あるとき、妻から京舞のチケットが入手できるので行こうと誘われて、行ってみることにしました。
https://www.gettiis.jp/event/detail/101016/8RQJlm0w
NHK エンタープライズ/「古典芸能を未来へ」実行委員会が主催するもので、平日の夕方の開催でした。
16:00 開場です。スケジュールは、17:00-18:20 第一部、休憩 25 分、18:45-20:20 第二部となっていましたが、当日の実際の終演は 20:35 でした。
オーツの席は、1階1列22番ということで、最前列の席で見ることができました。かぶりつきの席であり、舞妓・芸妓をはじめ、舞台に出てくる人を間近に見るのはかなり珍しい経験でした。
今回は、井上流の京舞が演じられました。人間国宝の五世家元・井上八千代の至芸と、伝統の芸を受け継ぐ長女・井上安寿子の舞を中心に、花街・祇園甲部の芸妓や舞妓による華やかな舞が見どころです。
東京ではなかなかこういうのは見る機会がないものです。
ちなみに、上方舞の中でも、京都固有の特色を持つ井上流を特に「京舞」と呼ぶのだそうです。
http://www.arc.ritsumei.ac.jp/k-kanze/kyoumai-info/kyoumai.info.html
はじめは、上方唄「東山名所」ということで、祇園甲部歌舞会の6人が舞いました。2人ずつの3ペアという形でした。
次が義太夫「花競四季寿」ということで、四季のそれぞれを井上安寿子・井上八千代が舞いました。
ここで休憩が挟まります。
後半では、まず狂言師の野村万作(人間国宝)による「語」ということで「奈須与市語」が語られました。ずっと一人で語るスタイルです。古い時代の日本語で語られましたので、オーツはスジがよくわからなかったというのが本音です。
次に半能「屋島」です。片山九郎右衛門が主役でした。オーツは半能というのを知りませんでした。Wikipedia に説明がありました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%8A%E8%83%BD
まあお能の一種といったところです。淡々と進行し、あまり華々しいところがないので、ちょっと退屈しました(失礼!)。
次に地唄「長刀八島」ということで井上八千代が長刀(なぎなた)を持って舞いました。「八島」は「屋島」のことです。
最後に手打「廓の賑」(くるわのにぎわい)ということで祇園甲部歌舞会の芸妓・舞妓が20人近く出演し、全員で拍子木を打ちながら歌う形式でした。これが一番華やかでした。全員がおそろいの和服を着ていましたが、それだけでも相当な費用がかかっていそうです。げすの勘ぐりですが。
井上八千代・井上安寿子は、普段から祇園の歌舞練場でこういう芸妓・舞妓の指導に当たっているという話です。
華やかな舞台を見ることができてよかったです。「京舞」というのは、ストーリーを持った舞いだそうで、それなりの知識があればさらにおもしろく有意義に鑑賞できたはずですが、オーツは全然その方面の知識がないので、けっこうちんぷんかんぷんでした。
オーツの席は、SS 席で 14,000 円でした。ちと高い気もしますが、かぶりつきの代金だと思えば、そんなものかもしれません。
2026年01月29日
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