その途中でランチを食べることにしました。向かったのは、静岡市葵区有東木(うとうぎ)にある「うつろぎ」という店でした。
https://tabelog.com/shizuoka/A2201/A220101/22000883/
https://utougi.hiho.jp/
有東木という集落は、ワサビの発祥の地だそうです。店の回りにワサビの田んぼが並んでいます。ワサビがここの特産品というわけです。
オーツたちは 10:30 ころお店に着きました。売店と食堂が一緒になっています。
入口のところにあったメニューを見て、オーツはさびめし定食 1,800 円にしました。妻はうつろぎ定食 1,450円にしました。「さびめし」とはワサビの効いたご飯のことです。二つの定食の差は、ご飯とワサビの量の違いだとのことです。
部屋の中で座敷に上がり込んで食べることもできますが、外のテラス席で食べることも可能だということで、オーツたちは外を希望しました。店のすぐそばを小川がざあざあと流れていました。
この日は猛暑日になるという天気予報でしたが、暑さはまったく感じませんでした。標高がそれなりに高いということもあるでしょうし、川の流れがある(水しぶきが上がるので、気化熱を奪ってくれます)こともあるのでしょう。テラス席にいると、若干涼しさを感じます。
こんなふうに、川の流れを見て川の音を聞きながら食事をするのもおつなものです。
まもなく、店の人がお盆にのった定食を運んできました。
初めがオーツのさびめし定食でした。
次に妻のうつろぎ定食が到着です。
なるほど、両者の違いは微妙です。
薬味として、すりおろしワサビとアサツキが添えられていました。店の人の話によると、ワサビは「さびめし」としてご飯にかけ、アサツキはそばにかけるといいという話でした。
おかかのかかったご飯にすりおろしたワサビをのせ、醤油をかけ回します。あとは掻き込みながら食べるだけです。これが大変おいしかったです。本場のワサビの旨さでしょうか。こういう食べ方はオーツの初体験でした。
野菜の天ぷらもおいしかったです。ピーマンとシイタケが特においしかったですかね。
そばは、温かいものと冷たいものがありますが、いずれも丼に入ったつゆにひたった形で提供されます。オーツの感覚では、これは普通だと思います。
小鉢に入ったごぼうの煮物はおいしかったです。
こんなふうに、地元の農産物を活かした料理になっています。こういう料理は観光客にとって大変うれしいものです。
全体としていい体験をしました。
あとで店の回りを散歩して気がつきましたが、店の周辺に駐車場がかなりたくさんありました。狭い山道を登ったところにある店ですが、いろいろな県外ナンバーのクルマが並んでいました。この店は大変な人気店なのですね。知りませんでした。
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うつろぎ (そば(蕎麦) / 静岡市葵区その他)
昼総合点★★★☆☆ 3.1

