2018年09月25日

モンゴル旅行(5)列車乗車体験など

 モンゴルの2日目になりました。まずは日本円からモンゴルの通貨トゥグルグ(トゥグリクともいいます)に両替をしなければなりません。
 この日は日曜日でした。ガイドさんは、とある銀行に連れて行ってくれました。年中無休、24時間営業の銀行があるとのことです。何と便利なのでしょう。それに引き換え、日本ではこんなサービスすらまともに存在しないように思います。いやはや、いやはや。
 両替すると、1円が 22.19 トゥグルグ(Tg)になりました。概算するときは、1/20 で日本円というのが便利です。厳密には 1/22 で換算するわけですが、まあ1割くらいは誤差のうちです。
 最高金額の紙幣が1万トゥグルグです。500 円程度の価値ということになります。現地の人の収入水準・消費水準から、最高紙幣がこの金額になっているわけですから、日本円の感覚だけで使っていくのはよくないと思います。ちなみに、現地では、何でも少し日本より安いように感じます。まあ、実際は外国人価格で少し高めに設定されているのでしょうが。
 ウランバートル駅に行く前に、ちょっと時間があったので、機関車見学に案内されました。ロシアとの協力時代にモンゴルが導入したもので、一番古くは 1910 年代、新しいもので、1980 年代です。標準軌、広軌のレールを走るように作られており、車体が馬鹿でかいものでした。日本のそれより迫力がありました。
 ディーゼル機関車や蒸気機関車が何台も並んでいました。

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 ウランバートル駅は、天井が高く、シャンデリアがある立派な駅でした。しかし、ホームの高さはかなり低く、列車に乗るときにはしごを登る形になります。

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 列車に乗車するときは、階段を上って車内に乗り込むことになります。コンパートメントに4人が座る形です。オーツと妻とガイドさんが座ります。寝台車仕立てになっていて、上段のベッドがたたまれている形になっています。
 ずいぶん長い列車編成で、20両くらいありそうでした。先頭のディーゼル機関車の次に荷物車が連結されていました。あとは全部客車でした。
 列車はゆっくり走ります。ガイドさんは都市の中だからと説明していましたが、なぜこんなにゆっくりなのか、理解しがたいように思いました。加速・減速ともに遅いのです。オーツの解釈では、列車の性能がイマイチなのではないかと思います。日本は電車が普通ですから、各車両にモーターやブレーキが付いていて、加速も減速もスムーズです。モンゴルの鉄道のように、機関車1台が長い客車を引っ張るのでは、なかなかこうはなりません。
 コンパートメントに乗っていると、車掌さんが切符のチェックに来ました。ガイドさんが3人分の乗車券を見せると、ボールペンで(使用済みの意味の)マークをつけました。記念に乗車券をもらいましたが、大部分はモンゴル語(キリル文字)で書いてあり、乗客の名前だけがアルファベットで書いてありました。切符でも個人ごとに(記名して)買うわけですね。予約時に名前まで書いて買うということになると、外国からの旅行者だとちょっとハードルが高いです。オーツたちは、現地の旅行社が全部手配してくれていましたので、スムーズだったわけです。切符には、ウランバートル駅からエメルト駅までの運賃、一人 1,600 Tg も書かれていました。80円程度ということです。
 窓から外を眺めていると、だんだんモンゴルらしくなってきます。草原が広がり、ゲルがあちこちに見えます。放牧されている牛やヤギなどが見えます。ウランバートルを出て、少し行くと列車のスピードが上がります。
 二つ目の駅・エメルト駅で下車しましたが、この駅でもホームはかなり低く、列車から階段を引き出して、それを利用して降りる形になりました。

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 この路線の列車は、1日に1〜2本しかないらしく、長距離移動用にダイヤが組まれているので、日常の通勤・通学・買物等に利用する人はいないとのことです。実際、そんな感じでした。エメルト駅で降りたのは、我々3人だけでした。
 我々が降りると、各車両ごとに乗車している係員の女性たちが、旗を閉じた形で窓から突き出しています。もしもこれが開けば、列車が緊急停止するという話でした。
 ホームに降りて、さてどうするか。クルマが迎えに来ているのですが、それに乗るために、なんと、線路をまたいで歩いて行くということになりました。

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 こんなことは、日本では危険すぎて到底できないことですが、ここでは1日に数本しか列車が通らないので、特に危険ということはないのです。
 短時間ではありましたが、とても興味深い列車乗車体験でした。
posted by オーツ at 05:11| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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