2019年09月11日

芭蕉@出光美術館

 オーツは、出光美術館で開催された芭蕉の展覧会に行ってきました。
http://idemitsu-museum.or.jp/
 松尾芭蕉といえば、俳句あるいは発句の作者として有名ですし、「奥の細道」という紀行文でも有名です。今年は奥の細道の旅に出てから 330 年だそうで、それを記念して芭蕉の展覧会が企画されたもののようでした。
 芭蕉の直筆の短冊や画賛などがたくさん展示されていました。なるほど、達筆です。しかし、オーツはこういう達筆が達筆であることがよくわかりません。筆で書いたものであり、個性が表れていることはわかりますが、だから何なのか、どこを見たら「達筆」だとわかるのか、残念ながらまったくわかりません。そもそも、何と書いてあるのか、読めません。崩し字や変体仮名などの知識があれば、多少なりとも読めるのでしょうが、オーツはその方面の知識がありません。
 ただし、多くの展示品には、現代の活字で翻字したものがそばに貼ってありましたので、それと対照すれば、ある程度読めるような気がします。(本当の意味では無理ですが。)
 本人は名前を「はせを」と書いた例が多かったようです。現代仮名遣いで「ばしょう」に当たります。
 また、一つの発句が何回も短冊に書かれており、全国各地で所望されて芭蕉がその場でさらさらと書いたものがたくさんあるようです。それらのどれもが真筆であり、オリジナルであるということです。しかし、それらを比較対照すると、漢字の使い方などで違っている場合も多く、現代人的感覚で何が本当のオリジナルなのだろうかなどと考えてしまうと、江戸時代の現実から離れてしまうようです。
 「ふる池や」の句も、今回の展覧会で発句短冊と二句懐紙の2種類が展示されていました。日本全体では何十種類ものオリジナルがあるもののようです。
 実に不思議な世界を垣間見たような気分でした。
posted by オーツ at 03:19| Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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