2020年02月11日

崔碩栄(2019.4.8)『韓国「反日フェイク」の病理学』(小学館新書)小学館

 オーツが読んだ本です。
 一読してみたら、とてもおもしろい本でした。韓国は国民感情として反日をうたい文句にして固まっている国ですが、その裏の内情を暴露しているような内容だったからです。なぜ韓国がこのような行動を取るのか、それを見事なまでに説明してくれます。
 もっとも、では日韓両国が未来志向で仲良くやって行くにはどうしたらいいかというと、なかなか名案がないわけですが、それはともかく、現状を正しく認識するという点で、本書は価値があるものといえるでしょう。
 第1章「韓国マスコミの反日報道はこうして捏造された」では、韓国のマスコミのさまざまな捏造記事を取り上げています。具体的な日付入り・新聞名入りで書いていますので、こういう記事の有無は簡単に確認できるものと思います。たくさんの事例があがっているので、韓国のマスコミをどうにかしないと、両国関係は改善しないのではないかとさえ思えてきます。
 第2章「なぜ天皇を日王というのか」もおもしろい章でした。韓国でもかつては「天皇」という呼び名が普通に使われていたとのことです。1989年の昭和天皇崩御がきっかけで日王が使われるようになったことが新聞記事の検索結果でズバリわかります。おもしろいのは、韓国が世界に発信するときは「天皇」(Emperor)といっているし、韓国内でも「天皇陛下」と発言しても問題ないとされている人たちがいる(左派政治家)という話です。このことだけでも、わざわざ「日王」と呼ぶようになったことが変であり、韓国内でダブルスタンダードがあるという決定的な証拠になります。
 第3章「慰安婦の隠された真実」も興味深い章でした。1991年までは慰安婦問題は「問題」でも何でもなかったわけですが、そこからおかしな経緯をたどってしまいました。なぜそんなことになったのか、何が問題なのか、冷徹な目で語っています。朝鮮人労働者のために設置された慰安所があったなどという話は、通説を信じている人には驚きの事実でしょう。
 第4章「徴用工の嘘」も優れた記述です。当時朝鮮から日本に密航する人がたくさんいたわけですが、そういう状況を知るだけでも「徴用」などまったく必要もなかったことは明らかです。これも変な経緯をたどり、日韓の間にとげのように刺さったままです。
 第5章「北朝鮮の影」では、日韓関係を悪くさせることで利益を得る国があるという話です。北朝鮮です。もしも北朝鮮が韓国にスパイを送り込んで、日韓関係を悪くさせようとしていると仮定すれば、納得できる話がいろいろあります。日本と韓国が反目し合うようになれば、北朝鮮が韓国に対して優位に立つかもしれないわけです。
 第6章「本当は日本が好きな韓国人」は、いろいろなところに見える「ちょっとしたこと」を通じて、韓国人が本当は日本が好きなのだということを示していきます。日本語の歌がテレビなどのマスコミで歌われることはなくても、カセットテープなどで街角で流されていたなどという話はオーツには初耳でした。韓国人は知らないうちに日本文化に染まっている面があるようです。

 というようなことで、本書は、韓国人にぜひ読んでもらいたい内容であると思います。韓国語版があるのでしょうか。あればぜひ普及に努めてほしいものです。
 もしかして、こういう内容だと韓国で出版禁止になってしまうのでしょうか。そうではないことを切に願っています。

参考記事:
https://www.landerblue.co.jp/46760/


posted by オーツ at 03:58| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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