最後の方には自由に質問を受け付けるということで、会場内から手を挙げた数人が質問しました。オーツはちょっと驚きました。こんなことをして、全然関係ないことを長々と質問する(というよりは自説を主張する)ようなことがあったらどうするのでしょうか。事前にさくらを決めておいて、質問内容も調整しておけばトラブルにはなりませんが、誰でも参加できる会では万が一のことが心配です。何せほとんどの観客が入場料を払って見に来ているわけですから。
5分間の休憩の後は「艶紅曙拙紅翫」(いろもみじつぎきのふつつかべにかん)でした。8人が出演する舞踊劇といったところでしょうか。朝顔売り、団扇売り、蝶々売り、虫売りなど、江戸時代ならではのさまざまな人が登場します。
踊りには、他の歌舞伎作品の一部が取り入れられているという話でしたが、オーツは歌舞伎にくわしくないので、どれがどの歌舞伎に該当するのか、さっぱりわかりませんでした。
20分の休憩を置いて、最後に「墨塗女」(すみぬりおんな)が演じられました。元々は狂言の「墨塗」だったそうで、それを歌舞伎にしたということです。大名が女性の元を尋ねてきます。国に帰ることを伝えるためです。女性が泣く振りをするのですが、涙が出てきません。そこで茶碗の水を目の下に付けて泣いたように見せかけるのですが、太郎冠者がその演技を見てしまい、お茶碗の中身を墨に変えてしまいます。すると、女性が目の下に黒い墨を流したようになるという話です。スジがわかりやすいので、楽しめます。しかし、お茶碗の中に墨が入っていることに気がつかないなんてことはありえません。こんなことをいうのは野暮の骨頂ですが。
何はともあれ、7,800 円という安い値段で歌舞伎が楽しめました。
オーツの席は、1階A列12番ということで一番前の席でした。舞台のかぶりつきです。役者の姿・顔・衣装がハッキリ見えます。こういう歌舞伎の見方は初めてだったので、おもしろく思いました。
2026年03月15日
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