2018年08月07日

東京外郭環状道路工事現場の見学

 オーツは、東京外郭環状道路工事現場の見学をしてきました。東京知道会という組織が企画したものです。
http://tokyo-chido.com/pdf/2018tonnel.pdf
 参加者は40名ほどいました。
 聞くところによると、土木学会の見学会が午後に予定されており、それとの関係で、午前にこういう企画が立案されたようです。
 今、外環は大深度の地下をシールド工法でトンネルを掘っているとのことです。そのようすを、休業日の土曜日に見せてくれるというわけです。二子玉川の駅に集合し、バスで工事現場まで送ってもらいました。
 初めに、インフォメーションルームに案内されて、どんな工事をやっているのか、概略を説明してもらいました。
 次に、その部屋でヘルメットと軍手とチョッキ状のサインベルトを貸してくれました。オーツはここで、上着を着用しました。見学会では半袖は不可ということで、上着持参と言われていたのです。
 そして向かったのが中央監視室です。いろいろなモニター類が並んでいました。監視役の人は1人しかいませんでしたが、これはシールドマシンが動いていないからであって、普段は4〜5人が操作卓のところに貼り付いているそうです。一つのディスプレイの画面に数十個もの数値やグラフなどが表示されており、そういうディスプレイが10台くらいでしょうか、並んでいるわけですから、ここでシールドマシンの動作状況がすべてわかるということになります。この部屋は写真撮影禁止になっていました。
 次に、立て坑の中を大きなエレベータに乗って70mほど降りておきます。そして、トンネルの中を先端部に向けて歩いていきました。最終的にクルマが走るようになる高さのところに、足場が組んであり、300m ほど歩けるようになっています。大きなフォークリフトなどが置いてありました。頭上に大きな円い筒が設置されていました。この中をベルトコンベアで土砂が運ばれていくのかと思いましたが、係の方によると、空気を地上から先端に送り込むためのパイプなのだそうです。トンネル全体で、先端部から立て坑に向けて風がながれるようになっていました。土砂が運ばれるベルトコンベアはトンネルの下の方に設置されていました。考えてみれば、土砂のような重いものは、頭上を通すよりは足元を通すべきだし、空気のような軽いものは頭上を通すべきなのは当然ですね。
 さらに、細い通路を通って 200m ほど歩き、シールドマシンの先端部まで行きました。直径 16m の穴を一気に掘り進めるという巨大マシンです。すごい迫力でした。銀色のジャッキが数十本も並んでいました。これで刃を先端に押し当てて掘っていくというわけです。
 穴を掘ると、セグメントと呼ばれるコンクリートの板を円筒形にはめ込んでいきます。13個で一周するようになっているそうですが、1枚だけで2トンもの重さがあるとのことです。こうしてできた円筒形の外側にセメントのようなものを流し込んで、周りの土砂とセグメントを接合していくのだそうです。
 セグメント運搬用に何両もの台車が連結されたものも見えました。貨物列車のようなものですが、レールはなくてゴムタイヤで走るので、空港で見かける手荷物運搬車に近いかもしれません。
 オーツはこんな工事現場を初めて見ました。とても珍しいものが見られて楽しかったです。
 オーツたちの見学者には、大林組や NEXCO 東日本、NEXCO 中日本などの関係者が付き添って案内してくれました。皆さん専門家たちですので、見学者がいろいろ質問してもその場でズバリ正確な返答が返ってきます。すばらしい話です。忙しい方々が対応してくださるというのもありがたい話です。
 工事関係者は、全員制服を着ていましたので、それとわかります。その中に若い女性もいました。いわゆるドボジョ(土木系女子)というわけです。しっかり専門知識を持っており、単なる案内役のコンパニオンではありません。どうせならこういう人に案内してもらった方が話を一生懸命聞くような気がします。
 全部で1時間半ほどの見学時間でしたが、とてもすばらしい経験でした。
 帰宅後にネットを見てみると、似たような見学会の記録がありました。
http://www.actec.or.jp/documents/gaikan/20180518-23.pdf
 オーツの経験もこんな感じでした。
posted by オーツ at 04:53| Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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