オーツはとあるネット記事を読んでいて「ランラング」という言い方を目にしました。
https://www.landerblue.co.jp/47886/
「綺麗なビーチ沿いの道で自転車やランラングのローカル・・・・ここはバリか・・・・もう物売りとかマッサージのおばさんはいません。」という文脈です。
オーツは、この記事を読んでいて、「ランラング」とは何か、わかりませんでした。そこでさっそくネットで検索してみました。
現在、Yahoo! で "ランラング" と入力しても44件しか検索されず、まだまだ使われることが少ない言い方のようです。ホカホカの新語といったところでしょうか。意味がよくわかりません。「走ること」の一種で、「皇居ランラング」というような用法もあります。「身体の健康のためなどの目的で、ハードでなくやや軽めのスピードで、ある程度の長い距離を走る」くらいの意味のようです。
関連用語として、ジョギング、ランニングなどがあります。これらとランラングの違いのポイントが何であるか、オーツは知りません。マラソンや駅伝の話題と一緒に語られることもあります。
もしかすると「ランニング」の誤記かもしれません。ネットの記事では「ランニング」と共起する場合もかなり多いようです。しかし、単なる誤記で44件もヒットするようになるでしょうか。
"ランニング" 132,000,000
"ランニンング" 35,500
"ランンニング" 9,060
"ランニンク" 77
"ランリング" 59
"ランラング" 47
"ランナング" 25
コメント、ありがとうございました。
指摘されたものは、おもしろいデータでした。思ってもみないような誤記であっても、数十件が存在するということですね。
77件以下の4“語”は「へえ」という感じでした。98 さんの「発想力」に感心しました。
昔は、用例が3例あれば新語と認定するなどという議論を耳にしたものですが、WWW に大量の書かれた記録がたまってきた現在では、そういうことは言えなくなってしまったということなのでしょう。
となると、ホカホカの新語か誤記かという区別ができなくなっていると考えられますね。
新語研究の一側面と関わるような気がしてきました。
貴重なコメントをいただきました。