2025年03月18日

子供のころ電車の運転士になりたいと思っていた

 ふと思い出すと、オーツが子供のころ、電車の運転士になりたいと思っていました。
 60年以上前のころです。オーツの自宅にはクルマがありませんでした。どこか遠方に出かけるときは、駅まで自転車をこいでいって、駅の近くの自転車置き場に止め、電車に乗っていくことになります。よく先頭車両の運転席の近くに行って、運転士の背中側から、前方に展開する景色を見ていました。電車の運転士が見ている景色と同じです。当時、身近にある大きくて速い乗り物といえば電車くらいしかなかったのです。だから自然と電車に憧れたのでしょう。電車は、スピードを上げたり止まったり自由に走れて、行き先も運転士の意志で変えられるくらいに考えていたのかもしれません。実際は電車の進行する先のポイントを切り替えるとその指示通りにしか電車は動けないのですが。
 そのころ、近所の人がオーツに将来学校はどこまで行きたいかと尋ねたので、「大学」と答えました。当時は大学進学率はさほど高くなく、オーツが住んでいた地域では大学まで行く人はあまりいませんでした。近所の人は「大学まで行って電車の運転士になるのか」といいました。オーツはその意味がわからなかったので、変なことを言う人だと思い、記憶に残りました。
 その後、オーツが電車の運転士になることはありませんでした。
 しかし、考えてみると、運転免許を取って、クルマに乗るようになり、子供のころの夢の一部を実現しているようなものかと思います。クルマは自分のハンドル操作で好きな場所に行けます。スピードのコントロールも自在です。決められた場所(道路)を走ることになりますが、それは電車がレールの上を走るようなものです。
 オーツがクルマを運転していると、子供のころの「電車の運転士になる」夢を実現したかのような気持ちになることがあり、感慨深く思いました。
posted by オーツ at 03:42| Comment(1) | TrackBack(0) | 日常生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いい記事ですね〜
Posted by anut at 2025年03月19日 12:07
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