2018年02月24日

橘玲(2017.11)『専業主婦は2億円損をする』マガジンハウス

 オーツが読んだ本です。
 タイトルに引かれて読みました。
 本書は「女性の生き方」といった内容です。専業主婦になるということは、2億円を捨てているようなものだというわけで、夫婦の共働きを勧めています。
 その主張は、オーツも同意する面が多いのですが、しかし、そうはいっても、夫婦の共働きの前提として、夫婦それぞれがどういう仕事のしかたをしているかということがあります。夫婦とも無理なく仕事が続けられるようでないと、なかなか共働きは継続しがたいように思います。
 最近は保育園も充実してきて、昔よりは入りやすくなってきていると思いますが、それにしても、いざ保育園通いが始まると、熱を出したといってはケータイに電話連絡があり、仕事を中断しなければなりません。たとえば、こんなとき、父親側が仕事を中断できるか、あるいは、祖父母などですぐに頼める人手があるかといったことが重要になります。
 こんなことまで考えておかないと、「共働きを続ける」という選択肢はなかなかとれないものです。しかも、小さい子供を抱える親は、まだ若く、人生経験が多くないですから、どうやったら子育てができるか、それ自体が初の挑戦だったりするわけです。そんな状況で妥当な判断をしながら人生を設計するというのはなかなかむずかしいことだと思います。
 本書には、外国に住んで、家政婦を雇って、子連れで働くというような例まで紹介されています。もちろん、そういう生き方もあり得ることでしょう。しかし、仕事の種類を考えないと、いや、その前に自分がどういう働き方をするかを就職する前に考えておかないと、一概にそんなことはできません。
 本書のような本を読んで、自分の人生を考えることは大事なことのように思います。しかも、そんなことを考えるには若いうちがいいでしょう。できたら、仕事に就く前に、学生のうちにこういう本を読むのがいいですね。それだけでも、就職活動への取り組み方が違ってくると思います。
 オーツは、適当に流されて就職してしまったのであって、こんな本を学生時代に読んでいたら、ずいぶん考え方が変わったことでしょう。まあ、若いうちは時間がないので、こんな本を読む時間もなかったでしょうが。

参考記事:
https://www.tachibana-akira.com/2017/11/7866


posted by オーツ at 05:04| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。