http://www.parks.or.jp/sczoo/
ここはとにかく大きいです。オーツは、普通の動物園を考えていましたが、「動物自然公園」です。いろいろな動物が離れて展示されており、歩いて見て回ると、結果的にたくさん歩くことになります。
9:30 の開園ということで、オーツはクルマで家族を送っていくために1往復半しました。オーツのクルマはノアの7人乗りですが、子供用にジュニアシートを使うと、7人では乗れなくなり、6人乗りになってしまうのです。
最初は、9:15 に着きました。開園前の時間だったので、駐車場もそんなに混んでおらず、息子や孫を降ろして、再度ホテルに戻り、妻を乗せて10時前に2回目の到着となりました。ところが、そのときには駐車場が大混雑でした。駐車場待ちの長い車列が太い道路まで続き、けっこうな長さになっていました。
駐車場にクルマを止めて、いざ公園に入ろうとすると、今度は入場券購入の窓口の前に長い長い行列ができていました。人の波が延々と続きます。その波が少しずつ動いていきました。多くが子供連れですので、子供たちが待ちくたびれているようすがわかります。こんなにも人出が多いのですね。コロナ禍もそろそろ終わりということでしょうか。
この動物公園ではクオッカが大人気です。妻も子供たちも「ウォッカ」と言い間違えていましたが。
クオッカは世界一幸せな動物だそうで(見る角度によってはニコニコしているように見えるため)、日本ではここでしか見られないこともあって、土日祝日は整理券方式になっていました。10分ごとに30人くらいずつが入場できる形になっており、なかなか大変です。
http://www.parks.or.jp/sczoo/guide/000/000429.html
オーツと妻が入場するころには、もう整理券がなくなってしまいました。先に入場していた息子たちが 11:20 の整理券を7枚ゲットしておいてくれたので、それを使ってオーツも見ることができました。
クオッカは、カンガルーの仲間だそうですが、4匹が走り回る姿がかわいらしいと思いました。
ここはとにかく広い公園です。クオッカのいるカンガルーのコーナーは、正門から一番遠いところです。オーツは10時に入園して、11:20 にクオッカのところに行くということで、ピッタリでした。
カンガルーのコーナーは、カンガルーのいる場所の外側をぐるり一周する歩道が付いている形です。金網越しでなく、生きているカンガルーをそのそばで見られるのは新鮮な経験でした。ただし、入口と出口が二重のゲートになっており、出入りが少しだけ不便になります。これはしかたがありません。
公園内にフィールドアスレチックの設備がありました。ここは動物園ではなく、動物自然公園です。動物と自然が楽しめる公園ということです。この感覚がいいと思いました。
ランチはレストランガゼボで食べることになりました。オーツは1日2食主義です。ホテルで朝ご飯を食べましたので、昼食1人前を食べるほどの余裕はありませんが、妻から分けてもらって、醤油ラーメンと味噌ラーメンを少しだけ食べました。(意外に)おいしかったと思います。スープの味が本格的でした。
午後は、ちょっと眠気を感じたので、近くの芝生で昼寝をしようと思いました。持参したシートを広げて横になりましたが、結局眠れませんでした。
その後は、徒歩で園内をあちこち移動しました。恐竜のコーナーがありましたが、それはコンクリートでできたものでした。ま、当然ですが。
オーツがおもしろいと思ったのは、ペンギンです。ペンギンは波のある(造波装置付きの)プールにいました。それをガラス越しにながめるのですが、ペンギンがゆらゆらと泳ぎ回る形になります。ガラスのそばに小さな子供が行くと、ペンギンがその目の前を往復することになり、子供たちが興奮していました。展示方法がよく考えられているように思います。
牛がいたりするのもよかったと思います。珍しい動物ではありませんが、最近では(東京に住んでいると)日常生活で牛を見かけることもなくなりました。オーツが子供のころは、埼玉県に住んでいましたが、農作業や荷物の運搬などで牛を見かけることもありました。牛は日常的な家畜だったのです。
今の子供たちにとって、牛は動物園などで見るような動物になったということです。
オーツたちは 15:20 ころまで園内にいました。たっぷり歩きました。帰りのクルマの中では子供たちが爆睡していました。
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