2026年01月16日

壽初春大歌舞伎@歌舞伎座

 オーツは、歌舞伎座で行われた「壽初春大歌舞伎」の夜の部を見に行きました。
https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/962/
https://natalie.mu/stage/news/654814
 オーツの座席は、2階4列28番というところで、2階席ながらちょうど真ん中あたりでした。この席からは舞台全体がよく見えて、それはいいのですが、花道が8割方隠れてしまい、舞台に近い2割くらいが見える形でした。2階席では花道がよく見えないのはしかたがありません。
 夜の部は、16:15 開演でした。
  女暫(おんなしばらく)約1時間
  幕間 25分
  鬼次拍子舞(おにじひょうしまい)約30分
  幕間 35分
  女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)約2時間
 という三つの演目があり、20:40 くらいに終わりました。
 女暫は、いろいろな登場人物があってそれぞれが個性的でした。「暫」というのは「しばらく」(ちょっと待った)と声をかけながら主人公が割り込んで入ることから名付けられていますが、普通は男性が主人公になります。ところが、今回は巴御前が入ってくるので「女暫」ということになります。
 豪華で華やかな舞台となりました。
 鬼次拍子舞は舞踊劇でした。源平のそれぞれの武将が身分を隠して出会い、二人で踊りながら互いのことを探り合います。しかし、やや退屈な展開だったのか、オーツは若干居眠りをしてしまい、スジがわからなくなりました。
 女殺油地獄は、近松門左衛門の作で、実際にあった事件を再現しているということです。大坂の油屋河内屋の放蕩息子の与兵衛は、遊び惚けて借金三昧です。勘当の身となった与兵衛は、親切にしてくれた同じ油屋で豊嶋屋の女房お吉を頼りますが、とうとうお吉を殺してしまうという話です。
 1幕目、2幕目で殺人事件にいたる背景(与兵衛のそれまでの家族関係など)をしっかり描いていますので、感情移入しやすく、この世界に入り込んだ感覚になってしまいました。
 最後の殺しの場が迫力がありました。油をまき散らした現場で刀を持った与兵衛と襲われたお吉が油で滑りながら(倒れたり立ち上がったりしながら)死闘を展開します。映画の方が、特殊撮影の技術を使うので、こういうのはリアルに描けますが、見る側からするとスクリーンやテレビ画面の向こう側の話です。ところが歌舞伎では、生身の俳優が舞台上でリアルタイムに演じるので、迫力が違います。あっという間に2時間が経ってしまいました。
 舞台上に実際に油をまいているのではないでしょうが、水らしきものをまき、そこで二人が追いつ追われつ戦いますから、役者の衣装はグジャグジャになります。こういう衣装は毎回洗い張りでもするのでしょうか。何回も同じ演目が続くとなると、後片付けをする人も大変なことでしょう。
 オーツは、女殺油地獄を初めて見たので、その迫力に圧倒されました。

 あとで気がついたら、テレビで放送された女殺油地獄の生中継を妻が録画していました。歌舞伎座で生で見た後にテレビで見てみると、テレビはテレビで迫力がありました。かなりアップで撮影することができるので、役者の表情などもしっかり見ることができます。花道を通る出入りもすべてがはっきり見られます。オーツは生の舞台とテレビ放送の両方見ることでそれぞれの魅力を感じました。テレビにはテレビなりの良さがあるということです。
posted by オーツ at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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