2008年01月19日

韓国人の名前の呼び方と金大中氏事件

 中国人の名前の呼び方については、
2007.11.3 http://o-tsu.seesaa.net/article/64247006.html
で触れたことがありますが、日本語での韓国人の名前の呼び方は、中国人と違っていて、現地音読みをします。全斗煥大統領のころから(1984年から?)そうなっているので、だんだん習慣が根付いてきましたが、それ以前に知り合った人は日本の音読みで知り合ってしまったので、読み方を韓国読みに切り換えると、別人のような気がして、ちょっと違和感があります。ゼントカンとチョンドゥファンでは別人のような気がしますよね。
 さて、最近、金大中氏事件についてNHKテレビのニュースで報じていましたが、そのとき、「キムデジュン氏が1973年に拉致されたキンダイチュウ氏事件は……」という言い方をしていました。
 オーツは「あ」と思いました。「金大中氏事件」は、人名ではなく、出来事の名前ですから、事件の発生時を基準にすれば、こういう読み方でいいことになります。
 でも、人名と事件名が並んでいるときに、両者が違って読まれると、ちょっと変です。
 いや、NHKは、あえてそうすることで、両方の読み方を伝え、同じものだということを視聴者に伝えようとしていたのでしょうか。
 ということは、李承晩ラインは今でも(歴史の時間に習ったように)「リショウバンライン」といえばいいわけです。新たに「イスンマン」などという言い方を覚える必要はありません。もっとも、元大統領の名前に言及するときは、やっぱり今となっては「イスンマン」と言わなければならないのでしょうね。「リショウバンラインを設定したイスンマンは……」となるのでしょう。
 歴史的な名前まで考慮すると、なかなかめんどうな話です。
posted by オーツ at 05:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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