2025年08月22日

社会保障・老人福祉を削れば少子化は解決する説

 オーツはアゴラ言論プラットフォームで「社会保障・老人福祉を削れば少子化は解決する説」という記事を読みました。
https://agora-web.jp/archives/250820070704.html
(2025.08.21 06:40)
 執筆者は「Murasaki@論文解説お兄さん」です。プロフィールは以下にあります。
https://agora-web.jp/archives/author/murasaki
 この記事は、ちょっと極端な言い方をしていますが、オーツが今まで読んだいろいろな少子化の記事の中で、少子化の原因をズバリ端的に言い当てているように感じました。
 日本の年金などの社会保障の制度が充実してきたのは戦後ですが、まさにそれと並行して少子化が起こってきました。それぞれの時代に妥当な制度だと思われてきたものを、みんなで(政治家がみんなを代表して)相談して決めてきたはずです。そして、各個人はそのときどきの状況に合わせて人生の選択をしてきました。しかし、その結果、日本は現代になって少子化という今までにない危機的状況になってしまったわけです。
 オーツが政治家による国会(本会議や各種委員会)や選挙時の演説などを聞いていると、少子化の原因をはき違えているように思われてしかたがありません。原因のとらえ方が間違っていたら対策・改善は不可能です。
 それに対して、上記の記事はまったく腑に落ちるものでした。
 だからといって、今から日本社会のあり方を変えるのは非常に困難なわけですが、少なくともこんな見方・考え方を頭の片隅に置いておいて、少子化問題および社会保障・老人福祉の問題を見ていくほうがよさそうに思えてきました。
 まもなく(10年〜20年で)やってくる日本社会の崩壊にどう対処していくのかは悩ましい問題です。子々孫々にすばらしい日本という国を残してあげたいと思います。そのためには、社会保障・老人福祉の見直しにも立ち入ることが必要かもしれません。
 そんなことを考えさせる大変おもしろい記事でした。
posted by オーツ at 04:48| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース時評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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