2016年04月14日

ふるさと納税が集中する市町村

 オーツもふるさと納税をしています。
2015.8.28 http://o-tsu.seesaa.net/article/424914090.html
 朝日新聞でふるさと納税を取り上げた記事を見かけました。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12307236.html
(2016.4.13 5:00)
ふるさと納税で黒字になっている自治体のうち、上位10位で黒字の24%を占めるというものです。24%ならば、過度に集中しているともいえないレベルで、特に問題とは思いません。
 で、記事中にその10の自治体の名前が出ていました。以下の通りです。

 1.長崎県平戸市 14億6238万円 魚介類
 2.佐賀県玄海町 10億6662万円 魚介類
 3.北海道上士幌町 9億5695万円 肉
 4.宮崎県綾町   9億4379万円 肉、マンゴー
 5.山形県天童市  7億7896万円 サクランボ、将棋駒
 6.島根県浜田市  7億2431万円 魚介類
 7.長野県飯山市  6億2495万円 家電
 8.佐賀県小城市  5億1100万円 肉、ようかん
 9.宮崎県都城市  4億9579万円 肉、焼酎
10.鳥取県米子市  4億6511万円 肉、カニ

 こういうランキングはおもしろいものです。ふるさと納税をする人たちの多数派の傾向をうかがい知ることができます。
 魚介類のお礼をする自治体が上位に位置しています。また肉も多いようです。ふるさと納税をする人は、魚介類や肉類のお礼を意識しながら自治体を選んでいるようです。
 平戸市のケースを見てみましょう。
http://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/42207
こちらでは、「平戸瀬戸物語」が大人気のようです。
http://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/item_detail/42207/34805
 なるほど、「・ウチワエビ(3〜4尾)・サザエ(3〜5個)・真ガキ(1s)or岩ガキ(2個)orヒオウギ貝(4枚)」というわけで、平戸市らしいお礼の品です。
 ふるさと納税額の40%〜50%くらいがお礼になっているということで、かなりお得感があります。
 玄海町の場合、
http://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/41387
10万円以上のふるさと納税でもらえる「Premium GENKAI」や「GENKAI Times」が狙い目のようです。毎月1回お礼の品が送られてくるということで、全体でどれくらいの比率がお礼になっているのか、わかりにくいのですが、何回ももらえるというのはうれしいかもしれません。
 オーツは、食料品をもらうのがめんどうに思えて、特に魅力を感じないのですが、多数派の傾向ではこういうことなんですね。
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2016年04月07日

子の持ち物、名前どうする?

 オーツは朝日新聞の記事で見かけました。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12295126.html
(2016.4.5 5:00)
 今回の中学生誘拐事件で、容疑者の男は、被害者の女子中学生を自宅まで尾行し、そこにあった傘などに書かれた文字で名前を知ったという話です。
 それを受けて、子供の持ち物に名前を書くのは止めようという話が起こっているようです。
 オーツの息子の場合、保育園に通うころからすべての持ち物に名前を書くようにいわれました。子供は名前が識別できなくても、親や保育園の関係者が見て誰の持ち物かすぐわかることが必要だったのでしょう。
 小学校に入っても同様の事情でした。鉛筆の1本1本、消しゴムの1個1個にまで名前を書いたものです。こんな苦労をするくらいなら、いっそ捨てることになってもかまわないくらいだと感じました。
 当時使い始めたパソコンとプリンタを活用して、タックシールに小さなポイントで名前を印刷し、それをはさみで切って貼り付けたりしたのでした。上からセロテープを貼ればはがれにくくなります。
 さて、今回は、外部の人間に対してどうするかという問題です。
 子供の名前を見えないようにするというのは、世間の大人全体を誘拐犯扱いしているようで、オーツは心配しすぎのように思えます。名札を見せないようにしたりしても、誘拐しようと考えている人間ならば他の手段で子供の名前を確認するでしょう。誘拐犯に見られ、誘拐されてしまうことがあるというようなことは、実際に起こったことであり、否定できないけれども、起こる確率はきわめて低いものです。そういうごくまれに起こる事件のことを考えて、普段日常的に名前を示していることによるメリットをつぶしてしまうのはどんなものでしょうか。
 普通の大人でも、子供に話しかけられたときに、「あ、この子はいったい誰なんだろう。自分の子供の友達だろうか」などと思うことがあるものです。そんなとき、ふとバッグに書かれた名前を見て、「あ、○○ちゃんだ。子供の保育園時代の友達だ。大きくなったものだ」などと心の中で思いつつ話をつなげたりするのではないでしょうか。目に見えないけれども、こんなメリットもあると思います。
 マイナス面(被害の大きさ×生起する確率)とプラス面(利便性×生起確率(1.0?))の大小を考えて判断するほうがいいと思います。しかし、世間一般には、生起する確率が低いことは無視して、被害の大きさばかりに目が行ってしまい、したがってマイナス面が大きく見え、名札を見せないようにしようという方向になってしまうものです。
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2016年04月06日

所得格差が余命格差をますます広げる

 オーツは朝日新聞の記事で見かけました。
http://www.asahi.com/articles/ASJ3Q5VJ7J3QULPT003.html
(2016.4.4 17:49)
 「所得格差が余命格差をますます広げる」という題名の記事です。ニューヨークタイムズの記事を翻訳したもののようです。
 豊かな人のほうが貧しい人よりも長生きであることは事実です。そして、所得格差が余命格差をますます広げているという最近の傾向も、数値を見た限りでは「その通り」ということのように思えます。
 金持ちが長生きすることは、ありそうなことです。お金があれば、おいしいものを食べ、ちょっとでも調子が悪くなれば病院に行くことができます。広い自宅で、時間にもゆとりを持って生活できます。ストレスがなく、いかにも長生きしそうです。貧しい人はその反対であり、長生きはしにくいように感じます。
 しかし、気をつけなければいけません。
 豊かになれば長生きする、あるいは、長生きするためには豊かになることが必要だと考えるだけでは不十分です。
 所得の多少と平均余命には相関関係があるからといって、一方が他方の原因・理由であるということにはなりません。「長生きすれば豊かになる」というのは、どうにも説明ができなそうなので、「豊かになれば長生きする」と考えたくなりますが、他の可能性もあるのです。それは、第3の変数があって、それによって、豊かになりまた長生きする傾向があるという説明が可能な場合です。
 たとえば、規則正しい生活をするとか、良識があって不健全・不健康なことには手を出さないとかいう生活態度はどうでしょうか。そういう生活態度の人は、長い人生を自分の思うとおりに過ごすことによって結果的に所得が高くなっているかもしれません。そして、同時に、不健康な要因(タバコとか?)がなく、長生きできているのかもしれません。
 この記事は、そういう可能性を考慮せず、豊かになれば長生きするのだと(単純に)主張しているだけのように思えます。オーツはかなり違和感を覚えました。

 ところで、ずっと貧しい生活を続けてきた人が、あるとき3億円の宝くじに当たったとします。この人は長生きするでしょうか、しないでしょうか。ちょっと考えてみればわかります。長生きしそうにありません。過去の研究を見ても、宝くじの当選者は、得た当選金をあっという間に使い果たしてしまって、また元に戻ってしまうことが多いということが知られています。
 こんなことも考えると、お金があれば長生きするというのは、おかしな話であり、これこれの性格の人は結果的に所得水準が高くなり、かつ長生きすると考えるほうが合理的ではないでしょうか。
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2016年04月05日

日本での中国人の爆買い

 韓国で中国人のツアー客を買物に連れ回す話は以前ブログ記事に書きました。
2016.3.29 http://o-tsu.seesaa.net/article/435836732.html
 韓国でこうであれば、日本だって同じようなことがあるのではないかと思っていましたが、やはりそうです。
 ダイヤモンドオンラインで、中国人の爆買いがレポートされていました。
http://diamond.jp/articles/-/88784
(2016.3.31 徐 向東[中国市場戦略研究所代表])
 タイトルがすごいです。「パスポートを取り上げられて買い物させられる爆買い格安ツアーの実態」ですからねえ。
 日本語ができず、ツアーバスから離れられないということで、地面に座り込む中国人たち。外国に行って、ツアーガイドにパスポートまで取り上げられてしまったら、何も自由行動はできないでしょう。そうして、ツアーガイドはあちこち外国人客を連れ回し、最後に特定の店を紹介して買物をさせ、キックバックをもらうわけです。韓国でのやり方とまったく同じです。
 どこで作ったかわからないような無名の商品を高く買わせるということを通じて、日本のイメージが悪化していくのは納得できないことです。いい解決策はないものでしょうか。
ラベル:中国人 爆買い
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2016年03月29日

韓流旅行のひどさ

 最近は、日本でも外国人旅行者が増えています。外国人観光客が日本に落とす金も多くなっているということですから、基本的には好ましい方向でしょう。
 さて、先日、韓国の中央日報の記事(日本語版)を読んでいたら、気になる記事が掲載されていました。
 ハン・ウドク中国研究所所長による「韓流観光が「お寒い旅行」に転落…お金払って中国人観光客を買う?」というものです。(2016年3月16日)
http://japanese.joins.com/article/278/213278.html
http://japanese.joins.com/article/279/213279.html
http://japanese.joins.com/article/280/213280.html
 韓国で中国人観光客を招致するため、すごい競争が行われ、行き過ぎの局面が見られるというわけです。韓国の旅行会社が中国側にお金を払って中国人旅行客を連れてくるというのですから、何とも驚きです。こうして、中国人をショッピングに連れ回すというわけです。韓国人ガイドが観光客に強制的にショッピングさせるとなると、押し売りと同じです。ちょっと強い言い方をすれば、強盗をしているのと変わらないかもしれません。だって「金を出せ」と言っているわけですから。
 こんなことでは、中国人観光客も韓国に嫌気がさし、再訪はしないでしょう。
 韓国式のやり方は、旅行の本質に背いています。こういうやり方をしていたら、明るい未来はありません。中国人観光客が韓国に行かないという判断をするようになれば、韓国経済は深刻な打撃を受けるかもしれません。まあ身から出たさびですからしかたがないわけですが。
 ひるがえって考えてみるに、日本でももしかしてこんなバカな観光旅行が行われていないでしょうか。そんなことはないということであればいいのですが、韓国で行われていることなら、日本でも行われている可能性がありそうです。そういうことで、結果的に外国に対する日本のイメージを落とすことになってほしくないものです。
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2016年03月26日

高速道路の料金の計算法の変更

 4月1日から、高速道路の料金の計算法が変更になるという話は、テレビのニュースなどでも流れています。オーツは、どう変わるのか、具体的には知りませんでした。
 日経新聞の記事
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS01H4N_R00C16A3EE8000/
(2016/3/1 19:42)
で、そのあたりがくわしく説明されていました。出入り口が同じなら、どのルートを通っても、料金は同じになるという話です。
 なるほど。
 ということは、隣のインターチェンジまで行くのにぐるっと遠回りをしていっても同じ料金でいいということでしょうか。なんだか、暴走族が喜びそうな気がします。
http://www.shutoko.jp/fee/fee-info/capitalarea-new/
を見ると、「都心部(首都高速)経由の料金が高い場合には、都心部経由の料金は引き下げません。」とあるので、オーツが考えたような単純なことではないようです。
 しかし、将来的に高速道路のネットワークが伸びてくると、オーツが考えたような問題点が出てきそうです。

参考記事:
http://tabiris.com/archives/shutoko-2/
http://trafficnews.jp/post/49165/
ラベル:高速道路 料金
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2016年02月28日

完全自動運転車では人工知能が運転手?

 オーツが朝日新聞で見かけた記事です。
http://digital.asahi.com/articles/ASJ2D5D8SJ2DULFA020.html
アメリカでは、人工知能が運転手だと認められるようです。
 事故を起こしたときの責任は、クルマメーカーが負うということなのでしょうか。これはこれでメーカーが大変です。
 自動運転のクルマは、ドライブレコーダーを積んでいるでしょうから、クルマの前に人がわざと飛び込んだ場合などは、判別できるものと思います。事故が起これば、自動的に人工知能が警察に通報するのでしょうね。ひき逃げなどは原理的に起こらないので、これはいいかもしれません。
 朝日新聞の記事では、自動ブレーキがすでに実用化されていることになっています。
 では、自動ブレーキはどれくらいの実力なのでしょうか。
 そんな実験をしたという記事がネットにありました。
http://fundo.jp/28838
人形を使って、6車種で試してみると、自動ブレーキシステムがまともに動いたのはスバルのアウトバックだけという結果でした。これが「実用化された」実態です。
 自動ブレーキ技術の現状はこんなもののようです。
 まだまだ自動運転までは遠いのではないでしょうか。
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2016年01月10日

北朝鮮の核実験はなぜいけないのか

 北朝鮮が核実験を行ったことについては、テレビや新聞でも大いに報じられました。
 しかし、オーツは、ニュースに接していて、疑問に思うことがありました。
 たとえば、日経新聞を見てみましょう。1月6日 23:32 の記事です。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM06H7G_W6A100C1FF1000/
「主要国が相次ぎ北朝鮮を非難 「国際法への重大な違反」 」というものです。世界各国が北朝鮮を非難していることを報じています。しかし、なぜそういう非難をしているのかについては、全然説明していません。

 日経新聞1月7日 5:47 の記事
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK07H12_X00C16A1000000/
「国連安保理、北朝鮮核実験を「強く非難」 声明発表」では、「国連安全保障理事会は6日、北朝鮮が水素爆弾実験に成功したと発表したことを受け、緊急会合を開き、過去の核実験で採択した安保理決議に対する「明らかな違反」と非難する報道声明を出した。」と書いています。
 世界各国と同様、安保理も北朝鮮を非難しています。しかし、なぜそういう非難をしているのかについては、全然説明していません。
 オーツは、ここがわかりませんでした。
 新聞記事などでは「北朝鮮の核実験はなぜいけないのか」を述べなければならないと思います。
 「安保理決議に違反する」というのならば、過去にどういう決議が行われ、そのどの部分に違反するのかを説明しなければならないと思います。そこがすっぽり抜け落ちています。
 たとえば、外務省のサイトで、「国際連合安全保障理事会決議第1718号 和訳」
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/n_korea/anpo1718.html
が見られます。そこには、北朝鮮に対するさまざまな決定が書かれています。では、核実験を行うすべての国、核兵器を保有するすべての国に対して、国連安保理が同じように決定しているでしょうか。そうではありません。世界にはいろいろな国があり、その国の考え方で核兵器を保有していたり保有していなかったりするのですが、安保理決議では世界の国々を平等に扱っていません。

 世界を見渡すと、ずっと前からアメリカ、イギリス、フランス、ソ連(ロシア)、中国が核兵器を持っています。さらに、インド、パキスタン、イスラエルも核兵器を保有するようになりました。これらの国が核兵器を保有していることはそのままにして、北朝鮮が核兵器を持つことを非難できるのでしょうか。非難できるとすれば、それはなぜなのでしょうか。
 核先進国は、すでにたくさんの核実験を行い、十分な核の技術を持ったから、今から核実験を行う必要はなくなったと思います。アメリカは、「臨界前核実験」ということで、本当の核実験(連鎖的な核分裂反応)まではいたらないその前段階までの実験を行っています。それでいいのでしょうか。そういう国がなぜ核開発の後発国が核実験をおこなうことを非難できるのでしょうか。
 一つの説明は、核実験を行うことで、環境にダメージがあるということでしょう。この考え方をするならば、過去にアメリカなどが(地下でなく)地上で多くの核実験を行ったことをどう考えるのでしょうか。過去のことであり、済んでしまったことだということで、そのままでいいのでしょうか。
 別の説明として、北朝鮮は核の技術が十分でなく、実験を行うことで致命的な事故が起こる可能性があるというようなこともあるかもしれません。しかし、すべての技術開発とはそういうもので、失敗を積み重ねて技術が確立されていくものです。先進国が提供してくれない核技術を開発しようとする後発国としては当然のことです。
 北朝鮮の政治体制が、(国名に「民主主義」を入れている割には)民主的でなく、指導者個人が独裁的に統治しており、かつ、その指導者が他国に脅しをかけるようなことを盛んに主張しているので、そういう国に核開発を認めるべきではないというのもあるかもしれません。だとしたら、民主的な政治体制のもとで、自らの国益を考えて、核開発を進めるような国が現れたら、国際社会としてはどうするのでしょうか。
 国際社会の姿勢は一貫しているようには見えないし、不公平であると思います。

 ただし、オーツは、北朝鮮の核開発を評価するものではなく、隣人が危険な武器を振り回すようなことは止めてほしいと思っています。仮にそういう武器を使わなくても、見せびらかすだけでも「効果」はあるものです。しかし、一方では、アメリカでも国連でも、どうにも不公平ないしダブル・スタンダードが見られるようで、こちらも気持ちが悪いと思っています。
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2015年12月30日

従軍慰安婦問題への違和感

 ツイッターで流れたことですが、従軍慰安婦問題でなぜ違和感があるのか、見事にひとことで言い表しています。
長田達治 @osada_tatsuji
韓国の元慰安婦の騒ぎに違和感を隠せないのは、日本人だった人に補償するのだが、今でも日本人である人は補償しないという誰でも分かる「差別」が行われるからだ。家が貧しく親に売られて慰安婦になった多くの日本人は日陰で誰にも言えずに泣き暮らして死んで行き、騒いだ元日本人だけいい目を見ると。

 韓国の元慰安婦に対してこんなに金を出すとなると、台湾や中国もだまっていないでしょうね。他の国にも同じ問題があるでしょうし、そもそも日本人の元慰安婦が朝鮮半島出身者よりもたくさんいたわけですから、それらの人をどう扱うのでしょうか。単に無視していていいのでしょうか。

 今回も、日本政府は、決着とはとてもいえない決着をしたようですが、これでまた日韓の火種がくすぶり続けるように思います。日本の外交というのは、なぜ、こんなにもヘタなんでしょうか。アメリカから言われたので、しかたないのでしょうか。まったく情けない話です。
 韓国との間では 1965 年の日韓基本条約で決着しているのですから、それ以上何もしないという方針で行かないと、いくらでも問題を引きずります。ま、結果的に日本がいろいろやってきたので引きずっているわけですが。
 ソウルの日本大使館前の慰安婦像なんて、こういう像を建てるほど韓国人は非常識(別名バカ)なのだということを物語っているだけですから、日本が要請して撤去しなくてもいいと思います。韓国人が自主的に撤去して初めて解決する問題であり、そうなるまで「なぜ慰安婦像の設置がおかしいのか」を説明するべきです。説明してもわからないから非常識と言われるわけでしょうね。
 韓国人は、こういう慰安婦像を国際的な(韓国の)恥だと思わないのでしょうか。思わないのでしょうね。やっぱり、そういう意味で非常識なのではないでしょうか。
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2015年12月08日

学生時代のうちにやっておくべき7つのこと

 JBPRESS で安田修氏が、学生時代のうちにやっておくべき7つのことを述べています。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/45396
【1】何かに夢中になる
【2】海外を経験する
【3】難関資格を1つ、取得する
【4】会社を作って、潰す
【5】お酒と異性の経験を積む
【6】ギャンブルを経験する
【7】人間のクズのような生活をする

 あわせて「就活対策なら1〜3で十分です。むしろ1だけでも良いくらいです。4以降は、人生をトータルで豊かにするために学生時代にやっておくべきだと私が考えることです。」と述べています。
 オーツの学生時代を振り返ると、(40年以上前ということもありますが)全然当てはまりませんでした。
 何かに夢中になったといえば、オーツの場合、プログラミングだったように思います。当時は FORTRAN でしたが。
 海外は、学生時代に行くことはありませんでした。
 難関資格も全然取得しませんでした。
 会社を作るようなこともありませんでした。
 お酒と異性経験はしました。
 ギャンブル(麻雀)は経験しました。
 「人間のクズのような生活」は、少しはしたでしょうか。大学時代の寮生活は、他人からはよくこんなところに住めるなあなどと言われるようなところに住んでいました。
 というわけで、安田氏の意見はオーツにはあまり当てはまりません。

 学生諸君は、他人の意見を気にしないで、自分の思うように生きていくのがいいように思います。それでは指針がないから困るでしょうか。指針が必要だと考える人は、まさに自分で考えて自分の指針を作るべきです。他人に指針を示されないと動けないのでしょうか。指針がなくても、自分なりの学生生活を送るうちに、結果的にこれこれのことをやったなあということになるわけです。それでいいと思います。就活のために学生生活を送るわけではないですから。
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2015年12月07日

仙台の地下鉄東西線が開通

 12月6日、仙台の地下鉄東西線が開通したというニュースがありました。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK06H04_W5A201C1000000/
http://www.kotsu.city.sendai.jp/touzaisen/pdf/panfu11.pdf
 オーツは上記の日経新聞で記事を読んだのですが、「車両と駅ホームの間はわずか3センチメートルしかなく、車いすなどもそのまま乗り降りできる。」という点がユニークだと思いました。ということは、ホームにかかる部分の線路にカーブがないということです。推測するに、往復の2本の線路の中央に島状のホームというケースはないということでしょうね。とすると、2方向のホームが線路をはさむ形になるのでしょうから、間違ったホームに出てしまうと、反対方向のホームに行くまで手間がかかるということになりそうです。このあたり、仙台の地下鉄に実際に乗って確かめたいところです。

 仙台では南北線がすでに営業していますが、東西線が開通したことで便利になったように思います。仙台市内の主だったところは地下鉄で行けるようになります。
http://www.mapion.co.jp/station/ROP090001/
 仙台のホテルは、地下鉄の駅でいうと、青葉通一丁目から広瀬通くらいに分布しているのが多いですから、仙台近辺に用事がある場合も、ホテルまで簡単にいけることになります。
 東北大学に行く場合も、今まではバスを使っていましたが、これからは地下鉄を使うことになりそうです。やはり、バスよりも地下鉄のほうが早くて安心感があって、利用者から見たら便利です。
 そういえば、オーツは来年3月に仙台で用事があるので、そのときに仙台の地下鉄の初乗りを経験することになります。
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2015年12月06日

女性議員の育児休業

 オーツは朝日新聞の記事で見かけました。
http://www.asahi.com/articles/ASHCS6KHBHCSUPQJ00Y.html
女性議員が育児休業することの是非を問うものでした。
 女性が出産することは当然のことであり、その後は育児休業が必要なことも当然です。議員であっても例外ではありません。
 しかし、一方では、議員は任期が数年しかなく(地方議員であれば4年)、選挙で選ばれて議員になるということは、その期間は人々の代表として働くことが期待されているわけで、育児を理由に議会を欠席するようなことは問題だという見方も理解できます。
 問題は、議員だけでなく、一人しかおらずに代理が効かないような職業の場合に当てはまりそうです。
 総理大臣などはどうでしょうか。女性の(しかも若い)総理大臣というのはハードルが高いですが、仮にそういうケースがあったとしましょう。その総理大臣が妊娠・出産したら、育児休業ということで総理大臣の職務を休んでいいでしょうか。総理大臣が男性であっても、奥さんが若ければ、出産の可能性があるわけで、そんなとき育児休業ということも考えられるかもしれません。
 都道府県知事や市区町村長、会社の社長や団体の理事長などはどうでしょうか。そんな大げさでなくとも、部長・課長・係長レベルでも、ある範囲の組織のトップともなれば事情は似たようなものでしょう。
 組織というものは、個人がどうなっても代わりの人がいるものです。そうでなければ組織ではありません。ということでは、育児休業は立場や職業を越えて取得可能なものでなければならないという話になります。
 組織の長ではないけれど、代理が効かない個人的職業というと、歌手や俳優などの芸能人、プロスポーツ選手(大相撲の横綱、ゴルフの◯◯さん)、将棋の名人、アスリート(職業ではないかも)などが考えられます。一人でやっていく自営業なども該当します。
 これらは、代理が効かないといいつつも、当該の人が交通事故で半年間入院などということがありえます。それでも世の中は何とかなっていくものです。つまりは、一人でやっているように見えても、実際は社会の中で活動しているので、他人が代理をすることができるようになっているということです。
 そんなことを考えてみると、個人が育児休業などで欠けても仕事や社会は何とかなるということです。すべての仕事は代理の人が行うことができると思います。
 もっとも、「親」という立場(職業ではないでしょうね)も代理が可能だ(適当な保育者に任せられる)ということになりますから、親と職業のどちらを代理人に任せるかは考えなければなりませんし、最終的には本人が決めることです。どちらか一方にせよとか、当然こちらだなどと主張するべきではないと思います。
 というわけで、オーツは、議員が育休を取ることに賛成します。これは、育休を取るべきだと主張するものではなく、本人が育休を取ると判断したら、周りの人はそれを受け入れるべきだということです。
ラベル:休業 育児 議員 女性
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2015年12月03日

公園のボール遊び

 日経ビジネスの記者さんでしょうか、林英樹氏が、「「公園のボール遊び」は本当にダメなのか 担当者に確認して分かった法的根拠の曖昧さ」という記事をお書きです。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/221102/110600099/
 公園でボール遊びを禁止している例が多いけれど、その根拠は曖昧であるという趣旨です。
 ボール遊びといっても、中高生がサッカーボールや野球の硬球でゲームをしているような場合と、幼児が柔らかいボールを親と投げ合っている場合を同じように考えていいか、はなはだ疑問です。
 とはいえ、では、いったいどこに線引きをすればいいかと考えてみると、これはけっこうな難問です。「常識で考える」では解決になりません。遊びたい、遊ばせたい側の気持ちもわかるけれど、一方では、現実に我が子がボールでけがをさせられたりするケースもあるわけです。
 ボール遊び一律禁止というやり方によって、利用者が萎縮してしまうこともあります。
 考えてみると、これは意外に難しい問題です。
 公園だけではなく、ちょっとした芝生広場などでも、管理者がボール遊び禁止としている例があります。オーツの身近にもあります。
 規制を止めてあとは個人間の争い(訴訟を含む)に任せるか、やや広い範囲を管理者として禁止するかのどちらかしかなさそうです。
 この問題に関して、オーツは、明確な解決策を持っているわけではありません。ただ、悩んでいるだけです。オーツが悩んでも意味はないようにも思いますが、……。
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2015年09月30日

ホテルが満室で予約が取れない

 オーツは、日経ビジネスオンラインで知りました。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/278202/091000003/
「ホテルが取れない出張族に9つの解決策」というもので、宗像誠之・西雄大両氏の執筆によるもので、9月18日に公開されています。
 それによると、今、日本のホテルの予約が取りにくくなっているという話です。予約できても料金が高く、支給される出張旅費で高額な宿泊費がまかなえないという事態だそうです。中には、カプセルホテルや漫画喫茶も予約できず、野宿した例もあるとか。いやはや、大変な事態です。
 これというのも、訪日外国人の急増のためだそうです。
2015.8.11 ホテルの予約が取りにくいのは訪日客のため?
    http://o-tsu.seesaa.net/article/423967813.html
それにしても異常です。記事中にはアパホテルが3万円という例も挙がっています。オーツが経験した例
2015.6.20 京都の土曜日のホテル代が高い
    http://o-tsu.seesaa.net/article/420921299.html
も、同様でした。
 今や、国内の出張は、どこも大変なようです。オーツは、数ヶ月前にホテルを予約するようにしていますが、出張が決まったら、すぐにでも予約するようにしないと、宿が取れないということになりそうです。全国どこでもそんな状況になっているようです。いやはや、いやはや。
ラベル:満室 予約 ホテル
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2015年09月15日

銃乱射事件に巻き込まれたら

 オーツがネット内で見かけた記事です。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/44704
 2015.9.4 公開の老田章彦氏の記事です。
 乱射犯に追い詰められたらアメリカ人はどうするのでしょうか。
 銃乱射事件が頻発するアメリカで、対処法を教える教育ビデオの中身について書いてありました。
 第1は、逃げる。第2は、隠れる。そして第3は、戦うです。
 ごく普通の一般人がどんなことができるのでしょう。しかし、いざとなれば戦うしかないのでしょう。むざむざ殺されるよりははるかにマシというものです。他にしかたがなければ、戦うしかないのです。オーツがそんな場に巻き込まれたら、戦えるでしょうか。自信がないです。それにしてもアメリカ人は強そうです。
 こんなことを知ったとしても、そんな知識を使わずに一生を終えたいものです。
ラベル:銃乱射事件
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2015年08月31日

トヨタがホバーボードを作った

 映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー Part2」(1989)に出てくるホバーボードは、CGとワイヤによる特殊撮影であり、現実には存在しませんが、2015 年になって、それが現実化しました。トヨタが開発したホバーボードです。
 オーツは日経新聞の記事
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO90940770V20C15A8000000/
で知りました。
 リニアモーターカーの技術を応用しているというのが興味深いです。
 トヨタの技術力を物語っているかのようです。
 この話は夢があります。未来の乗り物を手にしたかのような感じです。何といっても楽しいです。
 オーツは、今まで生きてきて、ホバーボードを見ることに間に合ってよかったと思いました。
 まあ、こういう乗り物ですから、一般人が乗りこなすようになるまでにはまだまだ時間がかかるとは思いますが、それも不可能ではないように思いました。
 ただし、リニアモーターカーの原理を利用しているということは、このホバーボードでどこにでも行けるものではなく、あらかじめ設置されたレールの上を走るだけではあります。映画とは大違いですね。
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2015年08月22日

プロの消防士がいない中国

 オーツは、日経ビジネス ONLINE の記事で読みました。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/218009/081700010/
福島香織氏の執筆した記事です。
 今回の天津の化学薬品倉庫の大爆発事故については、様々なニュースが流れ、驚きの連続ですが、この記事では、中国の消防士の実態を述べています。それによれば、中国の消防士は数が少なく、若い人がその大半を占め、ベテランがいないという話です。消防士は安い給料で働いており、自分の仕事に誇りが持てない状況でもあります。これでは、化学物質が大量に保管されている火災現場で消防士が放水するのも当然かもしれません。
 事故原因などは、今後究明されるものと思いますが、この事故では、中国の普通の都市の近辺に潜む危険性について明らかになりました。こんな危険な物質が大量に保管されているのです。しかも、いい加減なやり方で運搬されているようです。それがどんなに危険なことか、中国人はわかっていないのでしょう。
 こんなことでは、とてもではないけれど、中国に滞在することは遠慮したいと思います。(いや、現在、具体的にオーツにオファーがあるわけではないのですが。)
 オーツは、しばらく前に中国に数ヶ月間滞在したことがあります。それはそれで貴重な経験をしたように思いますが、今だったら断っていたでしょう。今回の事故のようなことがあったら、これだけでも怖いですし、大気汚染(スモッグ)も健康に悪いことは明らかです。中国人の安全意識も問題だと思いますし、共産党の隠蔽体質(たとえば中国の高速鉄道の事故の際に事故車両を埋めてしまった対応など)もキライです。
 こういう発展途上国・中国の一般的傾向の一部として今回の消防士の問題があるように思います。こんなことがあるようでは、中国で安心して生活できません。
ラベル:中国 消防士
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2015年07月19日

消費者物価指数の対象品目の変化

 オーツは、Yahoo! のヘッドラインニュースで見ました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150718-00000005-asahi-brf
元ネタは朝日新聞です。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11865823.html
(2015年7月18日05時00分)
「お子様ランチ」もう調べません 物価指数、品目見直し

 「消費者物価指数」の対象品目に、来年からコンビニのセルフ式コーヒーや補聴器が加わり、お子様ランチや電気アイロンなどが外れる見通しになった。
【中略】
 17日に発表された見直し案によると、新たに加わるのは33品目。コンビニコーヒーは売り上げが急増中で、空気清浄機や電動アシスト自転車も入る。緊急時に警備員が駆けつける防犯システムの契約が伸びており、警備料も加わる。
 外れる品目は32。お子様ランチや筆箱は姿を消す。アイロンがいらないシャツの登場もあって、電気アイロンも対象外になる。

 消費者物価指数の対象品目の変遷で、日本に住む人の平均的日常生活がどんなものか、どう変わってきているかがうかがえます。
 オーツは、コンビニのセルフコーヒーは買いませんし、補聴器は使っていません。空気清浄機は持っていません。防犯システムの契約もしていません。
 アイロンは、数十年前のものがありますが、ここしばらく使っていません。ワイシャツの洗濯は全部クリーニング屋に任せています。
 お子様ランチは、孫が食べることがあるので、支出項目です。
 というわけで、オーツはどうも平均からかけ離れた生活をしているようです。

 そういえば、最近、街中で「補聴器」と書いた大きな看板をよく見かけるようになったように思います。けっこう需要があるのでしょうね。
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2015年07月15日

年金情報の入力ミスが多すぎる?

 オーツは朝日新聞の記事で知りました。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11856852.html
(2015年7月14日05時00分)
 日本年金機構がまたへまをやらかしたという記事です。
 以下に一部を引用します。
 個人情報は約101万人分が流出した。【中略】
 ところが、情報が流出した該当者の基礎年金番号を準備する段階で、リスト漏れが約5万4千件、違う番号を入れたケースが約4万6千件あったという。

 オーツは、この記事を読んで、おかしいと思いました。101万人分のデータ流出があったという場合、そのリストを手入力するなんてバカなことがあるわけありません。
 当然、適宜プログラムを組んで流出件数を数えたのでしょう。(あるいは、ファイル中のデータ件数をそのまま使っているのかもしれませんが。)
 101万人ものデータであれば、リストづくりもプログラムで行ったに違いありません。であれば、リスト漏れが5万4千件あったということが信じがたい事態です。最終的にリストの件数を数えれば、101万件でないことがわかり、その時点でプログラムが間違っていることがわかったはずです。だいたい、そういうプログラムでは、処理件数を数えて、実行の最終段階で「○件処理しました」とかいうメッセージを出すようにするのが常識というものです。
 次に、違う番号を入れたケースというのも理解できません。こちらも、まさか、手入力で番号を入れたわけはないと思います。ということはこちらもプログラムのミスでしょう。この場合も、プログラムを実行した後、手作業で一部のデータを付き合わせて抜け落ちがないかどうかを確認すれば、エラーがわかるはずです。
 違う番号を入れたケースが4万6千件あったことをどうやって確認したのでしょうか。プログラムを組んで走らせたのなら、それと同様の処理を最初の段階で行っておけば、エラーはたやすく発見できたはずです。
 だいたい、プログラムで処理するような場合、全部正しく処理するか、全部間違った処理をするかが普通であって、だいたいのデータがうまく処理できて、5%ほどのデータで全然違う番号をコピーしてしまったなどということ自体が信じがたいのです。どうやったら、そんなプログラムが作れるのでしょうか。
 仮に、手入力していたとしたら(そんなことはしないと思いますが)、5%の間違いというのは、とんでもなく高いエラー率です。普通は、1%か、それよりさらに低いと思います。二人が同じデータを入力して、その後に突き合わせて確認することにすれば、エラー率は、きわめて小さい値になるものです。
 朝日新聞の記者も、技術的なことをまったく知らずに取材していたのかもしれませんが、このような日本年金機構の説明で納得してしまうようなことではダメです。もっと突っ込んで取材をし、その上で(記者自身も納得して)記事を書くべきです。こういう記事が出てしまったことで、朝日新聞の記者(さらにはデスクや校閲部など)の質の問題が浮かび上がってしまったように思います。
 今回のトラブルの本当の原因を追及することで、今後、そのようなトラブルを起こさないためのノウハウが蓄積されるものです。
 オーツは、日本年金機構のいい加減さに腹が立つと同時に、朝日新聞にも腹が立ちました。
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2015年06月19日

数字のカラクリが必要であるという記事の数字の扱い方

 オーツは、ネット中のとある記事を読みました。
http://agora-web.jp/archives/1645477.html
(2015年06月18日05:00)
尾藤克之氏が深沢真太郎氏にインタビューする形の記事で、深沢氏が語り手で、尾藤氏が聞き手です。
 記事中に、こんな話が出てきます。
次のケースがあったとします。あなたは、A課の課長です。半期を過ぎて達成率が40%です。頑張っても目標には届きそうもありません。予算減額の交渉をしたいと考えたとしましょう。このような時、「厳しいので予算を下げてください」と頭を下げるのは愚の骨頂です。それこそ、ダメ課長の烙印をおされるだけです。

A課 予算2億(半期達成率40%) スタッフ10名
B課 予算1億(半期達成率60%) スタッフ5名

 オーツは、ここで「予算」ということばが出てきたとき、一体これは何かと思いました。A課とB課が、予算(つまりお金)を使って(研究開発をするとか)何かの目標を達成する話かと思いました。
 しかし、それでは、どうも話のつじつまが合いません。
 どうも「予算」というのは、課の売り上げのような話のようです。つまり、支出の予算ではなく、収入の予算です。こういうあたりがきちんとしていない点で、この人の話は回りに配慮していない傾向があると感じました。
 で、さらに、話はこう続きます。
私なら、A課、B課のコストを算出します。給料などの固定費や経費のコストを計算します。(仮に両課とも5000万円だとします)。さらに、スタッフ1名あたりの粗利益も算出します。

A課 売上実績8000万円−コスト5000万円=粗利益3000万円
粗利益3000万円÷10名=粗利益300万円/1名あたり

B課 売上実績6000万円−コスト5000万円=粗利益1000万円
粗利益1000万円÷5名=粗利益200万円/1名あたり

ここまでのスタッフあたりの粗利益を見れば、達成率60%のB課より達成率40%のA課のほうがパフォーマンスが良いとも評価できます。

 オーツは、この部分を読んで、かなり驚きました。数字の扱い方がずさんすぎます。
 コストというのは、「給料などの固定費や経費」というわけですが、スタッフ数が2倍もちがう二つの課で、コストが同額の 5,000 万円だという仮定は、あり得ません。普通は2倍くらいちがってしまうものです。給料は(人数比に応じて)2倍ちがうのが当然だし、仕事スペースとして部屋を使っているとしたら、人数に応じて広さも変わってくるものですから、部屋代という固定費もやはり2倍くらいちがうでしょう。水光熱費、交通費、通信費など、どう考えても2倍ちがってくるのではないでしょうか。おかしな仮定を置いてその後の議論を進めていくので、話がとんちんかんになります。
 オーツだったら、A課のコスト 5,000 万円、B課のコスト 2,500 万円として以下のような計算をするでしょう。
A課 売上実績8000万円−コスト5000万円=粗利益3000万円
粗利益3000万円÷10名=粗利益300万円/1名あたり

B課 売上実績6000万円−コスト2500万円=粗利益3500万円
粗利益3500万円÷5名=粗利益700万円/1名あたり

 この計算によれば、B課のほうがA課よりもずっとパフォーマンスが良いという評価になります。これが常識です。

 記事によれば、深沢氏は「現在、研修講師や大学教員として数字力を指導している」ようです。オーツは、こういう人に教わりたくはないなあと思いました。
 ちょっとネットで検索すると、深沢氏のプロフィールが出てきました。
http://imakarasuugaku.com/about/lecturer_fukasawa.html
それによると、「日本大学大学院総合基礎科学研究科修了 理学修士(数学)」だそうです。大学院修了者なんですね。日本大学は、一体、どんな教育をしているのでしょうか。いや、修士課程を終えているのだから、大学側の教育の問題というよりは、本人の問題が大きいですかね。
 そして、インタビューアーの尾藤氏は、何もツッコミをいれずに「---ありがとうございました。」でインタビューを終わらせています。これでいいのでしょうか。
 残念な記事でした。
posted by オーツ at 03:42| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース時評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする