場所は、千代田区のKKRホテル東京12Fにある展望レストラン「芙蓉」でした。
https://www.kkr.or.jp/hotel/list/tokyo/restaurant.html
https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13052301/
開始時刻は 12:00 でしたが、オーツがレストランの前に着いたのは 11:40 くらいでした。
幹事の人が開始時刻の前に店に入れるというので、そこにいた数人の参加者と一緒に店に入りました。ところが、そこは別の店だったのです。オーツはビールを注文してしまいましたが、別の店だとわかったので、注文をキャンセルして「芙蓉」に移動しました。
この店は「展望レストラン」というだけのことはあります。窓から皇居がよく見えます。12階というのはそれなりの高さのある場所なのですね。
幹事の人が事前に「葵会席」7,000円を注文してくれていました。税サービス料込みの価格です。こちらは「土日祝日限定」だそうです。平日のランチでは食べられない(別のメニューになる)ようです。
テーブルの上には、飲み物のメニューが置いてありました。オーツは生ビール(スーパードライ)380ml 1,000 円を注文しました。
テーブルの上には空のグラスが初めから置いてありました。お冷やを入れるためのものですが、コースの途中でこちらから申し出るまで、店の人がお冷やを入れてくれるようなことはありませんでした。
以下、個人ごとの席のそばに置いてあった献立表の文言を書き写し、当日の写真を示しておきましょう。
【前 菜】蟹と茸の秋菜浸し 鮎有馬煮 焼き蓮根
柿玉子 姫慈姑 銀杏 海老いくら詰め
左側が蟹と茸の秋菜浸しです。右側はずいぶん細々としたものが並んでいるなあと思いましたが、あとで献立表を見ると、6種類の料理が書かれていて、なるほどと思いました。
こういうのは生ビールに合います。
オーツは、前菜だけで生ビールを飲みきってしまったので、日本酒・銀盤・純米吟醸 180ml 1,200 円を追加注文しました。
日本酒は1合分の小瓶で出てきました。オーツが1合瓶を見るのはずいぶん久しぶりの気がしました。
【椀 物】「菊花仕立」
帆立真丈 紅葉人参 平茸 三つ葉 柚子
魚のすり身の中にホタテが入っていて、全体としてなかなかいい味を出していました。柔らかくて箸でも簡単に切れるのは助かります。
献立表に「菊花仕立」と書いてありました。食材を菊の花のように見立てて盛り付けたようですが、さて、お椀の蓋を取ると菊の花に見えるでしょうか。真丈が菊の花の真ん中の部分に見えなくもないですが、花びらは崩れてしまっていて、全体として菊には見えません。まあ「見立て」ですから気にすることはないわけですが。
【造 里】鯛 鮪 勘八
あしらい一式
左のマグロはオーツの好みと違っていました。
真ん中のタイと右のカンパチはおいしかったと思います。
【焚 合】穴子蓮根万頭
蕪 小芋 巻湯葉 紅葉麩 絹さや
いかにも和食らしくて、こういうのがオーツの好みです。
【強 肴】国産牛 西京焼
彩り野菜
これは、和食でなくて洋食のようです。お皿も洋食器を使っていました。牛肉が強肴(しいざかな)として出されるのは意外な感じでした。西京焼きというと、西京味噌に魚の切り身をつけ込んで焼いたものが普通ですが、牛肉を使うという発想がユニークだと思いました。
食べてみると、これはこれでおいしいです。
【食 事】白飯 香の物 赤出汁
お給仕さんがオーツの前に並べたままで写真を撮りました。汁が左側に、御飯が右側に置かれましたが、普通は左右逆に置くものかと思います。
【水菓子】彩りフルーツ
メロンと巨峰2粒が出てきました。
テーブルの上に最初からセットされてあった果物用のフォークの出番がやっと回ってきました。
こんなことで 14:30 にはお開きとなりました。ゆっくりとしたランチになりました。
9,200 円でこれが飲み食いできるとは、妥当な金額ではないでしょうか。また来てもいいかと思いました。
展望レストラン 芙蓉 (フレンチ / 竹橋駅、大手町駅、神保町駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.1

