オーツは、丸の内にある東京會舘の2階のレストラン「Prunier」で行われた食事会に参加しました。
https://www.kaikan.co.jp/restaurant/prunier/index.htmlhttps://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13000153/ 東京會舘は都営地下鉄三田線の日比谷駅からB5の出口に向かうと、地下通路で直結しています。雨に濡れることなく(直射日光の中を歩くこともなく)店まで行けるのはありがたいことです。
幹事の人が 11:30 からという時間を予約してくれました。みんなで食べたものは、ガストロノミーランチという 11,500 円(税込み、サービス料 15% 込み)のコース料理でした。
https://www.kaikan.co.jp/restaurant/prunier/menu/lunch.html・アミューズ

ガラス製の容器を通して中身を見るようなアングルでの写真となりました。気がついたのは後日だったので、写真を撮り直すわけにもいきません。
アミューズからおいしくて、その後の料理に期待が高まります。
・白桃の冷製スープ 小さなフォワグラのサンドイッチ

これは珍しい料理でした。
大きなお皿に白桃がドンと乗って出てきました。白桃は凍っています。白桃の上部が蓋のようになっているので、それを外してみると、中からスープが現れるという仕組みです。

このスープがまたおいしくてビックリします。周りの白桃と一緒にスプーンですくって食べるとシャーベットを食べているかのようです。
白桃も中から果実の部分を食べる形になっていきます。最後には、壁を崩して、白桃を全部食べました。蓋の部分も(芯の部分をのぞいて)全部食べました。けっこうお腹にたまる感じになりました。
スープの後にパンが出てきました。

パン3個がまたおいしかったです。手前の丸いパンは赤い色をしています。何で着色しているのか、わかりませんでした。トマトかパプリカかニンジンかと思ったのですが、パンを食べても香りで判断できませんでした。厨房ではオリジナルなパンを焼いているのでしょう、たぶん。
バターは、円柱の形をしたもので、一人ずつに個別包装したものが提供されました。
・豊洲市場より届く本日のお魚料理

この日はキンメダイでした。ソースが泡立っています。
キンメダイ自身もおいしいですが、かかっていたソースが抜群においしく、オーツはパンですくって食べました。どうやったらこんな味が出せるのか、まったくわかりません。まさにマジックを鑑賞しているかのような気分です。
・岩手県石黒農場産 ホロホロ鳥のポワレ
サンマルツァーノトマトのコンフィ シンプルなジュ

大きめの肉が出てきました。それに赤茶色のソースがかかっています。これがジュなのでしょう。オーツはジュというのを知りませんでしたが、Wikipedia によると、肉類の焼き汁などのことなのですね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5_(%E6%96%99%E7%90%86) これもおいしい一品でした。
・葡萄のラビオリ仕立て 紫蘇風味

これがデザートというわけですが、皿をキャンバスに見立てた一幅の絵になっています。目でも鑑賞するわけですが、結局は胃袋の中に収まってしまいます。
・コーヒー、ミニャルディーズ

オーツは、いつもの通りアイスコーヒーにしました。クリームだったかシロップだったかが出されましたが、オーツはブラックが好きです。ストローの他にマドラーが出てきました。こんなところまで気を遣っていることがわかります。珍しいと思います。
ミニャルディーズが一緒に出てきました。たいていのレストランでは簡略なお菓子が出ることが多いのですが、この店はしっかりしたものが出てきました。最後の最後まで手抜きはしないという決意の表れです。
食べたものはすべておいしかったです。この店は、オーツが食べたフレンチレストランの中でも特においしい部類に入ります。素材がいいこともあるのでしょうが、調理人の腕がさえている感じです。ソースの味などは超一流だと思います。
オーツは、食事に合わせてプレミアムモルツ生ビール 1,760 円×1.15=2,024 円を飲みました。
白ワインは、最低でも 2,200 円×1.15=2,530 円します。だいぶお高い感じがします。これでグラス1杯ですからねえ。ちょっともったいない感じがして、この日はビール1杯だけに留めました。
ということで、合計 13,524 円のランチとなりました。
14:30 ころには店を退出しました。
東京會舘は建物自体がすばらしいものでした。重厚な雰囲気で、インテリアなども凝っています。一番上の階にはチャペルもあり、結婚式が行えるようになっており、オーツたちが行ったときもそんなカップルがいました。
プルニエの出口のところには、らせん階段が数階分のフロアをつないでおり、そのてっぺんのところにシャンデリアが設置されていました。

帰りがけにみんなで階段に並んで記念撮影をしました。
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RESTAURANT PRUNIER (フレンチ / 二重橋前駅、日比谷駅、有楽町駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5