2019年01月09日

Excel 2010 の起動時のトラブル

 あるとき、妻のパソコンで Excel の動作がおかしいので見てほしいと言ってきました。
 妻にいわせれば、Excel が動かないことは大問題だというのです。かなり強い口調で、江古田のパソコンショップの人を呼んでこようと言い出しましたので、それでは、オーツが乗り出してみようということになりました。パソコンショップはハードの故障のときに頼むといいと思いますが、ソフトの動作が変な場合は、あまり役に立たないと思います。出費がかさむだけです。
 とはいえ、オーツは普段めったに Excel を使わないので、自分で直せるとは思いませんでした。しかし、おかしいところを自分で確認する程度のことはしようというつもりでした。
 まず、オーツが普段使っているパソコンから Excel のデータファイルを25個ほど集めてきて、USB メモリに入れました。全部、オーツのパソコンで起動することができます。拡張子は、xls, xlsx, csv の3種類がありました。
 この USB メモリを持っていって妻のパソコンにログインしました。
 最初に、スタートボタンから Microsoft→Excel 2010 を選ぶとちゃんと Excel が起動しました。
 パソコンのOSは Windows 10 で、Excel 2010 がインストールされています。正常なようです。
 次に、USB メモリに入っているそれぞれのデータファイルの名前をダブルクリックして、Excel を起動しようとしました。このあたりから別のパソコン内のファイルに Excel の動作を記録しながら慎重に操作しました。
 持参した25個のファイルの内、2個は普通に Excel が起動しました。ところが、あとの23個のファイルは、データファイルをダブルクリックすると、Excelが起動してデータが表示されるのですが、2〜3秒くらい経過すると、突然ウィンドウが閉じてしまい、Excelの実行も終わってしまいます。
 今まで経験したことのない異常事態です。再現性があり、何回やっても同じ結果になります。
 中にはこんなケースもありました。とあるファイルでは、起動ができたのですが、ただし、上の方にメッセージがあります。「セキュリティの警告 データ接続が無効になりました。」そして、上の右の方に(四角で囲んで)「コンテンツの有効化」と出ます。これをクリックすると、メッセージが消え、普通に使えるようです。
 このファイルは、2回目の起動もできたのですが、他のタブを見たりしていると、途中で消えてしまう(動作が終了してしまう)のです。これもエラーファイルのほうに分類しました。
 次に、Excel を立ち上げ、開くことができるファイル(2個のうちの一つ)を開いた状態で、ファイル→開くで問題の23個のファイルを開こうとすると、同じく、2〜3秒程度ファイルの中身が見えるのですが、それでそのウィンドウが閉じてしまいます。10個くらい確認した段階で、どうせ全部同じだろうと判断し、止めました。
 これはなかなかの重傷です。ソフト(excel.exe)がエラーを引き起こしているようです。
 ネットで検索して、Excel の異常事態が起こったときの対策を調べてみました。
 「Office アプリケーションを修復する」
https://support.office.com/ja-jp/article/office-%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%92%E4%BF%AE%E5%BE%A9%E3%81%99%E3%82%8B-7821d4b6-7c1d-4205-aa0e-a6b40c5bb88b
あるいは「Windows 10でエクセルなどのオフィスファイルが開けない時の対処法4選」
https://boxil.jp/mag/a23/
あたりを参考にしました。
 その中で、「Officeの修復」をやってみることにしました。ソフトが異常な動作をするのだから、まずこのあたりが必要なことでしょう。
 すると、途中でエラーメッセージが出てきました。
 エラー 1913 ファイルC:\WINDOWS\win.ini を更新できません。お使いのコンピューター
に目的のファイルが存在するかどうか、ファイルを更新する権限があるかどうかを確認して
ください。
   「再試行」  「キャンセル」

 エクスプローラーで C:\WINDOWS¥の中を見ると、win.iniというファイルは存在します。
 そこで「再試行」をクリックしました。実行が継続しました。
 「修復」の途中で、ATOKが使えなくなってしまいました。カナ漢字変換がMS-IMEに強制的に変更されたようです。
 修復が終わったので、再度、各種ファイルを立ち上げてみました。
 しかし、修復の効果はなく、相変わらず23個のファイルで立ち上がりません。2個のファイルだけが立ち上がります。
 もしかして、ライセンス認証がうまくいっていないのかもと思いました。しかし、調べてみるとライセンス認証は問題なしです。考えてみれば、ライセンス認証がうまくいっていなければ、すべてのファイルが読めないはずです。2個のファイルが正常に読めるというのは、この問題ではあり得ません。
 Excel をアンインストールして再インストールしてもいいかと思いましたが、このマシンにプリインストールされていたソフトだと思います。再インストールするためのディスクがあるわけでもありません。
 ここまででオーツは諦めました。自力ではどうにもならないと思いました。

https://support.office.com/ja-jp/article/excel-%E3%81%8C%E5%BF%9C%E7%AD%94%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%81%E5%81%9C%E6%AD%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%81%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%81%E5%8B%95%E4%BD%9C%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%82%8B-37e7d3c9-9e84-40bf-a805-4ca6853a1ff4
によると、
Excel Tech Community では、いつでも専門家に質問できます。Microsoft コミュニティでは、サポートを受けられます。

ということで問い合わせ先が明記されています。オーツはここに聞くのがいいだろうと思いました。
 チャットを申し込むと、9人ほどがチャットを待っている状態でした。オーツがパソコンでネット内の記事をサーフィンしながら待っていると、やがて、Microsoft の係の方とチャットがつながりました。
 オーツが Excel に関して経験したことを伝えると、
office 2010 に関しましては現在、窓口での無償サポートが終了しておりますが、お客様のご申告の症状から、1月2日にリリースされた office 2010 に対する KB4461627 というプログラムの問題である可能性が考えられます。
こちらは、該当のプログラムを削除することで、症状を回避できる可能性があります。
その方法をお伝えいたしますので、お手数ですが本チャット終了後、お客様にてご実施をいただけますでしょうか。

ということが伝えられました。ええーっ! そんなことがあるのですか。
 そして、サイト「更新プログラム (KB4461627) 適用後 Excel が起動できなくなる現象について」
https://sway.office.com/OMwtJQEA4dyuZEmT
を知らされました。
 これを見ても、今回の Excel のトラブルとは違うように思えます。症状が違うし、出てくるエラーメッセージも違います。
 オーツが「しかし、ここでは「動作を停止しました」というメッセージが見えますが、私の場合は、何も言わずに、いきなり表示が閉じてしまいます。それでも同じことが原因でしょうか。」とたずねると、Microsoft の係の方は「はい。画面は一例ですが、多くのお客様から同様のお問い合わせをいただいております。」ということでした。
 なるほど。
 ということで、この記事にあるように、妻のパソコンから更新プログラム (KB4461627) をアンインストールしました。すると、Excel が普通に起動するようになり、23個の(以前読めなかった)ファイルが全部普通に読めるようになりました。今回の問題は無事解決できました。
 しかし、ここに至るまでのオーツの数時間はどうやって補償してくれるのかと思いました。考えてみるととんでもない話のように思います。
 更新プログラムは、ユーザが意識しなくとも、勝手にインストールされるような仕組みになっています。これがエラーを起こすと、大変深刻な問題を引き起こします。オーツは、Excel を使い続けることはよくないと思いました。とはいえ、自動更新をオフにすると、ソフトにバグ(セキュリティホール)が見つかって、そこから第三者がパソコンに侵入するようなケースもあるので、これは別の意味で恐いものです。
 どうするべきなのか、むずかしいところです。
 まあ、オーツの場合、普段から Excel をほとんど使っていませんので、大きな問題ではありませんが、とんだトラブルに巻き込まれてしまったことになります。
 ところで、ATOKが使えなくなってしまった問題ですが、これについては、妻があまり気にしないように思います。そもそも今使っているカナ漢字変換システムが何であるか、意識していない可能性さえあります。
 まあ、言われたら、再度 ATOK が使えるようにしますが、そんなに急ぐことでもなさそうです。
posted by オーツ at 05:08| Comment(0) | パソコンとIT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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