2020年06月01日

八幡和郎(2019.11.10)『ありがとう、「反日国家」韓国』ワニブックス

 オーツが読んだ本です。「文在寅は日本にとって最高の大統領≠ナある! 」という副題が付いています。
 タイトルに引かれて本書を読んでみる気になりましたが、このタイトルはちょっとミスリーディングかもしれません。(おそらく編集者が付けたのでしょうが。)別に韓国に感謝している内容ではありません。皮肉を言っているわけなのですが、タイトルだけ見て内容を誤解する人がいるかもしれません。まあタイトル中に「反日国家」と書いてあれば、常識的には誤解しないものですが、……。
 本書は、日韓関係をどうとらえればいいか、歴史を踏まえつつくわしく論じたものです。各章の大まかな内容は以下に示すとおりです。

第1章 文在寅大統領には感謝したい
 文在寅大統領を中心とした韓国の考え方・ものの見方を解説しています。オーツの目には、ここはかなり常識的な内容のように感じました。
第2章 韓国と絶縁しても何も困らない
 観光を中心に日韓関係の現状を述べます。韓国の現状はいろいろと問題山積のようです。
第3章 反日? 親日? 韓国人の不思議
 韓国が反日的であることでいろいろな矛盾が生じていることを指摘しています。なぜこんなことになるかというと、やはり韓国人の歴史認識の問題が大きいようです。
第4章 なぜ韓国に媚びたい日本人がいるのか
 媚韓発言をする日本人がけっこう多いわけですが、そういう人にはきちんと反論しなければなりません。
第5章 1時間で読める日韓関係の2000年
 神功皇后からの朝鮮半島の長い歴史をコンパクトにまとめています。日韓関係がいろいろな紆余曲折を経てきたことがわかります。
第6章 日韓基本条約を否定したらどうなる
 日韓基本条約の締結に至るまでの歩みを説明します。さまざまな記録文書を示しながらの記述です。オーツは、今まであまり知識がなかったこともあって、大変興味深く読みました。条約締結前のさまざまな議論を知ることはとても大切なことです。こういう流れを知ると、日韓基本条約を否定するなんていかに無謀なことかがわかります。

 全体として、今までとこれからの日韓関係に興味がある人は一読する価値があると思います。


posted by オーツ at 05:30| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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