9:00 出発でスズダリの黄金の輪の教会群を2時間ほどかけて回りました。牧歌的な風景が広がっているところもあり、雨の中とはいえ、心地よい場所でした。
いろいろ見て回りましたが、印象深かったのは、スズダリのスパソ・エフフィミエフ修道院の鐘の演奏です。
写真では、はっきり見えませんが、鐘つき台の左側のほうに人影が見えます。この人が、たくさんの鐘を自在に操って音楽を奏でるのです。椅子に腰掛けて、両手両足を使って演奏します。たとえていえばパイプオルガンの演奏のような感じでしょうか。いろいろなヒモが鐘につながっているようです。10分くらい演奏していたでしょうか。演奏が終わると、演奏者が椅子から立ち上がって、オーツたちのほうに向かってお辞儀をしました。庭で演奏を聴いていた人たちから拍手が湧きました。
それからバスはウラジーミル市に向かいました。
昼食は、Pyatnitsa というレストランで、キャベツのスープ、壺焼き、フルーツサラダを食べました。
壺焼きというのは、壺に野菜などの具材を入れ、パン生地で蓋をして焼いたものです。
パン生地を破ると、中の具材が食べられます。もちろん、パン生地自体も食べられます。野菜はスープにひたしてありましたから、パン生地もスープにひたしながら食べました。
昼食後は、ウラジーミル市内観光ということで、黄金の門を見て、ウスペンスキー寺院に行きました。
一番手前の塔が、何となく人の顔みたいに見えて、オーツはおかしくなってしまいました。
この寺院の先(向こう側)には、ウラジーミル市が広がっていました。寺院が高台にあったわけです。そこではシベリア鉄道の列車が走っていくのが見えました。この列車がウラジオストクまで行くのかどうかはわかりませんでしたが。
その後、バスで4時間かけてモスクワに移動し、1日目と同じホテル MILAN に宿泊しました。