2007年12月21日

宮城県の公的施設に「東京」の名前がつくなんて 変ですか?

 オーツが見かけた記事です。
http://www.ohmynews.co.jp/news/20071219/18707
宮城県が県民会館の命名権を売却したら、「東京エレクトロンホール宮城」という名前になったそうです。藤原さんは、ホールの名前の先頭に「東京」とつくのが気に障るようで、「命名権を売る側の複雑な胸のうち」を語っています。
 しかし、そんなに気になるものでしょうか。
 今回は、命名権を購入した企業が「東京エレクトロン」だったということで、やむを得ない話だと思います。「東京」は、今回の場合、地名ではなく、企業名の一部なのです。
 この会社には、ホームページがあります。
http://www.tel.com/
しかし、ここをクリックすると、現れるのは
http://www.tel.com/tw/
という中国語(台湾式)のページなんですね。ここで改めて「Japanese」をクリックすると、日本語のページが出てきます。
http://www.tel.com/jpn/index.htm
 ここの「東京エレクトロンの歴史」
http://www.tel.com/jpn/about/milestones.htm
を見ると、「1963/11 (株)東京放送の出資により、港区赤坂に資本金500万円で(株)東京エレクトロン研究所を設立」が設立の記録です。その後、グローバル企業となっていったのですね。企業名に「東京」を残すのは、「東京放送」との関連でしょうか。
 こんなことを見てみると、宮城県の施設に「東京」の名前が付いても、全く正当だと思えます。
 もしかして、「台湾エレクトロンホール宮城」だったらよかったのですか。「パリエレクトロンホール宮城」だったらいかがですか。「ナイロビエレクトロンホール宮城」ではどうでしょう。
 もしも、「東京」がきらいで、「パリ」ならいいけれど、「台湾」や「ナイロビ」は東京よりもっと嫌い(外国に買収されたみたいだ!)なんて思っているとしたら、勘違いもはなはだしいです。全部名前なんですから、どれも同じ価値だし、そのあたりは命名権を購入した企業が自由につけられると思います。
 命名権を購入しても、何でも自由につけられるわけでもないでしょう。そのあたりは契約によるのでしょうが、「山口組」とか「オカモトコンドームズ」とかがホール名に付くのはどうでしょう。ま、そういう企業(?)が命名権を購入するとは思えませんが……。
posted by オーツ at 05:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック