オーツは、先日、勤務先に行くときに折りたたみ傘を持って行きました。
傘をカバンに入れようかとも思ったのですが、持って行くべき荷物もほとんどない状態だったので、手で直接持っていくことにしました。あとは肩掛けの小さなバッグだけです。
自宅を出るときには、どんよりした天気でしたが、天気予報では午後から雨とのこと。いつどこで雨に遭遇するか、わかりません。通勤途中で雨が降ることもあり得るので、折りたたみ傘を持っていったわけです。
さて、朝は、結局、勤務先まで雨が降らず、結局折りたたみ傘を開くこともなく、廊下の手すりのところに傘を引っかけておきました。
夜になって、また折りたたみ傘を手に持って帰宅することになりました。
ちょっと途中での寄り道があり、酒を飲んで少しは酔った気分になったのでしょうが、帰りの地下鉄に乗っても、傘は不要でした。オーツは、地下鉄車両の網棚に折りたたみ傘を置き、ロングシートに座って本を読んでいました。
降りる駅に到着し、改札口を出たところで、はたと気がつきました。折りたたみ傘を持っていません。網棚に置き忘れてしまったのです。もう、電車は出発してしまったし、まあ、しかたがないので、傘なしで駅から自宅まで歩くことにしました。
で、エレベータで地上に出てみると、何と、雨が降っていました。
ずっと手に持っていたはずの折りたたみ傘を置き忘れた直後のこの雨です。オーツは悔しさを感じました。
コートが雨に濡れました。メガネにも雨粒が付きました。頭や顔も濡れて不愉快でした。
こういうことがないように折りたたみ傘をわざわざ持参したのに、最後の最後で置き忘れてしまったというわけです。
酒を飲んだことも影響していたと思います。それにしても悔しいできごとでした。
2017年12月02日
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