あるとき、7歳の孫がオーツの自宅に遊びに来ました。
ちょっと将棋を指してみました。
今までは、もっぱらスタディ将棋
2016.2.14 http://o-tsu.seesaa.net/article/433786358.html
で指していたのですが、小学校2年生ともなると漢字が読めます。そこで、本将棋の駒を使ってみました。
手合いは6枚落ちです。8枚落ちでもよかったのですが、まあこのあたりは適当でいいでしょう。
初手から始めて、ちゃんと終局まで指すことができました。
孫は、途中で銀を横に移動しようとしたときもありましたが、そんなことはやり直せばいい話です。
オーツは、途中でちょっと孫に端攻めの作戦を助言しましたが、とにかく、最後にどちらかの玉が詰むまで指し進めることが大事です。きちんと最後まで指して、どちらが勝ったのか、勝敗は明確にさせなければなりません。
将棋で勝とうとするときに最も大事なことは、相手の王を詰めることです。どんな大優勢を築いても、王を詰まさなければ勝てません。どうすれば相手の王が詰むのか。ここは盤面をにらんでいろいろ考えなければならないところです。
何はともあれ、下手の飛車が敵陣に侵入して、龍になり、金銀の持ち駒と共同して王にせまり、最後は頭金でオーツの王が詰みました。
オーツは、ちょっとした助言に加えて、若干の手抜きをして、負けることにしました。何とかちゃんと負けることができました。そのときの孫の笑顔がよかったです。何物にも代えがたいすばらしい笑顔でした。
こういう経験を積み重ねると、少しは将棋が好きになってくれるでしょうか。
あとで孫に聞いてみると、家庭内で将棋を指すこともあるそうです。囲碁も打つそうです。息子が相手をつとめているのでしょうか。いやはや、なかなか多才な子供です。
2018年11月04日
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