オーツが読んだ本です。実に痛快な本でした。
2018年4月に起こった財務省の福田事務次官によるセクハラ問題について、その周辺の対応などを詳しく記述・分析した本です。
記述の中心の第1章から第3章まで、一連の経緯を時系列で示しながら、麻生大臣や財務省、野党、テレビ朝日を初めとするマスコミなどがどのような対応・報道をしたのか、そしてそれらのどこにどんな問題があるのかを解説していきます。
オーツは、一連の騒動の推移の中で、モヤモヤしたものを感じていましたが、こうして著者に説明されると、何がモヤモヤの原因だったのか、はっきりわかりました。野党の勘違いがひどいとともに、パワハラがすごかったということ、メディア(特にテレビ朝日)のモラハラがすごかったことが原因でした。
本書を読むと、こんな野党を支持するのがいかにも馬鹿臭く感じられます。
まさに本書のタイトルが内容をズバリ物語っています。わかりやすいタイトルです。
どこがどう問題だったのかは、本書を読めば明確にわかります。
そして、マスコミではそういう視点からの報道がまったくなされていないということも問題のように思います。オーツは、今、本書を読んで納得したのですが、セクハラ事件がいろいろ報道される中で、マスコミの対応は極めて偏っていたように思われます。
そういうことがわかるという点でも、本書はおすすめできるものと思います。
著者の藤原氏の冷静な判断力・分析力が光ります。
参考記事:
https://ameblo.jp/kazue-fgeewara/entry-12404764116.html
この記事へのコメント
コメントを書く