パソコンからのネットアクセスとスマホからのネットアクセス

　オーツは、スマホをあまり使いません。電話もなるべく固定電話を使うようにしていますし、スマホに電話がかかってきても（いつもマナーモードなので）気がつかないことも多く、気がついても出ないことが多々あります。
　オーツの場合、ネットアクセスはもっぱらパソコンで行っています。スマホのあの小さな画面でネットにアクセスするのは大変です。キーボードが使えず、キーボード代わりに表示されるスマホの画面の下の方の疑似キーボードも小さくて不便です。
　先日、外出先でスマホを使ってメールの着信をチェックしていたところ、ネット上のとあるサイトにアクセスして、至急返事をするべき用件がありました。そこで、スマホからネットアクセスしたわけですが、その際にスマホ利用のもう一つの問題点（不便な点）に気づきました。
　オーツは、パソコンのキーボードからカナ漢字変換を使っていろいろな入力をしていますが、その際、カナ漢字変換の辞書にいろいろな情報を登録しています。たとえば、「@g」と入れて変換すると「[e-mail]」が一発で入ります。「@a」はオーツのスマホの gmail のアドレス、「@f」がオーツが一番使っている（本来パソコン用の）nifty のアドレスです。「@t」は妻のアドレスを入力するためのものです。こんな記号だけでなく「みずほ」で変換するとオーツのみずほ銀行のログインＩＤになります。「しんせい」で新生銀行の口座番号が入ります。覚えきれないものを中心に、他にもいろいろと登録してあります。ネットで会員番号等を入れないとログインできないようなケースがいろいろありますが、そういう番号等を正しく記憶しているのが大変なので、カナ漢字変換用の辞書に覚え込ませているわけです。パスワードは覚えさせていません。
　さて、オーツがスマホでネットにアクセスして、某サイトにいざログインしようとしたところ、ログインＩＤを覚えていないことに気がつきました。オーツはいつもパソコンから短縮形でログインしていました。ログインＩＤを記したカードは自宅に置いてきてしまったし、オーツの個人の番号ですから、調べる手段がありません。スマホを使うときに、こういうところが不便です。パソコンと同様に、スマホのカナ漢字変換辞書に登録する方法があるのかもしれませんが、オーツは具体的な方法を知りません。
　このときは、クルマで出かけていたので、バッグの中にノートパソコンを入れていました。Wi-Fi にはつながりませんが、パソコンの電源を入れて、カナ漢字変換でオーツのログインＩＤを表示し、それをメモ用紙にボールペンで書き、それを見ながらスマホから無事にログインできました。
　実は、パスワードを入れるときがもっと大変です。このときオーツがアクセスしたのはしょっちゅう使うサイトだったので、パスワードを覚えていました。だから問題なく入力できたのですが、めったに使わないサイトだと、パスワードを覚えていませんから、問題になったでしょう。もっとも、めったに使わないサイトで「緊急の用件」があるなどということはありえないので、帰宅後にパソコンからアクセスしても問題にはならないでしょう。