http://www.its-kenpo.or.jp/resort/tos_yuzawa/index.html
ここは、関東ITソフトウェア健康保険組合の保養所です。妻の勤務先がここに関係しているため、宿泊できました。
宿泊費は、1泊2食で、妻は 5250 円、オーツは 10,500 円でした。しかしながら、とてもこんな金額ではまかなえないすばらしい施設でした。
オーツたちが泊まったのは、7階の部屋でした。7階には部屋が一つしかありません。705号室というのですが、最上階のスイートルームだったのです。エレベータはまるで個人専用です。(上のサイトでは6階までしかないことになっています。)
中に入ると、広いリビングとは別に、セミダブルサイズのベッド二つが並ぶ寝室がありました。各種のクローゼットや洗面台からトイレットペーパーホルダーに至るまで、調度品などはすべて立派で、とても快適でした。部屋の中にはマッサージ・チェアまでありました。各種アメニティ・グッズも完璧で、たとえば、浴衣は、室内用(寝間着用)のシンプルなものの他に、きれいに絵柄がプリントされた館内用がありました。それとは別にバスローブもありました。
スリッパは、室内用の簡単なものに加えて、館内用のしっかりしたものもあります。レストランや大浴場に行くときはこちらを使います。
というわけで、すべてが至れり尽くせりでした。
前回、ここに来たときは水着の用意をしてきて、温水プールも楽しんだのですが、今回は忘れてきてしまいました。(ちょっと残念でした。)
食事がおいしかったのもうれしい話でした。
テーブルにメニューが置いてあったので、記録の意味で転記しておきましょう。
まずは、夕食です。「越後の恵」というコースでした。※はオーツが付け加えた注記です。
1.先附2題 1.かんぞう浸し 割正油
1.山独活(※やまうど)きんぴら 炒り胡麻
1.吸物 沢煮仕立
背脂 牛蒡 筍
椎茸 人参 絹さや
口、胡椒
1.造り 鯛平造り 鮪小角
南蛮海老 芽物色々
1.小鍋 牛肉と筍の鍋
親滑子 あまんだれ
占地 葱 水菜
1.焼物 岩魚塩焼
蕗のとう味噌 酢取生姜
すだち
1.煮物 季節の煮物
金目鯛 他山菜
1.油皿(※てんぷらのこと)
舞茸 筍 白茸 蕗のとう
1.酢の物 順才 分葱
ずわい蟹
1.留椀 赤出し仕立
ぜんまい 滑子 口、粉山椒
1.食事 こしひかり 香の物
1.水菓子甘味 キウイフルーツと桜餅
どれもおいしくて、大いに満足しました。ついでに(いや、ついでではないですが)ビールも日本酒も楽しみました。(酒類も保養所価格ということで安いのです。実にありがたいことです。)
次に、朝食です。テーブルに着くと、まずは食前・食後の飲み物を聞かれました。オーツは食前にグレープフルーツジュース、食後にコーヒーを選びました。さらに、地鶏の生卵をもらうことにしました。実に新鮮な卵でした。
さて、献立は、以下の通りでした。
1.蕗炒め煮
1.こごみ胡麻和え
1.出汁巻き玉子 染めおろし
1.鮭味噌漬焼
1.のっ平汁
里芋 人参 蒟蒻 椎茸
絹さや 筍 滑子 銀杏 貝柱
1.若鶏治部煮 焼葱 山葵
1.茸味噌汁
1.こしひかり 香の物
1.オレンジ
これまたおいしくて、満足でした。
健保組合の保養所ですから、一般の人は利用できませんが、普通の旅館やホテルでこれらの内容を提供するとすれば、まず、一人あたり3万円〜4万円クラスではないでしょうか。とってもお得な保養所でした。
あ、たった一つ、不満がありました。705号室のトイレなんですが、水を流しても、固形物が十分流れていかないのです。水流の勢いはあるのに、便器内で回転するばかりといった形です。水を2〜3回流さないといけませんでした。たぶん、他の部屋も同じ便器を使っていると思われるので、同様のトラブルがあるのではないかと思いました。
機会があったら、またぜひ来てみたい保養所でした。
WWW を検索してみると、ここを利用した感想がいろいろ見つかります。
http://www.necture.co.jp/tokyo-essay/tokyo011021.htm
http://goby.jp/m/archives/000707.html
http://kidachi.kazuhi.to/blog/archives/001722.html
http://akakit.cocolog-nifty.com/blogbeat/2004/09/__.html
http://blogs.dion.ne.jp/fmiyako/archives/5431707.html
(食事の写真付き)
http://h-m.blog.so-net.ne.jp/2007-07-04
(写真が充実してます)
http://h-m.blog.so-net.ne.jp/2007-07-02
(食事の写真付き)
http://h-m.blog.so-net.ne.jp/2007-06-30
http://h-m.blog.so-net.ne.jp/2007-06-24
(オーツの泊まった部屋の写真付き)
http://h-m.blog.so-net.ne.jp/2007-06-23
2010.9.21 追記
再度、ここに泊まりました。
そのときのことを
http://o-tsu.seesaa.net/article/163279544.html
に書きました。
よろしければご参照ください。
ラベル:トスラブ湯沢