オーツはアゴラ言論プラットフォームで「社会保障・老人福祉を削れば少子化は解決する説」という記事を読みました。
https://agora-web.jp/archives/250820070704.html
(2025.08.21 06:40)
執筆者は「Murasaki@論文解説お兄さん」です。プロフィールは以下にあります。
https://agora-web.jp/archives/author/murasaki
この記事は、ちょっと極端な言い方をしていますが、オーツが今まで読んだいろいろな少子化の記事の中で、少子化の原因をズバリ端的に言い当てているように感じました。
日本の年金などの社会保障の制度が充実してきたのは戦後ですが、まさにそれと並行して少子化が起こってきました。それぞれの時代に妥当な制度だと思われてきたものを、みんなで(政治家がみんなを代表して)相談して決めてきたはずです。そして、各個人はそのときどきの状況に合わせて人生の選択をしてきました。しかし、その結果、日本は現代になって少子化という今までにない危機的状況になってしまったわけです。
オーツが政治家による国会(本会議や各種委員会)や選挙時の演説などを聞いていると、少子化の原因をはき違えているように思われてしかたがありません。原因のとらえ方が間違っていたら対策・改善は不可能です。
それに対して、上記の記事はまったく腑に落ちるものでした。
だからといって、今から日本社会のあり方を変えるのは非常に困難なわけですが、少なくともこんな見方・考え方を頭の片隅に置いておいて、少子化問題および社会保障・老人福祉の問題を見ていくほうがよさそうに思えてきました。
まもなく(10年〜20年で)やってくる日本社会の崩壊にどう対処していくのかは悩ましい問題です。子々孫々にすばらしい日本という国を残してあげたいと思います。そのためには、社会保障・老人福祉の見直しにも立ち入ることが必要かもしれません。
そんなことを考えさせる大変おもしろい記事でした。
2025年08月22日
2024年05月29日
熊本のバス・電鉄5社、全国交通系ICカード離脱 全国初
オーツは日経新聞で読みました。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC280H70Y4A520C2000000/
(2024年5月28日 13:30 (2024年5月28日 15:30更新))
記事の中では、「全国交通系ICカードの決済システムを導入しており、機器が更新時期を迎えている。更新する場合、バスや電車に搭載している機器約900台分を入れ替える必要があり、5社全体で約12億円の費用が必要になる」とあります。オーツは、決済システムが1台で130万円もするということを知りました。確かに高いと感じます。バスは車内で精算するしかありませんから、交通系カードを扱うとなれば1台ごとに設備を設置しなければなりません。鉄道は、改札口だけに設備を設置すればいいわけですが、地方では無人駅が増えて、運転手が車内精算している場合も多く、これはバスと同様の仕組みであり、必要な設備費用がかさみます。
この問題は熊本のバス・電鉄会社に限りません。全国で同じ決済システムを使っているわけですから、同じ費用がかかっているはずです。というわけで、オーツが心配するのは、他の会社も後追いをするのではないか、つまり、SUICA が使われる場面がこれから減っていくのかということです。特に、バスや、地方の駅が無人化された鉄道(運転手が切符の確認をしている場合)で使えなくなるのではないかということです。
SUICA は、JR東日本が始めたので、JR各社が離脱することはなさそうですが、現状がJRに限られているわけではなく、幅広い店で使われています。
駅との類推で考えれば、お店などでは1箇所のレジで交通系ICカードが使えればいいので、代金の受け渡しがバスよりも駅に近くなりますから、たぶん、交通系カード決済はなくならないだろうと思われます。
SUICA はさまざまな店で使えるようになっていますが、これがそうでなくなると、これは日常生活の利便性に大きく影響します。しかし、今回の話はそこまで広がらないだろうと思えます。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC280H70Y4A520C2000000/
(2024年5月28日 13:30 (2024年5月28日 15:30更新))
記事の中では、「全国交通系ICカードの決済システムを導入しており、機器が更新時期を迎えている。更新する場合、バスや電車に搭載している機器約900台分を入れ替える必要があり、5社全体で約12億円の費用が必要になる」とあります。オーツは、決済システムが1台で130万円もするということを知りました。確かに高いと感じます。バスは車内で精算するしかありませんから、交通系カードを扱うとなれば1台ごとに設備を設置しなければなりません。鉄道は、改札口だけに設備を設置すればいいわけですが、地方では無人駅が増えて、運転手が車内精算している場合も多く、これはバスと同様の仕組みであり、必要な設備費用がかさみます。
この問題は熊本のバス・電鉄会社に限りません。全国で同じ決済システムを使っているわけですから、同じ費用がかかっているはずです。というわけで、オーツが心配するのは、他の会社も後追いをするのではないか、つまり、SUICA が使われる場面がこれから減っていくのかということです。特に、バスや、地方の駅が無人化された鉄道(運転手が切符の確認をしている場合)で使えなくなるのではないかということです。
SUICA は、JR東日本が始めたので、JR各社が離脱することはなさそうですが、現状がJRに限られているわけではなく、幅広い店で使われています。
駅との類推で考えれば、お店などでは1箇所のレジで交通系ICカードが使えればいいので、代金の受け渡しがバスよりも駅に近くなりますから、たぶん、交通系カード決済はなくならないだろうと思われます。
SUICA はさまざまな店で使えるようになっていますが、これがそうでなくなると、これは日常生活の利便性に大きく影響します。しかし、今回の話はそこまで広がらないだろうと思えます。
2024年01月24日
東北・上越・北陸新幹線、一部終日運休 24日は再開計画
オーツは、日経新聞でとあるニュースを読みました。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE236QY0T20C24A1000000/
(2024年1月23日 15:34 (2024年1月23日 20:17更新))
三つの新幹線が運休になったというニュースです。
このニュースに対し、放送大学の原武史教授がコメントを寄せています。
オーツは、原武史氏のコメントにかなり大きな違和感を持ちました。
第1に、常磐線の特急の走行区間を延長して走らせる案に対して、「東京と仙台の間の代替手段にしかならず、東北新幹線の沿線に当たる宇都宮、郡山、福島などは全く代替手段がない」と批判している点です。まず、東北新幹線は仙台以北から東京方面に移動する客が多いものと想定されます。であれば、常磐線経由であっても、在来線の特急(快速区間を含む)を走らせることでかなりカバーできます。
途中の駅(宇都宮、郡山、福島など)はちょっと不便ですが、「まったく代替手段がない」というのは言い過ぎです。在来線の東北線(宇都宮線)には快速やラピット号を含むいろいろな電車が走っており、非常時にはそれでかなり間に合うものと思われます。また、各地と東京を結ぶ高速バスという手段もあります。新幹線ほど高速・快適ではありませんが、何とか人の行き来はできるでしょう。事故があった際にはしかたがないと思います。
第2に、「ふだんから東北本線にも特急を走らせておいたほうがよい」というコメントが載っていますが、とんでもないことです。事故や災害は、頻発するわけでもなく、新幹線の運休なんて、数年〜数十年に一度くらいではないでしょうか。そんなときに備えて、在来線に毎日特急を走らせるのですか。大変なコストがかかり、そして普段は空気を運ぶことになるわけです。そういうムダな運行形態では赤字が激増するから在来線の特急を廃止したのでしょう。だったら、非常時は別の手段を考えるべきであって、今さら特急を走らせるなんて考えられない発想です。
言い訳みたいに「こうした事態が常態化するようであれば、」と言っていますが、こんなことが常態化するはずはありません。事故の起こる頻度(そして運休期間の長さ)を考慮して最適なストラテジーを考えるべきです。
原武史氏は鉄道ファンだという話です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E6%AD%A6%E5%8F%B2
それなら鉄道関係にもくわしいはずです。もっと鉄道事業全体を見る中でコメントしていただきたいと思いました。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE236QY0T20C24A1000000/
(2024年1月23日 15:34 (2024年1月23日 20:17更新))
三つの新幹線が運休になったというニュースです。
このニュースに対し、放送大学の原武史教授がコメントを寄せています。
別の視点 JR東日本は、東北新幹線の代替手段として品川といわきを結ぶ常磐線の特急「ひたち」を、いわきー仙台間は臨時快速にして仙台まで運転すると発表した。しかしこれでは、東京と仙台の間の代替手段にしかならず、東北新幹線の沿線に当たる宇都宮、郡山、福島などは全く代替手段がないことになる。前にも大きな地震があり、東北新幹線がしばらく動かず、東北本線に臨時快速が走ったことがあった。こうした事態が常態化するようであれば、ふだんから東北本線にも特急を走らせておいたほうがよい。分割民営化により在来線から特急をなくし、事実上新幹線でしか移動できないダイヤにしたことの負の側面が、如実にあらわれている。
オーツは、原武史氏のコメントにかなり大きな違和感を持ちました。
第1に、常磐線の特急の走行区間を延長して走らせる案に対して、「東京と仙台の間の代替手段にしかならず、東北新幹線の沿線に当たる宇都宮、郡山、福島などは全く代替手段がない」と批判している点です。まず、東北新幹線は仙台以北から東京方面に移動する客が多いものと想定されます。であれば、常磐線経由であっても、在来線の特急(快速区間を含む)を走らせることでかなりカバーできます。
途中の駅(宇都宮、郡山、福島など)はちょっと不便ですが、「まったく代替手段がない」というのは言い過ぎです。在来線の東北線(宇都宮線)には快速やラピット号を含むいろいろな電車が走っており、非常時にはそれでかなり間に合うものと思われます。また、各地と東京を結ぶ高速バスという手段もあります。新幹線ほど高速・快適ではありませんが、何とか人の行き来はできるでしょう。事故があった際にはしかたがないと思います。
第2に、「ふだんから東北本線にも特急を走らせておいたほうがよい」というコメントが載っていますが、とんでもないことです。事故や災害は、頻発するわけでもなく、新幹線の運休なんて、数年〜数十年に一度くらいではないでしょうか。そんなときに備えて、在来線に毎日特急を走らせるのですか。大変なコストがかかり、そして普段は空気を運ぶことになるわけです。そういうムダな運行形態では赤字が激増するから在来線の特急を廃止したのでしょう。だったら、非常時は別の手段を考えるべきであって、今さら特急を走らせるなんて考えられない発想です。
言い訳みたいに「こうした事態が常態化するようであれば、」と言っていますが、こんなことが常態化するはずはありません。事故の起こる頻度(そして運休期間の長さ)を考慮して最適なストラテジーを考えるべきです。
原武史氏は鉄道ファンだという話です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E6%AD%A6%E5%8F%B2
それなら鉄道関係にもくわしいはずです。もっと鉄道事業全体を見る中でコメントしていただきたいと思いました。
2023年02月20日
まぶしい自転車のライト、危険訴える声あり…規格は最近変更になった
オーツは読売新聞で読みました。
https://www.yomiuri.co.jp/column/henshu/20230215-OYT8T50016/
(2023/02/17 10:00)
編集委員の伊藤剛寛氏による記事で、自転車のライトがまぶしい場合があり、歩行者が危険を感じることがあるという話です。
オーツは、ちょっと前に、これを経験しました。夜の歩道を歩いていたときに、前方からとても明るいライトに照らされたのでした。クルマのヘッドライトのように明るかったので、そのときは、オートバイか原チャリかと思ったのですが、近づいてくると自転車だったことがわかりました。
そんな明るいライトは過去に見たことがなかったので、最近はそんなライトがあるのだと感心したものでした。LED と充電池の発達によってこんなライトがつくようになったわけです。
自転車を運転する側にしてみれば、遠くまで明るくなる方が安全運転に役立つと思ったのですが、上記の記事では、まぶしすぎてむしろ歩行者がライトの周りが見えなくなって危険だという話を書いています。
自分で後付けするライトの場合に調整が不備な場合があるということです。オーツも過去にそんな後付けのライトを使ったことがありました。そういうときの調整は自分の感覚を基準に行うので、どのくらいの方向にライトを向ければいいか、素人が手探りで行うしかありません。
自転車の整備も、クルマと同様に定期的に自転車屋で行うような時代が来るのかもしれません。電動アシスト自転車の場合、オーツは年1回の定期整備を行っています。最近は、街中に電動アシスト自転車が増えてきて、割合からいうと半分以上を占めているように感じます。それらが年1回定期点検されているとすれば、一般の自転車にまで定期整備を拡張しても対応可能なように思います。
https://www.yomiuri.co.jp/column/henshu/20230215-OYT8T50016/
(2023/02/17 10:00)
編集委員の伊藤剛寛氏による記事で、自転車のライトがまぶしい場合があり、歩行者が危険を感じることがあるという話です。
オーツは、ちょっと前に、これを経験しました。夜の歩道を歩いていたときに、前方からとても明るいライトに照らされたのでした。クルマのヘッドライトのように明るかったので、そのときは、オートバイか原チャリかと思ったのですが、近づいてくると自転車だったことがわかりました。
そんな明るいライトは過去に見たことがなかったので、最近はそんなライトがあるのだと感心したものでした。LED と充電池の発達によってこんなライトがつくようになったわけです。
自転車を運転する側にしてみれば、遠くまで明るくなる方が安全運転に役立つと思ったのですが、上記の記事では、まぶしすぎてむしろ歩行者がライトの周りが見えなくなって危険だという話を書いています。
自分で後付けするライトの場合に調整が不備な場合があるということです。オーツも過去にそんな後付けのライトを使ったことがありました。そういうときの調整は自分の感覚を基準に行うので、どのくらいの方向にライトを向ければいいか、素人が手探りで行うしかありません。
自転車の整備も、クルマと同様に定期的に自転車屋で行うような時代が来るのかもしれません。電動アシスト自転車の場合、オーツは年1回の定期整備を行っています。最近は、街中に電動アシスト自転車が増えてきて、割合からいうと半分以上を占めているように感じます。それらが年1回定期点検されているとすれば、一般の自転車にまで定期整備を拡張しても対応可能なように思います。
2023年01月31日
長崎大の助教雇い止めは「無効」、無期契約への転換認定 地裁判決
オーツは、朝日新聞で読みました。
https://www.asahi.com/articles/ASR1Z6FTHR1ZTIPE00J.html
(寺島笑花 2023年1月30日 20時30分)
長崎大学の有期雇用の助教が雇い止めに会い、「それは無効だ。無期契約に転換せよ」と裁判に訴えた結果、長崎地裁がそれを認めたという話です。
この件は、なかなかむずかしいのですが、背景にある制度が大事です。有期雇用契約を結んで働いている人の場合、(再度雇用契約を結んだりして)そのまま5年が経過すると、働いている人は「無期雇用に転換してほしい」と言える権利があるというものです。
長崎大学は、この制度に従い、有期雇用を繰り返しつつ、一定の年限に達したので、次回の契約はしないという判断をしたわけです。
ところが、これを長崎地裁がひっくり返してしまったのです。
オーツは、朝日新聞の記事を読んだだけですので、何を基準に長崎地裁がこう判断したのか、わからないのですが、ずいぶん無理筋な判決のように思いました。
第1に、契約というのは、当該助教と長崎大学の間で結ばれたものであり、有期雇用なのですから、期間が満了すれば、理由の如何を問わず、そこまでで契約終了になってしかるべきことです。契約終了にはそれ以外の理由が不要だと思います。「契約期間が満了した」ということだけで十分のはずです。だって、前からそういう約束をしていたわけですから。
記事中には、「判決は、大学が雇い止めを通知したのが契約終了の約4カ月前で、学習プログラムの方針変更や労働契約への影響について説明がなかったと指摘。他の配属先を探すために大学が誠実に対応しなかったことを挙げ、「社会通念上、相当性を欠く」として、雇い止めは無効と結論づけた。」とありますが、オーツは、この趣旨がわかりません。初めから、この日が来たら仕事は終わりという約束で働いているわけですから、雇い止めまでの期間は関係ありません。4ヶ月も前に通知すれば十分だと思います。「学習プログラムの方針変更や労働契約への影響について説明がなかった」としても、それは契約の中身とは関係しないと思います。長崎大学が何に基づいてどういう判断をしようとも、それは長崎大学側の判断であって、雇い止めの理由の説明などは不要であり、雇用期間が満了したことだけを理由にすればいいはずです。「他の配属先を探すために大学が誠実に対応しなかった」としても、しかたがありません。雇い止めになった後まで長崎大学がその人の面倒を見る必要はないと思います。むしろ、雇い止め後は個人の自由に任せるべきだし、働くか、働かないかを含めて、個人が考えて自分で行動すればいいだけです。「社会通念上、相当性を欠く」というのもそうは思いません。当初の約束に従って行動するのは当然であり、何も問題がありません。
第2に、この判決の影響の大きさが心配です。こんな判決がまかり通れば、大学全体に危機が広がります。有期雇用制度が崩れてしまうのです。有期雇用にしておいても無期雇用しなければならなくなるとしたら、そもそも有期雇用しても無意味です。となると、全員を無期雇用するのでしょうか。それが無理だから現在の制度になったわけです。ということは、この判決が導くものは、有期雇用制度の廃止であり、その結果として、たとえば、助教は1年単位の非常勤とするというような運用が考えられます。これはとんでもないことになりそうです。もともと助教は若い研究者の育成(端的には大学教員になること)を考慮した制度のはずですが、その機能が失われます。こうなると、大学に残って教員になることを目指そうというような人がいなくなるのではないかと思います。その結果、大学院を目指す人が減少し、大学院が機能しなくなり、つまり、近い将来の大学は後継者育成の機能が失われていくことになります。それでいいのでしょうか。
オーツは、この判決は大学の危機を招くものだと思います。
https://www.asahi.com/articles/ASR1Z6FTHR1ZTIPE00J.html
(寺島笑花 2023年1月30日 20時30分)
長崎大学の有期雇用の助教が雇い止めに会い、「それは無効だ。無期契約に転換せよ」と裁判に訴えた結果、長崎地裁がそれを認めたという話です。
この件は、なかなかむずかしいのですが、背景にある制度が大事です。有期雇用契約を結んで働いている人の場合、(再度雇用契約を結んだりして)そのまま5年が経過すると、働いている人は「無期雇用に転換してほしい」と言える権利があるというものです。
長崎大学は、この制度に従い、有期雇用を繰り返しつつ、一定の年限に達したので、次回の契約はしないという判断をしたわけです。
ところが、これを長崎地裁がひっくり返してしまったのです。
オーツは、朝日新聞の記事を読んだだけですので、何を基準に長崎地裁がこう判断したのか、わからないのですが、ずいぶん無理筋な判決のように思いました。
第1に、契約というのは、当該助教と長崎大学の間で結ばれたものであり、有期雇用なのですから、期間が満了すれば、理由の如何を問わず、そこまでで契約終了になってしかるべきことです。契約終了にはそれ以外の理由が不要だと思います。「契約期間が満了した」ということだけで十分のはずです。だって、前からそういう約束をしていたわけですから。
記事中には、「判決は、大学が雇い止めを通知したのが契約終了の約4カ月前で、学習プログラムの方針変更や労働契約への影響について説明がなかったと指摘。他の配属先を探すために大学が誠実に対応しなかったことを挙げ、「社会通念上、相当性を欠く」として、雇い止めは無効と結論づけた。」とありますが、オーツは、この趣旨がわかりません。初めから、この日が来たら仕事は終わりという約束で働いているわけですから、雇い止めまでの期間は関係ありません。4ヶ月も前に通知すれば十分だと思います。「学習プログラムの方針変更や労働契約への影響について説明がなかった」としても、それは契約の中身とは関係しないと思います。長崎大学が何に基づいてどういう判断をしようとも、それは長崎大学側の判断であって、雇い止めの理由の説明などは不要であり、雇用期間が満了したことだけを理由にすればいいはずです。「他の配属先を探すために大学が誠実に対応しなかった」としても、しかたがありません。雇い止めになった後まで長崎大学がその人の面倒を見る必要はないと思います。むしろ、雇い止め後は個人の自由に任せるべきだし、働くか、働かないかを含めて、個人が考えて自分で行動すればいいだけです。「社会通念上、相当性を欠く」というのもそうは思いません。当初の約束に従って行動するのは当然であり、何も問題がありません。
第2に、この判決の影響の大きさが心配です。こんな判決がまかり通れば、大学全体に危機が広がります。有期雇用制度が崩れてしまうのです。有期雇用にしておいても無期雇用しなければならなくなるとしたら、そもそも有期雇用しても無意味です。となると、全員を無期雇用するのでしょうか。それが無理だから現在の制度になったわけです。ということは、この判決が導くものは、有期雇用制度の廃止であり、その結果として、たとえば、助教は1年単位の非常勤とするというような運用が考えられます。これはとんでもないことになりそうです。もともと助教は若い研究者の育成(端的には大学教員になること)を考慮した制度のはずですが、その機能が失われます。こうなると、大学に残って教員になることを目指そうというような人がいなくなるのではないかと思います。その結果、大学院を目指す人が減少し、大学院が機能しなくなり、つまり、近い将来の大学は後継者育成の機能が失われていくことになります。それでいいのでしょうか。
オーツは、この判決は大学の危機を招くものだと思います。
2023年01月23日
ペット医療が高度化、動物病院にCT・MRI…獣医師「忌引休暇すら取れない」
オーツは読売新聞の記事で読みました。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230122-OYT1T50017/
(2023/01/22 10:14)
獣医師が忙しくて大変だという趣旨の記事です。獣医師の残業時間が医師や看護師よりも長いという厚生労働省の調査結果があるそうで、獣医師達の苦労が忍ばれます。
上の読売新聞の記事では、4月から「愛玩動物看護師」という新たな国家資格が導入され、獣医療行為の一部を担当してもらえるということで、獣医師がやや助かるという話も出てきます。しかし、どうも本質的な改善にはならないように思います。
高度なペット医療が求められたり、ペットの寿命が延びたりしているといった変化が獣医師の仕事に影響を与えているとのことですが、このような環境変化があれば、本来は、獣医師を増やして、みんなで仕事を分担するようにしないといけないのでしょう。しかし、ペットを飼っていない人たちは、獣医療に関する関心が低く(自分に関係ないと思えば当然そうなります)、社会全体として、獣医師を増やす政策なんて関心を引きつけることはないのでしょう。
でも、場合にもよりますが、獣医師を増やしておくことは、人間社会にとって、パンデミックなどに対する安全弁ということもあります。爆発的に感染が広がるような事態になれば、医師だけでは手が回らなくなるわけですから、看護師はもちろんのこと、隣接分野である歯科医師や獣医師も人間に対する医療行為の一部を担当するような例外的措置が必要になるかもしれません。正常時にはそんなことを考えなくてもいいのですが、非常時ともなれば話が違ってきます。
獣医学科の入学定員は今のままでいいのか、もっと増やす必要はないのか、獣医療関係者にもっと考えてもらわなければなりません。そして、関係者は、獣医療業界だけでなく、社会を大局的に見渡しながら、適切な旗振りをやってもらいたいものです。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230122-OYT1T50017/
(2023/01/22 10:14)
獣医師が忙しくて大変だという趣旨の記事です。獣医師の残業時間が医師や看護師よりも長いという厚生労働省の調査結果があるそうで、獣医師達の苦労が忍ばれます。
上の読売新聞の記事では、4月から「愛玩動物看護師」という新たな国家資格が導入され、獣医療行為の一部を担当してもらえるということで、獣医師がやや助かるという話も出てきます。しかし、どうも本質的な改善にはならないように思います。
高度なペット医療が求められたり、ペットの寿命が延びたりしているといった変化が獣医師の仕事に影響を与えているとのことですが、このような環境変化があれば、本来は、獣医師を増やして、みんなで仕事を分担するようにしないといけないのでしょう。しかし、ペットを飼っていない人たちは、獣医療に関する関心が低く(自分に関係ないと思えば当然そうなります)、社会全体として、獣医師を増やす政策なんて関心を引きつけることはないのでしょう。
でも、場合にもよりますが、獣医師を増やしておくことは、人間社会にとって、パンデミックなどに対する安全弁ということもあります。爆発的に感染が広がるような事態になれば、医師だけでは手が回らなくなるわけですから、看護師はもちろんのこと、隣接分野である歯科医師や獣医師も人間に対する医療行為の一部を担当するような例外的措置が必要になるかもしれません。正常時にはそんなことを考えなくてもいいのですが、非常時ともなれば話が違ってきます。
獣医学科の入学定員は今のままでいいのか、もっと増やす必要はないのか、獣医療関係者にもっと考えてもらわなければなりません。そして、関係者は、獣医療業界だけでなく、社会を大局的に見渡しながら、適切な旗振りをやってもらいたいものです。
2023年01月19日
PTAもう限界 「サザエさん」家庭は少数派、外の力頼れ
オーツは日経新聞で読みました。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF280CN0Y2A021C2000000/
(2023年1月17日 2:00)
「教育岩盤・迫る学校崩壊(2)」ということで、PTA が大変なことになっているという話です。
昔から PTA にはいろいろな問題があったわけですが、この記事では、PTA を解散した学校の話が出ていました。オーツはこれをおもしろいと思いました。PTA は任意団体ですから、解散しようと思えばできるわけです。こういうドラスティックな改革をやってみて、どんな問題が起こるのか、経験してみるのも意味があると思います。記事中には、PTA を実際解散してみたら、それはそれでそれなりにやっていけるという話がありました。意外とそんなものかもしれません。
専業主婦が少なくなれば、それまでのやり方では対応できないと思います。前例踏襲主義では、いつかは PTA に限界が来ると思われます。
オーツの場合、息子たちが小学生だったころ(ウン十年も昔の話ですが)PTA の問題には悩まされました。妻が働いていましたから、PTA 活動をするならオーツ自身がやる話になりそうで、だとすると、平日の日中の活動時間などは当然確保できないわけです。いろいろ活動できそうにも思われる反面、定期的に日中の会合があるとなると、参加はほぼ不可能ということになります。
ではどうするか。
結局、いい解決策は思いつかず、オーツが PTA に関わることはほぼなかったのですが、これは実に悩ましい問題でした。
記事では、外部委託(PTA 外の民間企業などに有料で業務を委託すること)の話などもあって、確かにそんなことも考えてもいいかもしれないと思いました。
ただ、PTA に限らず、実際携わってみれば、それはそれで個人的にいい経験になるというのも事実です。やれる人はやってみればいいと思います。ボランティアなどと同じような感覚です。
一方では、父母側にもいろいろな考え方の人がいて、役員が旗を振っても父母側が一枚岩でないのが現状ですから、PTA をうまく切り盛りしていくというのは至難の業だろうと思います。
保育園や幼稚園の父母会では、家庭や働く環境が似ている人が集まっているので、それなりに協力して活動できる面があります。(オーツの場合は保育園でした。)しかし、小学校からの PTA は、全員参加でいろいろな親が含まれますから、活動はむずかしくなります。ここには、いろいろな考え方の人々をまとめていくこと自体のむずかしさがあるように思います。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF280CN0Y2A021C2000000/
(2023年1月17日 2:00)
「教育岩盤・迫る学校崩壊(2)」ということで、PTA が大変なことになっているという話です。
昔から PTA にはいろいろな問題があったわけですが、この記事では、PTA を解散した学校の話が出ていました。オーツはこれをおもしろいと思いました。PTA は任意団体ですから、解散しようと思えばできるわけです。こういうドラスティックな改革をやってみて、どんな問題が起こるのか、経験してみるのも意味があると思います。記事中には、PTA を実際解散してみたら、それはそれでそれなりにやっていけるという話がありました。意外とそんなものかもしれません。
専業主婦が少なくなれば、それまでのやり方では対応できないと思います。前例踏襲主義では、いつかは PTA に限界が来ると思われます。
オーツの場合、息子たちが小学生だったころ(ウン十年も昔の話ですが)PTA の問題には悩まされました。妻が働いていましたから、PTA 活動をするならオーツ自身がやる話になりそうで、だとすると、平日の日中の活動時間などは当然確保できないわけです。いろいろ活動できそうにも思われる反面、定期的に日中の会合があるとなると、参加はほぼ不可能ということになります。
ではどうするか。
結局、いい解決策は思いつかず、オーツが PTA に関わることはほぼなかったのですが、これは実に悩ましい問題でした。
記事では、外部委託(PTA 外の民間企業などに有料で業務を委託すること)の話などもあって、確かにそんなことも考えてもいいかもしれないと思いました。
ただ、PTA に限らず、実際携わってみれば、それはそれで個人的にいい経験になるというのも事実です。やれる人はやってみればいいと思います。ボランティアなどと同じような感覚です。
一方では、父母側にもいろいろな考え方の人がいて、役員が旗を振っても父母側が一枚岩でないのが現状ですから、PTA をうまく切り盛りしていくというのは至難の業だろうと思います。
保育園や幼稚園の父母会では、家庭や働く環境が似ている人が集まっているので、それなりに協力して活動できる面があります。(オーツの場合は保育園でした。)しかし、小学校からの PTA は、全員参加でいろいろな親が含まれますから、活動はむずかしくなります。ここには、いろいろな考え方の人々をまとめていくこと自体のむずかしさがあるように思います。
2023年01月01日
年賀状じまい
オーツは日経新聞で読みました。
「「年賀状じまい」働く世代の2割弱 企業でも廃止の動き」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODB09BP00Z01C22A2000000/
(2022年12月28日 11:30)
この記事では、「民間調査ではリタイア後のシニア世代だけでなく、働き盛りの40〜50代でも2割近くが年賀状を送っていなかった。」とのことです。
オーツの場合でも、最近、年賀状の交換を止める人が身の回りで増えてきた印象があります。電子メールに切り替えた人も相当数います。
記事中には、「日本郵便によると、2023年用の年賀はがきの当初発行枚数は前年比10%減の約16億枚。04年のピーク時(約44億枚)から6割超減った。」ともあります。全体の枚数が減っているのは、ひとりが出す枚数を減らした影響もあるだろうし、出さなくなった人もいるしで、原因ははっきりしませんが、「6割超」の減少というのは大きな数字です。
記事には「年賀状の印刷事業を行うマイプリント(東京都多摩市)が1万人に行った調査では、22年1月に年賀状(喪中はがき含む)を出さなかった人が全体の43.5%に達した。」ということも書いてありました。4割以上の人が年賀状を出さないというのも驚きの数字でした。
オーツは、過去60年にわたって年賀状を出してきました。それだけの意味があるのかというと、よくわかりません。しかし、少なくとも「まだ死亡しておらず、生きている」ことを相手に伝える意味があり、自分の現住所を伝えるとともに、いろいろな相手の現住所を確認する意味があります。オーツは、今後も引越をする予定はありませんが、たとえば、老人ホームに入ったりすれば、住所を変更することになりそうです。
現住所を確認するよりも、メールアドレスを知りたいというケースもあるでしょうが、年賀状にもメールアドレスを書く人がいるので、それも(一応)可能でしょう。オーツの場合も、年賀状にメールアドレスを書いています。連絡手段としては、現住所や電話番号よりもメールアドレスが重要だと思います。
現住所は、メールで連絡が付かなくなったときの最後の手段という意味があります。
オーツが出した昔の年賀状では、現住所とともに電話番号を書いたりしたこともありましたが、今は、電話での連絡が少なくなったので、最近の年賀状では積極的に書かないことにしました。FAXも同じです。
年賀状の形でなくてもいいので、定期的に連絡先を交換しておくことは必要なことだと考えています。もっとも、リタイヤしたらそんな必要性も薄れるのかもしれませんが。
「「年賀状じまい」働く世代の2割弱 企業でも廃止の動き」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODB09BP00Z01C22A2000000/
(2022年12月28日 11:30)
この記事では、「民間調査ではリタイア後のシニア世代だけでなく、働き盛りの40〜50代でも2割近くが年賀状を送っていなかった。」とのことです。
オーツの場合でも、最近、年賀状の交換を止める人が身の回りで増えてきた印象があります。電子メールに切り替えた人も相当数います。
記事中には、「日本郵便によると、2023年用の年賀はがきの当初発行枚数は前年比10%減の約16億枚。04年のピーク時(約44億枚)から6割超減った。」ともあります。全体の枚数が減っているのは、ひとりが出す枚数を減らした影響もあるだろうし、出さなくなった人もいるしで、原因ははっきりしませんが、「6割超」の減少というのは大きな数字です。
記事には「年賀状の印刷事業を行うマイプリント(東京都多摩市)が1万人に行った調査では、22年1月に年賀状(喪中はがき含む)を出さなかった人が全体の43.5%に達した。」ということも書いてありました。4割以上の人が年賀状を出さないというのも驚きの数字でした。
オーツは、過去60年にわたって年賀状を出してきました。それだけの意味があるのかというと、よくわかりません。しかし、少なくとも「まだ死亡しておらず、生きている」ことを相手に伝える意味があり、自分の現住所を伝えるとともに、いろいろな相手の現住所を確認する意味があります。オーツは、今後も引越をする予定はありませんが、たとえば、老人ホームに入ったりすれば、住所を変更することになりそうです。
現住所を確認するよりも、メールアドレスを知りたいというケースもあるでしょうが、年賀状にもメールアドレスを書く人がいるので、それも(一応)可能でしょう。オーツの場合も、年賀状にメールアドレスを書いています。連絡手段としては、現住所や電話番号よりもメールアドレスが重要だと思います。
現住所は、メールで連絡が付かなくなったときの最後の手段という意味があります。
オーツが出した昔の年賀状では、現住所とともに電話番号を書いたりしたこともありましたが、今は、電話での連絡が少なくなったので、最近の年賀状では積極的に書かないことにしました。FAXも同じです。
年賀状の形でなくてもいいので、定期的に連絡先を交換しておくことは必要なことだと考えています。もっとも、リタイヤしたらそんな必要性も薄れるのかもしれませんが。
2022年08月14日
橘玲「禁断のアクア説(水生類人猿説)を再評価する」
オーツがネットで見かけた記事があります。
橘玲の「禁断のアクア説(水生類人猿説)を再評価する」です。
https://www.tachibana-akira.com/2022/07/13861
(2022年7月28日)
オーツは、この記事を一読して、とてもおもしろいと思いました。
アクア説(水生類人猿説)というのがあります。人類は進化の過程で水辺の近くで、さらには水の中に入りながら生活していた時期があるという考え方です。
この説で、いろいろ人類の特性を説明できます。
なぜ人類だけが二足歩行するのか、なぜ人類の鼻の穴は下向きなのか、なぜ人類は皮膚の下に皮下脂肪を蓄えているのか、なぜ人類は体毛がないのか、なぜ出産直後の赤ちゃんが泳げるのか、など、多くの謎がありますが、アクア説はこれらをきれいに説明できてしまいます。
この考え方は、オーツの場合、初めて知りました。とてもユニークな考え方です。
こんな考え方が提唱されるなんて、世界は何とおもしろいのでしょうか。
橘玲の「禁断のアクア説(水生類人猿説)を再評価する」です。
https://www.tachibana-akira.com/2022/07/13861
(2022年7月28日)
オーツは、この記事を一読して、とてもおもしろいと思いました。
アクア説(水生類人猿説)というのがあります。人類は進化の過程で水辺の近くで、さらには水の中に入りながら生活していた時期があるという考え方です。
この説で、いろいろ人類の特性を説明できます。
なぜ人類だけが二足歩行するのか、なぜ人類の鼻の穴は下向きなのか、なぜ人類は皮膚の下に皮下脂肪を蓄えているのか、なぜ人類は体毛がないのか、なぜ出産直後の赤ちゃんが泳げるのか、など、多くの謎がありますが、アクア説はこれらをきれいに説明できてしまいます。
この考え方は、オーツの場合、初めて知りました。とてもユニークな考え方です。
こんな考え方が提唱されるなんて、世界は何とおもしろいのでしょうか。
2022年07月22日
プラセボ(偽薬)なぜ効果? 知って服用でも症状改善例
オーツは日経新聞経由で読みました。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD06BJH0W2A700C2000000/
(2022年7月18日 5:00)
ナショナル ジオグラフィックの記事です。
常識的な見方では、プラセボ(偽薬)は治験のときに使うもので、薬効がまったくないことを前提にしています。プラセボを与える群と治験中の薬を与える群とで薬効がどう違うかを調べるために使われます。
ところが、プラセボに一定の効果があるというのです。身体が勝手に反応するということです。これは驚きです。しかも、この薬はプラセボだと患者に伝えた上で服用してもらっても、効果が出ることがあるというのですからいよいよ不思議です。
なぜこういうことが起きるかという説明がおもしろいと思いました。我々の脳が意図的に誤解するのですね。わかっていても(無意識に)反応してしまうということです。
人間の身体の不思議さを強く感じました。
もちろん、こういうことがあっても、治験自体は有効です。プラセボと治験中の薬の「差」をみるものだからです。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD06BJH0W2A700C2000000/
(2022年7月18日 5:00)
ナショナル ジオグラフィックの記事です。
常識的な見方では、プラセボ(偽薬)は治験のときに使うもので、薬効がまったくないことを前提にしています。プラセボを与える群と治験中の薬を与える群とで薬効がどう違うかを調べるために使われます。
ところが、プラセボに一定の効果があるというのです。身体が勝手に反応するということです。これは驚きです。しかも、この薬はプラセボだと患者に伝えた上で服用してもらっても、効果が出ることがあるというのですからいよいよ不思議です。
なぜこういうことが起きるかという説明がおもしろいと思いました。我々の脳が意図的に誤解するのですね。わかっていても(無意識に)反応してしまうということです。
人間の身体の不思議さを強く感じました。
もちろん、こういうことがあっても、治験自体は有効です。プラセボと治験中の薬の「差」をみるものだからです。
2022年07月20日
あなたの一票には意味があるのか
オーツは、橘玲氏によるこのタイトルのブログ記事を読み、大変興味を持ちました。
https://www.tachibana-akira.com/2022/07/13785
7月15日付の記事です。
法学者イリヤ・ソミンの『民主主義と政治的無知 小さな政府の方が賢い理由』(信山社)の紹介記事なのですが、論点がとてもクリアーです。
選挙は、多数の候補者の中から当選者を選ぶことですが、それが民主的に行われる限り、一票の価値はとても小さいということです。アメリカ大統領選挙の場合、当落に影響するのは6千万分の1くらいだという話です。しかも、多くの有権者は政治的に無知であって、かつ、有権者に政治的知識を持たせることも不可能という状態です。
ではどうしたらいいのか、という問題提起なのですが、解決策は非常に困難です。
ひるがえって、ではオーツは投票に行くとき、何を考えてコストのかかる投票をするのでしょうか。
投票しないならば、今後の政治の方向を「投票した人」に任せることになります。それは自分の考えと違うことがあるわけで、問題のように思います。オーツの一票の価値は小さいけれど、みんなが同じように考えれば、政治が「動く」ことは十分にあります。その意味で、小さい希望を持って、毎回の選挙に参加してきました。
結果的には、数十年間で数十回程度しか選挙に参加できないし、それで何か変わったかといえば、変わった面もあるけれど変わらない面もあり、投票行動がペイしたかといえば、そうでもない面が強かったように思います。しかし、そういう仕組みがあるからこそ、今の政治がよろしくないと思えば野党候補に1票を入れることもできるわけで、実際そうするか否かとは関係なく、そういう仕組みがあることが大事なのだろうと思います。その意味で、与党候補に投票することは、ある意味で現政権への信任投票という面が強いでしょう。
やはり、1票には1票の価値があると思います。そしてそれがわずかながらの価値であっても、ゼロでないことには大きな意味があるように思います。
https://www.tachibana-akira.com/2022/07/13785
7月15日付の記事です。
法学者イリヤ・ソミンの『民主主義と政治的無知 小さな政府の方が賢い理由』(信山社)の紹介記事なのですが、論点がとてもクリアーです。
選挙は、多数の候補者の中から当選者を選ぶことですが、それが民主的に行われる限り、一票の価値はとても小さいということです。アメリカ大統領選挙の場合、当落に影響するのは6千万分の1くらいだという話です。しかも、多くの有権者は政治的に無知であって、かつ、有権者に政治的知識を持たせることも不可能という状態です。
ではどうしたらいいのか、という問題提起なのですが、解決策は非常に困難です。
ひるがえって、ではオーツは投票に行くとき、何を考えてコストのかかる投票をするのでしょうか。
投票しないならば、今後の政治の方向を「投票した人」に任せることになります。それは自分の考えと違うことがあるわけで、問題のように思います。オーツの一票の価値は小さいけれど、みんなが同じように考えれば、政治が「動く」ことは十分にあります。その意味で、小さい希望を持って、毎回の選挙に参加してきました。
結果的には、数十年間で数十回程度しか選挙に参加できないし、それで何か変わったかといえば、変わった面もあるけれど変わらない面もあり、投票行動がペイしたかといえば、そうでもない面が強かったように思います。しかし、そういう仕組みがあるからこそ、今の政治がよろしくないと思えば野党候補に1票を入れることもできるわけで、実際そうするか否かとは関係なく、そういう仕組みがあることが大事なのだろうと思います。その意味で、与党候補に投票することは、ある意味で現政権への信任投票という面が強いでしょう。
やはり、1票には1票の価値があると思います。そしてそれがわずかながらの価値であっても、ゼロでないことには大きな意味があるように思います。
2022年07月09日
安倍晋三元総理の銃撃事件で報道されたことと報道されないこと
昨日は、安倍晋三元総理が銃撃されたニュースで日本中が大騒ぎでした。
偉大な政治家がなくなったことは大きな衝撃であり、まことに残念に思います。もちろん、こんなことは断じて許すことはできません。
しかし、オーツがマスコミの報道を見聞きしていると、若干違和感があることがありました。犯人が「元海上自衛官」ということばかりが報道されているように感じたことです。しかし、これは 2002-2005 年にそうだったということであり、17年前の話です。今回の銃撃事件とほぼ無関係でしょう。こんなことを報道しても、意味がありません。
むしろ、この犯人が海上自衛隊を辞めてから、どこでどのように生きてきたのかのほうが重要です。なぜならば、今後の同様の事件を防ぐために、どういうところに注意するべきかがわかってくるからです。今後詳細が順次報道されていくのでしょうが、それにしても、バランスを欠きます。
たぶん、事件発生から時間が経っていないので、警察もあまり把握していない部分が多く、マスコミも報道できないのでしょう。マスコミの調査能力はかなり低く、記者クラブなどを通じて捜査機関の発表を垂れ流している面が強いので、あまり期待できません。
犯人が何を考えて安倍元総理の襲撃に至ったかという点も、同じ観点で考えて、重要でしょう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/773eb75f96f81ef0316a4aecc4f80cd750fb0914
オーツは Yahoo! ニュースのこの記事で、犯人が「特定の宗教団体に恨み 関係がある安倍元総理を狙った」という供述をしていることを知りました。もう少し具体的に書いてもらわないと、何がどう関係するのかわかりませんが、あまり具体的に書くと、当該宗教団体に迷惑がかかることもあるので、どうしても奥歯にものが挟まったような書き方にならざるを得ません。
もしも、犯人の言い分がもっともだとしても、こんなことで数ヶ月にもわたる念入りな準備を行い、誰か(安倍元総理だとは限らない)が奈良に来るのをじっと待っているなんて、信じがたい話です。どうもまだ裏の闇があるように思われます。
今の段階では、事件の詳細(というか、背景)がよくわからないので、何とも言いにくい状況ですが、今後も注目していきたいと思います。
偉大な政治家がなくなったことは大きな衝撃であり、まことに残念に思います。もちろん、こんなことは断じて許すことはできません。
しかし、オーツがマスコミの報道を見聞きしていると、若干違和感があることがありました。犯人が「元海上自衛官」ということばかりが報道されているように感じたことです。しかし、これは 2002-2005 年にそうだったということであり、17年前の話です。今回の銃撃事件とほぼ無関係でしょう。こんなことを報道しても、意味がありません。
むしろ、この犯人が海上自衛隊を辞めてから、どこでどのように生きてきたのかのほうが重要です。なぜならば、今後の同様の事件を防ぐために、どういうところに注意するべきかがわかってくるからです。今後詳細が順次報道されていくのでしょうが、それにしても、バランスを欠きます。
たぶん、事件発生から時間が経っていないので、警察もあまり把握していない部分が多く、マスコミも報道できないのでしょう。マスコミの調査能力はかなり低く、記者クラブなどを通じて捜査機関の発表を垂れ流している面が強いので、あまり期待できません。
犯人が何を考えて安倍元総理の襲撃に至ったかという点も、同じ観点で考えて、重要でしょう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/773eb75f96f81ef0316a4aecc4f80cd750fb0914
オーツは Yahoo! ニュースのこの記事で、犯人が「特定の宗教団体に恨み 関係がある安倍元総理を狙った」という供述をしていることを知りました。もう少し具体的に書いてもらわないと、何がどう関係するのかわかりませんが、あまり具体的に書くと、当該宗教団体に迷惑がかかることもあるので、どうしても奥歯にものが挟まったような書き方にならざるを得ません。
もしも、犯人の言い分がもっともだとしても、こんなことで数ヶ月にもわたる念入りな準備を行い、誰か(安倍元総理だとは限らない)が奈良に来るのをじっと待っているなんて、信じがたい話です。どうもまだ裏の闇があるように思われます。
今の段階では、事件の詳細(というか、背景)がよくわからないので、何とも言いにくい状況ですが、今後も注目していきたいと思います。
2022年07月04日
参議院選挙立候補者の原発アンケートへの回答
オーツは NHK のサイトで見ました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220629/k10013693691000.html
NHK が参議院選挙の立候補者に対して原子力発電所のアンケートを行った結果を各党別に集計した結果が示されています。
545人が調査対象であり、517人が回答したということですから、現在の候補者の考え方がほぼそのまま反映していると思われます。
「原発への依存度」では、自民党でさえ「高めるべき」と「今の程度でよい」が半々程度ということに驚きました。オーツは、原発をもっと動かすしかないと思っていますが、オーツの考え方は政治家の皆さんとだいぶ違うようです。
もっと驚いたのは「再生可能エネルギー」です。
というわけで、再生可能エネルギーを主力電源とするという回答が意外に多くて驚きました。政党別のグラフで見ても、真っ赤な感じになっており、どこの党も再生可能エネルギーを中心にするという考え方が多数です。
この結果にはオーツは本当に驚きました。
今の暑い時期の節電要請などという馬鹿げた事態はなぜ起きたのでしょうか。この時期にエアコンを消したりすれば死者が出ます。政治は第1に国民の命を守るべきです。政治家はこのことがまったくわかっていないのではないでしょうか。再生可能エネルギーを中心にするなんて、どう考えても夢物語でしかありません。太陽光発電は晴れた日中しか発電できないし、風力発電は風が吹かないときには発電できません。水力発電なんて、現在の日本では微々たるものでしかありません。これらが主力電源になるなんてあり得ないことです。こんな簡単なことが政治家にはわからないのでしょうか。
こういう政治家の中から誰に投票しようかと考えるなんて、馬鹿らしく思えてきました。
参議院がこうであれば、衆議院だって同じようなものでしょう。
こういう政治家たちが日本の将来を決めていくわけですから、誰が首相になろうとも、大した違いではありません。
こんなことでは日本は滅びていくしかありません。
こういう調査は、類似のものがいろいろ行われているようです。
政党単位では、たとえば読売新聞の記事などがあります。
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20220629-OYT1T50035/
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220629/k10013693691000.html
NHK が参議院選挙の立候補者に対して原子力発電所のアンケートを行った結果を各党別に集計した結果が示されています。
545人が調査対象であり、517人が回答したということですから、現在の候補者の考え方がほぼそのまま反映していると思われます。
「原発への依存度」では、自民党でさえ「高めるべき」と「今の程度でよい」が半々程度ということに驚きました。オーツは、原発をもっと動かすしかないと思っていますが、オーツの考え方は政治家の皆さんとだいぶ違うようです。
もっと驚いたのは「再生可能エネルギー」です。
電源構成に占める再生可能エネルギーの割合を今後どうすべきだと考えるか4つの選択肢を挙げて聞いたところ、
▽「すべての電源を再エネでまかなうべき」が17%、
▽「主力電源とするべき」が38%、
▽「今の程度でよい」が17%、
▽「減らすべき」が11%でした。
というわけで、再生可能エネルギーを主力電源とするという回答が意外に多くて驚きました。政党別のグラフで見ても、真っ赤な感じになっており、どこの党も再生可能エネルギーを中心にするという考え方が多数です。
この結果にはオーツは本当に驚きました。
今の暑い時期の節電要請などという馬鹿げた事態はなぜ起きたのでしょうか。この時期にエアコンを消したりすれば死者が出ます。政治は第1に国民の命を守るべきです。政治家はこのことがまったくわかっていないのではないでしょうか。再生可能エネルギーを中心にするなんて、どう考えても夢物語でしかありません。太陽光発電は晴れた日中しか発電できないし、風力発電は風が吹かないときには発電できません。水力発電なんて、現在の日本では微々たるものでしかありません。これらが主力電源になるなんてあり得ないことです。こんな簡単なことが政治家にはわからないのでしょうか。
こういう政治家の中から誰に投票しようかと考えるなんて、馬鹿らしく思えてきました。
参議院がこうであれば、衆議院だって同じようなものでしょう。
こういう政治家たちが日本の将来を決めていくわけですから、誰が首相になろうとも、大した違いではありません。
こんなことでは日本は滅びていくしかありません。
こういう調査は、類似のものがいろいろ行われているようです。
政党単位では、たとえば読売新聞の記事などがあります。
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20220629-OYT1T50035/
2022年06月26日
食べログのアルゴリズム変更問題
オーツが最近目にして気になったニュースです。
食べログが、点数の評価の計算法を変更したことに対して、焼肉チェーンが訴えて、勝訴したというニュースです。
以下は、産経新聞の記事ですが、いろいろなところで話題になっていますので、これに限らず、関連記事も読めると思います。
「食べログ「優越的地位」公取懸念 ブラックボックスの評点基準」
https://www.sankei.com/article/20220616-UZ2JQJTJFROBVJSEWHG5WGTDBU/
(2022/6/16 20:08 村嶋 和樹)
「主張 「食べログ」判決 透明性が信頼につながる」
https://www.sankei.com/article/20220623-RP7DYSX57FJZ3HMIGQK35YBOKU/
(2022/6/23 05:00)
くわしい経緯が報じられていないので、推測で書くのも恐縮ですが、オーツはこの判決に同意する面もあるものの、かなり不満を感じたところもあります。
まず、判決の不満点です。食べログサイトで評価点を不当に下げられたため売り上げが落ち込んだという焼肉チェーンの主張なのですが、これをどうやって確認したのでしょうか。客足が悪くなったことが食べログの点数が下がったためだというのはどのようにして証明できるのでしょうか。そして、食べログが評価点を下げたことがなぜ「不当」なのでしょうか。
当該焼肉チェーンだけに関して、評価を下げるような変更であれば、不当な変更だと思いますが、すべてのチェーン店の評価を下げるようなことであれば、それが特に問題だとは思いません。飲食店の評価はさまざまなファクターの組み合わせで計算するものでしょう。その中の一つに「チェーン店か否か」があってもいいのではないでしょうか。仮に「店主が男性だったら評価点を上げる(下げる)」とか「最寄りの駅から 8km 以上離れている店は評価点を上げる(下げる)」のようなルールがあったとして、それは問題なのでしょうか。
店主か男性か女性かで点数を変えるようにすると、男女差別だというような考え方はあると思いますが、駅からの距離であれば、地域差別だというようなことになるのでしょうか。
そんなことを言い出すと、どんな評価式を使っていたとしても、何かしら問題点があるものです。つまりは、評価点を算出すること自体が問題だということになり、結局は、サイトの(またお店の)利用者にとってマイナスになるのではないでしょうか。
こういう問題点があるので、グルメサイトでは点数の計算方法に関するアルゴリズムは公表しないのが得策というものです。結果的にその点数が信頼できるものであれば、利用者が増え、サイト側にも利用者側にもメリットになるのではないでしょうか。
次に、判決に賛同する点です。原告の焼肉チェーンが新しいアルゴリズムの使用を差し止め請求した(判決では認められなかった)という点です。これは妥当な判決だと思います。どういうアルゴリズムを使うかはグルメサイトの自由であり、それがまずければ利用者が離れて結局サイト側にマイナスになって跳ね返ってきます。そういうことまで裁判で左右しようとする原告の考え方には違和感を感じます。
時代の変化とともに利用客の意識も変わっていきます。すると、飲食店の評価の基準も変わっていくものです。そういう変化に合わせて、グルメサイトで何を重視するかという評価も少しずつ変えていくようなことが必要なのではないでしょうか。原告の主張は、グルメサイト側のそういう適応なり変化なりをいっさい否定するものであり、とうてい受け入れられないと思います。この点の裁判所の判断は妥当であると思います。
食べログが、点数の評価の計算法を変更したことに対して、焼肉チェーンが訴えて、勝訴したというニュースです。
以下は、産経新聞の記事ですが、いろいろなところで話題になっていますので、これに限らず、関連記事も読めると思います。
「食べログ「優越的地位」公取懸念 ブラックボックスの評点基準」
https://www.sankei.com/article/20220616-UZ2JQJTJFROBVJSEWHG5WGTDBU/
(2022/6/16 20:08 村嶋 和樹)
「主張 「食べログ」判決 透明性が信頼につながる」
https://www.sankei.com/article/20220623-RP7DYSX57FJZ3HMIGQK35YBOKU/
(2022/6/23 05:00)
くわしい経緯が報じられていないので、推測で書くのも恐縮ですが、オーツはこの判決に同意する面もあるものの、かなり不満を感じたところもあります。
まず、判決の不満点です。食べログサイトで評価点を不当に下げられたため売り上げが落ち込んだという焼肉チェーンの主張なのですが、これをどうやって確認したのでしょうか。客足が悪くなったことが食べログの点数が下がったためだというのはどのようにして証明できるのでしょうか。そして、食べログが評価点を下げたことがなぜ「不当」なのでしょうか。
当該焼肉チェーンだけに関して、評価を下げるような変更であれば、不当な変更だと思いますが、すべてのチェーン店の評価を下げるようなことであれば、それが特に問題だとは思いません。飲食店の評価はさまざまなファクターの組み合わせで計算するものでしょう。その中の一つに「チェーン店か否か」があってもいいのではないでしょうか。仮に「店主が男性だったら評価点を上げる(下げる)」とか「最寄りの駅から 8km 以上離れている店は評価点を上げる(下げる)」のようなルールがあったとして、それは問題なのでしょうか。
店主か男性か女性かで点数を変えるようにすると、男女差別だというような考え方はあると思いますが、駅からの距離であれば、地域差別だというようなことになるのでしょうか。
そんなことを言い出すと、どんな評価式を使っていたとしても、何かしら問題点があるものです。つまりは、評価点を算出すること自体が問題だということになり、結局は、サイトの(またお店の)利用者にとってマイナスになるのではないでしょうか。
こういう問題点があるので、グルメサイトでは点数の計算方法に関するアルゴリズムは公表しないのが得策というものです。結果的にその点数が信頼できるものであれば、利用者が増え、サイト側にも利用者側にもメリットになるのではないでしょうか。
次に、判決に賛同する点です。原告の焼肉チェーンが新しいアルゴリズムの使用を差し止め請求した(判決では認められなかった)という点です。これは妥当な判決だと思います。どういうアルゴリズムを使うかはグルメサイトの自由であり、それがまずければ利用者が離れて結局サイト側にマイナスになって跳ね返ってきます。そういうことまで裁判で左右しようとする原告の考え方には違和感を感じます。
時代の変化とともに利用客の意識も変わっていきます。すると、飲食店の評価の基準も変わっていくものです。そういう変化に合わせて、グルメサイトで何を重視するかという評価も少しずつ変えていくようなことが必要なのではないでしょうか。原告の主張は、グルメサイト側のそういう適応なり変化なりをいっさい否定するものであり、とうてい受け入れられないと思います。この点の裁判所の判断は妥当であると思います。
2022年06月23日
マスクを外せない日本人
オーツは産経新聞の記事で読みました。
https://www.sankei.com/article/20220621-7LQDI6G6PZJPZIB443MKDN5O2Q/
「「マスクなし」に6割が否定的印象、8割超は着用を継続 男女708人調査」
(2022/6/21 16:35)
「ライボ」(東京)という機関が行った調査だそうですが、記事中には「5月中旬にインターネットで実施。20〜50代の仕事を持つ男女708人」とありますので、まあ信頼できる結果といえるでしょう。
今後もマスクの着用を続けるかどうかについては「続ける」という回答が 87.3% だったとのことです。こんなに多数であることにオーツは驚きました。
「マスクをしていない人への印象について聞いたところ「関わりたくない」(36.5%)、「不快に感じる」(25.6%)ということで、合計すると 62.1% が否定的反応を示したとのことです。
何ということでしょう。
日本は、世界の潮流と大きくズレています。各国は、新型コロナウィルス感染症の毎日の新規感染者数が日本よりももっとずっと多く、死亡者もそれなりの数が出ている状態でも、マスクを付ける必要はないとして規制を緩和しています。マスクは感染予防に関して有効な面もあるものの、はっきりいえば大した効果ではないと思います。マスクをしていてもしていなくても、感染するときは感染するし、感染しないときは感染しないのです。
オーツは、むしろ、マスクを常用することの弊害が大きいと思います。その一例はちょっと前のブログ記事に書きました。
2022.6.15 http://o-tsu.seesaa.net/article/488896257.html
みんながマスクをしている状態では、旅行も外食も元通りというわけにはいかないでしょう。
なぜ、日本はこんなことになってしまったのでしょうか。
政治家の判断のズレが大きく関わっているように思います。しかし、それとともに、周りの目を気にする日本人の考え方(大きくいえば「文化」)が関わっていそうです。であれば、マスクを外すことはそう簡単にできることではないのかもしれません。これからまた暑くなる季節です。マスクによって、いっそう暑苦しい生活を強いられそうです。
https://www.sankei.com/article/20220621-7LQDI6G6PZJPZIB443MKDN5O2Q/
「「マスクなし」に6割が否定的印象、8割超は着用を継続 男女708人調査」
(2022/6/21 16:35)
「ライボ」(東京)という機関が行った調査だそうですが、記事中には「5月中旬にインターネットで実施。20〜50代の仕事を持つ男女708人」とありますので、まあ信頼できる結果といえるでしょう。
今後もマスクの着用を続けるかどうかについては「続ける」という回答が 87.3% だったとのことです。こんなに多数であることにオーツは驚きました。
「マスクをしていない人への印象について聞いたところ「関わりたくない」(36.5%)、「不快に感じる」(25.6%)ということで、合計すると 62.1% が否定的反応を示したとのことです。
何ということでしょう。
日本は、世界の潮流と大きくズレています。各国は、新型コロナウィルス感染症の毎日の新規感染者数が日本よりももっとずっと多く、死亡者もそれなりの数が出ている状態でも、マスクを付ける必要はないとして規制を緩和しています。マスクは感染予防に関して有効な面もあるものの、はっきりいえば大した効果ではないと思います。マスクをしていてもしていなくても、感染するときは感染するし、感染しないときは感染しないのです。
オーツは、むしろ、マスクを常用することの弊害が大きいと思います。その一例はちょっと前のブログ記事に書きました。
2022.6.15 http://o-tsu.seesaa.net/article/488896257.html
みんながマスクをしている状態では、旅行も外食も元通りというわけにはいかないでしょう。
なぜ、日本はこんなことになってしまったのでしょうか。
政治家の判断のズレが大きく関わっているように思います。しかし、それとともに、周りの目を気にする日本人の考え方(大きくいえば「文化」)が関わっていそうです。であれば、マスクを外すことはそう簡単にできることではないのかもしれません。これからまた暑くなる季節です。マスクによって、いっそう暑苦しい生活を強いられそうです。
2022年05月26日
全日空、空港チェックイン原則廃止、スマホで完結
オーツは産経新聞で読みました。
https://www.sankei.com/article/20220524-PJMUQLV3BZO2TEHN5UKWXYSGPY/
(2022/5/24 16:15)
全日空は、各地の空港でのチェックイン機を廃止するとのことです。
いよいよスマホ依存になっていくのでしょうか。
オーツはスマホを持ってはいるものの、あまり使いません。使い勝手がすごく悪いと感じています。
飛行機便の予約も、スマホでしたことがありません。いつもパソコンを使っています。
飛行機に乗るときは、e-ticket を紙に印刷して持参するようにしています。オーツは、基本的にスマホを信用していません。スマホだけでチェックインできるようになったとして、スマホが空港で起動しなかったらどうすればいいのでしょうか。
紙なら、そういう故障の類はいっさいあり得ません。印刷した紙を持参する方がずっと便利なように思います。持参することを忘れるリスクは紙もスマホも同じです。
時代の趨勢はスマホであることも理解しているつもりですが、スマホを使っていない人でも飛行機に乗れるようになっていればそれで十分です。オーツの場合を考えれば、どうせあと20年もすれば飛行機に乗るようなこともなくなるのではないかと思います。それまで紙で手続きができれば十分です。日本は、変化が少ない国だし、昔ながらのやり方がずっと好まれる傾向が強いので、20年くらいは今のやり方が続くものと考えています(オーツの個人的意見です)。
https://www.sankei.com/article/20220524-PJMUQLV3BZO2TEHN5UKWXYSGPY/
(2022/5/24 16:15)
全日空は、各地の空港でのチェックイン機を廃止するとのことです。
いよいよスマホ依存になっていくのでしょうか。
オーツはスマホを持ってはいるものの、あまり使いません。使い勝手がすごく悪いと感じています。
飛行機便の予約も、スマホでしたことがありません。いつもパソコンを使っています。
飛行機に乗るときは、e-ticket を紙に印刷して持参するようにしています。オーツは、基本的にスマホを信用していません。スマホだけでチェックインできるようになったとして、スマホが空港で起動しなかったらどうすればいいのでしょうか。
紙なら、そういう故障の類はいっさいあり得ません。印刷した紙を持参する方がずっと便利なように思います。持参することを忘れるリスクは紙もスマホも同じです。
時代の趨勢はスマホであることも理解しているつもりですが、スマホを使っていない人でも飛行機に乗れるようになっていればそれで十分です。オーツの場合を考えれば、どうせあと20年もすれば飛行機に乗るようなこともなくなるのではないかと思います。それまで紙で手続きができれば十分です。日本は、変化が少ない国だし、昔ながらのやり方がずっと好まれる傾向が強いので、20年くらいは今のやり方が続くものと考えています(オーツの個人的意見です)。
2022年02月23日
狙われるウイグル知識人 千葉大研究者も拘束か、弟と妹が抗議
オーツは産経新聞で読みました。
https://www.sankei.com/article/20220221-2ZXWMVGGXRNQ7KRRYP4HZEPF5Y/2/
(2022/2/21 15:39)
千葉大の大学院で言語処理の研究をしていたウイグル人(アブドハリリさん)がウイグルに戻ったら中国当局に拘束されたとの話です。
千葉大大学院の伝康晴さんが指導教官だったということですが、伝さんは自然言語処理を中心とする研究者ですから、このウイグル人の研究者がやっていたことは、単なる(といっては恐縮ですが)自然言語処理であり、学問・研究一筋だったに違いありません。アブドハリリさんはスパイとかでも何でもないし、研究内容が政治と関係するとも思えません。
しかし、記事では、ウイグル協会のレテプ・アフメット副会長の話として、「ウイグル語はコンピューター上で扱いが難しかった。中国当局にはアブドハリリ氏のような技術者を拘束し、ITの分野からウイグル語を排除させたい思惑がある」ということを伝えています。ウイグル語自体を研究し、またコンピュータで処理するという研究が、一部の人には不都合な話になってしまうという点が恐いと思いました。
もしかして、オーツの学生時代の選択が別の道だったならば、オーツ自身がウイグル語を研究することになっていたかもしれないし、コンピュータでコーパスを作ったり、そのためにウイグル語の入力・出力の研究などをやっていたかもしれません。ウイグル語の研究のために中国(新疆ウイグル自治区)に行くなんてことになっていたかもしれません。そうなったら、オーツが中国の公安に逮捕されるのでしょうか。
オーツの感覚では、この問題はとても他人事と思えませんでした。
言語の研究をしていることが理由で拘束されるなんて、なんたる暴挙でしょうか。
もちろん、中国の当局は、おおやけに「アブドハリリさんはウイグル語を研究しているから拘束した」とはいいません。「アブドハリリさんはこれこれしかじかのテロ集団と関係していた(疑いがある)から拘束した」などというに決まっています。しかし、本人の日本での行動などから考えるに、それは単なる言いがかりでしかないと思います。
中国は、人文科学の一部としての言語研究まで禁止しようとしているのですね。中国は、明らかに、学問の自由なんてまったく無視しています。この点では、とんでもない国だと思います。
https://www.sankei.com/article/20220221-2ZXWMVGGXRNQ7KRRYP4HZEPF5Y/2/
(2022/2/21 15:39)
千葉大の大学院で言語処理の研究をしていたウイグル人(アブドハリリさん)がウイグルに戻ったら中国当局に拘束されたとの話です。
千葉大大学院の伝康晴さんが指導教官だったということですが、伝さんは自然言語処理を中心とする研究者ですから、このウイグル人の研究者がやっていたことは、単なる(といっては恐縮ですが)自然言語処理であり、学問・研究一筋だったに違いありません。アブドハリリさんはスパイとかでも何でもないし、研究内容が政治と関係するとも思えません。
しかし、記事では、ウイグル協会のレテプ・アフメット副会長の話として、「ウイグル語はコンピューター上で扱いが難しかった。中国当局にはアブドハリリ氏のような技術者を拘束し、ITの分野からウイグル語を排除させたい思惑がある」ということを伝えています。ウイグル語自体を研究し、またコンピュータで処理するという研究が、一部の人には不都合な話になってしまうという点が恐いと思いました。
もしかして、オーツの学生時代の選択が別の道だったならば、オーツ自身がウイグル語を研究することになっていたかもしれないし、コンピュータでコーパスを作ったり、そのためにウイグル語の入力・出力の研究などをやっていたかもしれません。ウイグル語の研究のために中国(新疆ウイグル自治区)に行くなんてことになっていたかもしれません。そうなったら、オーツが中国の公安に逮捕されるのでしょうか。
オーツの感覚では、この問題はとても他人事と思えませんでした。
言語の研究をしていることが理由で拘束されるなんて、なんたる暴挙でしょうか。
もちろん、中国の当局は、おおやけに「アブドハリリさんはウイグル語を研究しているから拘束した」とはいいません。「アブドハリリさんはこれこれしかじかのテロ集団と関係していた(疑いがある)から拘束した」などというに決まっています。しかし、本人の日本での行動などから考えるに、それは単なる言いがかりでしかないと思います。
中国は、人文科学の一部としての言語研究まで禁止しようとしているのですね。中国は、明らかに、学問の自由なんてまったく無視しています。この点では、とんでもない国だと思います。
2021年10月03日
トヨタの立ち乗りEV
オーツは日経新聞で知りました。トヨタが立ち乗りEVを販売するという話です。
「トヨタ、34万円の立ち乗りEV フル充電で14キロ走行」
(2021年10月1日 13:30)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD305DX0Q1A930C2000000/
立ち乗りEVというのは、つまり電動キックボードのようなものです。
公道が走れないのは、電動キックボードと同じで、法律上の規制のためです。ナンバープレートやバックミラーをつけないと公道が走れません。
しかし、空港内とか公園の中とか、公道でないところなら走れるし、それはそれでそれなりの使い道があると思います。
スピードのほうは、時速2〜10キロということですから、徒歩ないし自転車並みということです。写真で見る限り、このスタイルを採用したということは、あまり速く走ることを想定していないとみるべきでしょう。
こういうEVが普及してくると、公道も走れるように、法律が変わるかもしれません。そうすると、今はクルマに乗っている高齢者も、運転免許を返上して、近くのスーパーへの買い物くらいはこういうEVで行けるようになります。そんなことを考えると、立ち乗り型よりも車椅子型のほうが便利そうです。
何はともあれ、今後に期待したいものです。
「トヨタ、34万円の立ち乗りEV フル充電で14キロ走行」
(2021年10月1日 13:30)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD305DX0Q1A930C2000000/
立ち乗りEVというのは、つまり電動キックボードのようなものです。
公道が走れないのは、電動キックボードと同じで、法律上の規制のためです。ナンバープレートやバックミラーをつけないと公道が走れません。
しかし、空港内とか公園の中とか、公道でないところなら走れるし、それはそれでそれなりの使い道があると思います。
スピードのほうは、時速2〜10キロということですから、徒歩ないし自転車並みということです。写真で見る限り、このスタイルを採用したということは、あまり速く走ることを想定していないとみるべきでしょう。
こういうEVが普及してくると、公道も走れるように、法律が変わるかもしれません。そうすると、今はクルマに乗っている高齢者も、運転免許を返上して、近くのスーパーへの買い物くらいはこういうEVで行けるようになります。そんなことを考えると、立ち乗り型よりも車椅子型のほうが便利そうです。
何はともあれ、今後に期待したいものです。
2021年08月29日
コロナ禍に対する医師会の問題
今回のコロナ禍では、さまざまな問題が噴出してきています。
最近オーツが読んで納得したのは池田信夫氏の論述でした。
https://agora-web.jp/archives/2052806.html
(2021.08.27 11:27)
「医師会中心の医療行政を転換せよ」というものです。その中で参照されている東洋経済オンラインの記事も同趣旨と見ていいでしょう。
https://toyokeizai.net/articles/-/450974
(2021/08/27 5:30)
大崎明子氏による「新型コロナ医療崩壊の原因は開業医の不作為だ――国民に活動制限を強いるのはムダ弾で筋違い――」というものです。
いつまで経っても、人流を減らして人々の接触を断つという話ばかりで、コロナ禍に対する建設的な議論・対策が全然出てきません。こんなことを延々とやっているから日本全体がおかしくなっています。
この原因はと考えると、医療行政や医師会の問題に行き着きます。
専門家からの提言は提言として聞く必要がありますが、それとは別に国民から選ばれた政治家が日本の舵取りをきちんとして、適切に判断していかなければなりません。コロナ禍が始まって1年半経つのですから、もう言い訳はできません。政治家は今まで何をやってきたかと問われる時期に来ています。
それにしても医師会の(政治力の)強さは驚愕するべきものです。これと同様の組織が日本中にさまざまあり、それぞれがそれぞれに力を発揮しているのでしょうね。それらが全体として日本のあり方を方向付けていると考えると、先行きは決して明るくありません。
コロナ禍は、単に感染症の蔓延という病気の問題ではなく、日本の政治のあり方の問題をあぶり出したように思います。
最近オーツが読んで納得したのは池田信夫氏の論述でした。
https://agora-web.jp/archives/2052806.html
(2021.08.27 11:27)
「医師会中心の医療行政を転換せよ」というものです。その中で参照されている東洋経済オンラインの記事も同趣旨と見ていいでしょう。
https://toyokeizai.net/articles/-/450974
(2021/08/27 5:30)
大崎明子氏による「新型コロナ医療崩壊の原因は開業医の不作為だ――国民に活動制限を強いるのはムダ弾で筋違い――」というものです。
いつまで経っても、人流を減らして人々の接触を断つという話ばかりで、コロナ禍に対する建設的な議論・対策が全然出てきません。こんなことを延々とやっているから日本全体がおかしくなっています。
この原因はと考えると、医療行政や医師会の問題に行き着きます。
専門家からの提言は提言として聞く必要がありますが、それとは別に国民から選ばれた政治家が日本の舵取りをきちんとして、適切に判断していかなければなりません。コロナ禍が始まって1年半経つのですから、もう言い訳はできません。政治家は今まで何をやってきたかと問われる時期に来ています。
それにしても医師会の(政治力の)強さは驚愕するべきものです。これと同様の組織が日本中にさまざまあり、それぞれがそれぞれに力を発揮しているのでしょうね。それらが全体として日本のあり方を方向付けていると考えると、先行きは決して明るくありません。
コロナ禍は、単に感染症の蔓延という病気の問題ではなく、日本の政治のあり方の問題をあぶり出したように思います。
2021年07月14日
パスワード6文字、1秒未満で突破 メールのファイル
オーツは日経新聞で知りました。パスワードは意外と弱く、簡単に破られるという話です。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC3074Z0Q1A630C2000000/
(2021年7月12日 12:00)
なるほど、もっともです。
何回も繰り返し試せるとなれば、順次文字の組み合わせを変えて総当たりでチェックするようなことでも、割と簡単に突破できそうです。
記事には、こんな文字列ならばこれくらいの時間で破られるという表がついていました。
https://article-image-ix.nikkei.com/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2FDSXZQO0771341030062021000000-2.jpg?w=450&h=443&auto=format%2Ccompress&ch=Width%2CDPR&q=45&fit=crop&bg=FFFFFF&ixlib=js-1.4.1&s=21c38c52f89988513ae9a38e387ae9ee
こんな表は、組み合わせがこれこれの場合という条件を仮定して、1文字から順次文字数を伸ばしつつ総当たり法で試した結果でしょう。
この表だって、現在のコンピュータの性能ではこうだというのであって、近い将来にはコンピュータの性能がさらに上がっていくでしょうから、もっと短い時間でパスワードが解析できることになります。
各種パスワードをどうすればいいかは現代人の悩みの一つです。
オーツが使っている某所のパスワードは「S$38gtBTzU35」(のようなもの)です。先方から指定されてこれを使っています。この長さ(12文字!)だと、とうてい記憶できないので、パソコン内のファイルに書いておいて、それをコピペして使っています。しかし、それはそれで、そのファイルを誰かに見られてしまったら(たとえばパソコン内の全ファイルをコピーされて解読されるようなことがあれば)たちまちばれてしまうという危険性があります。
2020.2.13 http://o-tsu.seesaa.net/article/473549004.html
この問題の簡単な解決策はないと思います。(あればすでに普及しているでしょう。)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC3074Z0Q1A630C2000000/
(2021年7月12日 12:00)
セキュリティー対策ソフトのデジタルアーツは、メールに添付されたファイルのパスワード解読に関する調査結果を発表した。一般的に利用できるパスワード解読ソフトで様々な文字列を試したところ、英語の小文字6ケタは1秒未満、8ケタでも20秒で突破できたという。同社は「メールの添付ファイルは短時間で解読できる」と警告する。
ウェブサイトのログインなどは、パスワード入力を一定数失敗するとロックされる仕組みが多い。だがメールの添付ファイルは入力を何回でも試すことができるため、通常の解読ソフトで容易に突破されてしまうという。
なるほど、もっともです。
何回も繰り返し試せるとなれば、順次文字の組み合わせを変えて総当たりでチェックするようなことでも、割と簡単に突破できそうです。
記事には、こんな文字列ならばこれくらいの時間で破られるという表がついていました。
https://article-image-ix.nikkei.com/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2FDSXZQO0771341030062021000000-2.jpg?w=450&h=443&auto=format%2Ccompress&ch=Width%2CDPR&q=45&fit=crop&bg=FFFFFF&ixlib=js-1.4.1&s=21c38c52f89988513ae9a38e387ae9ee
こんな表は、組み合わせがこれこれの場合という条件を仮定して、1文字から順次文字数を伸ばしつつ総当たり法で試した結果でしょう。
この表だって、現在のコンピュータの性能ではこうだというのであって、近い将来にはコンピュータの性能がさらに上がっていくでしょうから、もっと短い時間でパスワードが解析できることになります。
各種パスワードをどうすればいいかは現代人の悩みの一つです。
オーツが使っている某所のパスワードは「S$38gtBTzU35」(のようなもの)です。先方から指定されてこれを使っています。この長さ(12文字!)だと、とうてい記憶できないので、パソコン内のファイルに書いておいて、それをコピペして使っています。しかし、それはそれで、そのファイルを誰かに見られてしまったら(たとえばパソコン内の全ファイルをコピーされて解読されるようなことがあれば)たちまちばれてしまうという危険性があります。
2020.2.13 http://o-tsu.seesaa.net/article/473549004.html
この問題の簡単な解決策はないと思います。(あればすでに普及しているでしょう。)
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