オーツはとある晩にサントリーホールに行き、ヴァイオリンとピアノのリサイタルを聴きました。
演奏された曲目は4曲でした。
モーツァルト「ヴァイオリン・ソナタ第24番ヘ長調」
ブラームス、ディートリッヒ、シューマン「F.A.E. ソナタイ短調」
ダラピッコラ「タルティニアーナ第2番」
ブラームス「ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調「雨の歌」」
オーツは、庄司紗矢香さんの演奏を今まで2回ほどコンサート(協奏曲)で聞いたことがあります。
2008.2.17 http://o-tsu.seesaa.net/article/84371572.html
2025.7.8 http://o-tsu.seesaa.net/article/516767898.html
すばらしいヴァイオリニストだと思います。そこで、リサイタルでも聴いてみたいと思ったのでした。
今回の席は、13列36番ということで、1階席のかなり右寄りでしたがステージにもほど近く、演奏がかなりはっきり聞こえるところでした。
モーツァルト「ヴァイオリン・ソナタ第24番ヘ長調」は、全体として地味な仕上がりになっていました。派手さがないのはモーツァルトの特徴なのかもしれません。
ブラームス、ディートリッヒ、シューマン「F.A.E. ソナタイ短調」は、四つの楽章からなりますが、第1楽章がディートリッヒ、第2、第4楽章がシューマン、第3楽章がブラームスという3人がそれぞれ作曲するというかなり珍しいスタイルの曲でした。とはいえ、オーツが聞いた限りではどの楽章が誰の作曲か、当てることはできません。
ダラピッコラ「タルティニアーナ第2番」は 1950 年代の作品ということで、かなり技巧的な曲になっていました。庄司さんの腕が冴え渡る感じでしょうか。ただし、曲目自体は必ずしも現代的とは言えないように感じました。
ブラームス「ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調「雨の歌」」は、力強い部分と弱々しい部分があって、そういう両面ともに弾きこなす力量が求められます。
リサイタルですから、演奏者が弾きたい曲を弾く傾向がありそうです。オーツはこういう4曲は聞いたことがありませんでした。なぜこの組み合わせにしたのかもよくわかりませんが、庄司さんの幅広いレパートリー(の一部)を聞かせてくれたといったところでしょうか。
とはいえ、オーケストラのような大編成による多様な楽器と比べると、ヴァイオリンとピアノという二つの楽器だけでの演奏ですから、表現の幅はどうしても狭くなります。
音楽に何を求めるかは人それぞれでしょう。オーツは、メロディの美しさが一番のように思います。その点では、今回のようなリサイタルよりもオーケストラによるコンサートの方がオーツの好みのように感じました。
リサイタルは途中20分の休憩を挟んで 19:00-21:10 に行われました。
アンコールは2曲演奏されました。1曲目はブラームスのヴァイオリン・ソナタ第3番の第3楽章で、ピアニストのジャンルカ・カシオーリさんが演奏前に口頭で曲目を言ってくれたので、聞き取れたのですが、2曲目の曲名はうまく聞こえませんでした。
7,700 円というのは安い感じでしょうか。リサイタルは、演奏者が少ないので安上がりになるのでしょうかね。
2026年03月12日
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