今年になってからできた「ガレージ ゼロニーロク」はランチのときカレー屋さんになると聞いていたのですが、なかなか行く機会がありませんでした。
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131809/13248077/
先日、行ってみました。
その日のメニューから、オーツは「ジンジャーキーマスパイスカレー」を注文しました。この店は日替わりで2種類くらいのカレーを提供するようです。
辛さが調節できるというので、辛さ増し(大増し)にしました。いわゆる「大辛」ということです。オーツは辛いのが好きなのです。
あまり待つことなく、カレーが出てきました。ゆで卵がカウンターの上に置いてあり、自由にとって食べることができます。店員さんがすすめてくれました。
カレーを見たときに、ちょっと驚きました。一つは量が少なかったからです。ライスもルーもそう感じました。丸い小山になった雑穀米の上にカレールーがのっていましたが、いかにも量が少なそうです。もう一つの驚きは、カレールーがお皿にのっているのでなく、粘度が高い一種の固まりのようになってライスの上にのっていたことです。オーツは、どろっとしたタイプのカレールーが好きです。
食べてみると、このカレールーがとても独創的な味を出していました。スパイスが独自のものなのでしょう、たぶん。ただし、おいしいかと言われると「それは個人の好みでしょ」ということになります。オーツは CoCo 壱番屋のカレーをカレーの標準のように考えていますが、それとはだいぶ味の傾向が違います。
さらに、辛さはどうかというと、大辛のはずですが、オーツはさほど辛いとも思えませんでした。オーツは激辛カレーが好みです。激辛でありながら、その中に具材の旨味が隠れているようなものが最高です。しかし、この店のカレーは辛さが足りません。この店の主張で、激辛にしてしまってはスパイスや他の食材の味を殺してしまうという考えからこうしているのでしょう。
オーツは、珍しいものを食べたという気分になりましたが、再度食べるかと考えると、いやそれはないかなという感じです。これなら CoCo 壱番屋のカレーのほうがオーツの好みに合いますし、ステーキ番長の番長カレーのほうがさらにオーツにピッタリです。
ということで、880 円という価格は割高のように感じられました。
ガレージ ゼロニーロク (カレーライス / 下高井戸駅、松原駅、桜上水駅)
昼総合点★★☆☆☆ 2.9