2019年11月17日

武藤正敏(2019.7.26)『文在寅という災厄』悟空出版

 オーツが読んだ本です。表紙には「日韓両国民を不幸にする」と書いてありますが、副題ではないようです。
 著者の武藤正敏氏は、元・駐韓国特命全権大使という方です。韓国語が堪能であることに加えて、長年韓国に関わってきた方ですから、それなりの「韓国を見る目」があると思われます。その武藤氏が文在寅大統領を「厄災」と見るというわけですから、タイトルだけを見ても、いかに現在の文政権がひどいかということを述べた本であることがわかります。
 オーツは、以前にも武藤氏の本を読んだことがありました。
2016.6.12 武藤正敏(2015.5)『日韓対立の真相』悟空出版
    http://o-tsu.seesaa.net/article/438891438.html
信頼できる記述内容だったことを覚えています。武藤氏の新著ということで、本書で現在の韓国をどう見ているかを知りたいと思ったのでした。
 一読したところ、本書の記述内容は、しっかりしています。日韓間でどんな事件があったか、着実に記録しています。その上で、それらのできごとをどのように見るべきかを語っています。そのような「視点」が大変興味深いものでした。最近2〜3年を中心に、韓国をどう見るべきか、わかりやすく提示してくれている良書だと思います。
 目次立ては、あまり意味がありませんが、一応記しておきます。
序 章 日韓を「敵国」として引き裂いた文在寅
 文在寅が日韓を互いに遠ざけるようにしていることを述べます。
第1章 前著『韓国人に生まれなくてよかった』の検証
 オーツはこの前著を読んでいませんが、そこで予言したことが当たってしまったこと、予想以上に韓国の状況がひどくなっていることを述べています。
第2章 対北・対米中外交――孤立する韓国
 韓国の外交を批判的に解説しています。このままでは韓国には暗い未来しか待っていないように思えます。
第3章 民主主義の仮面をかぶった独裁政権
 「独裁」とはずいぶん強い言い方ですが、書かれている内容を読むと、確かに「独裁」と解釈すれば腑に落ちるところがたくさんあります。
第4章 経済と国民生活を破壊する指導者
 韓国内の経済を中心に見ています。実に悲惨な状況のようです。
第5章 日韓関係を崩壊させた無策
 日韓関係を論じます。文在寅の無策ぶりは、日本でもさんざん知れ渡っていますが、それらを踏まえて、文在寅がどんな考え方をしているのかが書かれています。オーツは文在寅の父親が親日派とも受け止められるという指摘がおもしろかったです。日本企業は(いやその他の国の企業も)韓国から逃げ出さざるを得ないでしょう。
第6章 韓国人も日本人も文在寅に「NO」を!
 今後の日韓両国のあり方を論じます。韓国人も文在寅を見限ると予想していますが、早くそうしないと「災厄」がいっそうひどくなりそうで、心配です。

 本書は、研究書ではなく、現在の文在寅政権をこのようにとらえるとわかりやすいという一種の「解釈」を述べた本ですから、末尾には参考文献が挙がっていません。しかし、記述された内容には間違いがないように思います。信頼できると思います。
 本書の内容は、日韓関係を真に心配する人の見方だと思いました。

参考記事:http://ponko69.blog118.fc2.com/blog-entry-5423.html


posted by オーツ at 03:21| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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