オーツが自宅で使っている洗面台は自宅の新築時に設置したものですから、19年経ちます。特に修理をした記憶もありませんが、ずっとこの洗面台を使い続けてきました。しかし、先日来、吐水口から水滴がぽたぽた落ちるようになってきました。
ちょっと業者に見てもらおうと思い、E社に電話して来てもらったのですが、こういう蛇口の耐用年数は10年程度なのだそうです。19年も経っていると、内部を修理しても今後どれだけもつか、わからないから、蛇口を交換してしまうのがよいといわれました。7万円くらいかかるのだそうです。
しかし、蛇口を交換しても、洗面台の形状が最近のものと微妙に違っているため、きちんと取り付けられるか、心配があるということで、洗面台全体の交換を提案されました。15万円だそうです。蛇口だけの交換で7万円ということを比べれば、古くなった洗面台を交換してもいいかなと思い、交換しました。
E社の見積書を見ると、こんなふうになっていました。
TOTO Vシリーズ 750 洗面台 159,000 円
(LMPB075B3GFC1G+LDPB075BAGEN1)
施工費、廃材処分費、運搬諸経費 35,000 円
値引き △55,112 円
小計 138,888 円
消費税 8% 11,111 円
合計 150,000 円
洗面台の価格の根拠として、E社が作成したパンフレットを置いていきましたが、そこには確かに 159,000 円と書いてあります。
こんなことで、洗面台の交換は無事済んだのですが、その後、ちょっと気になって、ネットで洗面台の価格を調べてみました。すると、楽天では、この形式のものが何と 49,300 円で売られているではありませんか。
https://item.rakuten.co.jp/mnkmok/totov10/
とすると、E社のパンフレット、さらには見積書、55,112 円という大幅な値引きなどが茶番に見えてきます。
となれば、ネットで購入して、取付業者に工事だけ依頼するのがよかったのかもしれません。
どういう洗面台を設置するかあたりが一番むずかしいでしょうが、一番売れ行きのいいものを選ぶという安易な手でもよかったかもしれません。
オーツの主観では15万円という価格が高いとは思わなかったのですが、ネットを調べて愕然としたというところです。
私はマンション住まいで作り付けの洗面台なのですが、数年前に水漏れが始まって蛇口とレバーのセットを買って交換したことがあり、値段はもう忘れましたが今Amazonで相場を見ると数千円ないし1万円台でした。
業者に交換してもらえば工事費が要ることは分かりますが、洗面台に取り付けられるかどうか分からないというのはひどい説明ですね。洗面台の穴に蛇口とレバーを通して固定するだけのことなので合わないということがそもそもあり得ないと思います。
最近シャワートイレも調子が悪くなってAmazonで評価の高い16,000円程度のものを買って取り付けました。安物でも使えさえすればよいと思って買ったのですが、取り付けてみたら20年のあいだに大いに進化していて、大いに満足しました。
次の同様の機会には業者への連絡の前にネットで相場をチェックなさるようお勧めします…。
貴重なコメント、ありがとうございました。
シャワートイレについても、似たような経験をしました。同じ業者E社ですが、昨年、工事費込みで 226,584 円で取り替えました。今、ネットで見てみると、楽天市場では 64,399 円で売られています。
https://product.rakuten.co.jp/product/-/b2958d8dea8cb3210eb61e6c25a9d44d/
設置工事費用が別途数万円かかったとしても、こういう形で買うほうが圧倒的に安いことがわかります。
ところで、便器の交換作業だけをやってくれる業者があるのだろうか、あっても恐ろしく費用がかかるのではないかと思ったのですが、ネットにはそのような話がたくさんありました。商品は自分で準備して工事だけやってもらうのを業界で「施主支給」と言うらしく、それを請け負う業者も増えているのだそうです。洋式トイレの交換作業費25,000円と書いている業者のサイトもありました(購入や工事の前に十分な確認が必要だと思いますが…)。
再度のコメント、ありがとうございました。
私も、今回、ネットで調べて、工事を請け負う業者があることを確認しました。
私の自宅で再度必要になるかと考えてみると、ウォシュレットがもう一つあるので、それが該当しそうです。
息子たちの住宅にもウォシュレットや洗面台やらが付いているので、よく伝えておきたいと思います。
いざ、水漏れがあったりすると、緊急事態になるので、ネットで調べて……などと悠長なことは言っていられなくなるのですね。これが問題で、水回りの業者が暗躍することになるのでしょう。
葬式なども、同様に(あれこれ調べる余裕もないために)かなり高いものにつくようです。
結局メーカーは工務店が販売価格を自由に設定できるよう、見かけ上極端に高いカタログ価格を設定しているものと想像します。相当値引いても十分利益があり、あまり値引きせずに売れればボロもうけという仕組みです。違法性はないとしても、道義や良心からかけ離れた商慣習だと思います。