2019年05月15日

藤沢数希(2015.6)『ぼくは愛を証明しようと思う。』幻冬舎

 オーツが読んだ本です。
 小説仕立てです。恋愛工学実践編といった内容でしょうか。もてない男が、とある男性から教えてもらった恋愛工学を応用することによって、Aクラスの女性との恋愛(セックスを含む)を実践するといったスジです。本書の大部分は、ナンパのしかたとその実践というあたりが占めています。
 書かれているナンパの成功確率などは、それなりにもっともらしく思います。また、ナンパに際してどういうことに注意するべきかなどに関する指南書的な性格も持っています。参考になる話がいろいろ盛りだくさんです。(ただし、まあ、ナンパがそんなにうまくいくとも思えないのですが。オーツは経験がないのでわかりません。)
 こんなふうにあけすけに書いてしまったら、周りの人が著者を見る目が変わってしまうように思います。よくぞ書いてくれたという感想を持ちました。
 本書はフィクションですが、ある意味で著者の恋愛観が前面に出てきているようにも思えます。(まあそういう読み方はいけないのでしょうが。)
 では、オーツが若かったら、この本で描かれているようなことを実践するでしょうか。たぶん、そうしないように思います。若いころは金がなかったから本書で描かれるような「遊び」は、やろうとしてもできなかったでしょうねえ。それに、オーツは早めに結婚したので、その後はナンパうんぬんは、ほぼまったく興味がなかったように思います。
 とはいえ、若い男性はこの本を読んでもいいのではないかとも思います。この通りにせよなどということではなくて、本書に描かれているような恋愛観もあるのだということを知っていて損はないと思います。
 オーツは単行本を読みましたが、同内容の文庫本も出ているようです。




posted by オーツ at 05:12| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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