2017年04月27日

ファイル中の数値の合計の計算

 とある大学の文科系の4年生9人ほどと話をしていたときのことです。
 オーツは、ネットか何かで見かけた笑い話を紹介しました。ある人が Excel でいくつかの数値を順次入力してきれいな表を作っていたということです。で、それらの数値の合計を計算しようということになったら、おもむろに電卓を取り出して、Excel の画面の数値を電卓に入力していって合計を計算したという話でした。その人にとっては、Excel はきれいな表を作るための道具に過ぎなかったというわけです。
 ところが、この笑い話に対する4年生の反応がイマイチだったので、オーツは聞いてみました。Excel で、ファイル中に(1行に一つの形式で)数値を入力した後、それらの合計を計算するときはどうするのかということです。オーツの驚いたことに、みんな、どうしたらいいか、わからないというのです。かろうじて一人だけ、SUM で計算するという「正解」を言いました。
 オーツは驚きました。
 この大学では、コンピュータリテラシーの授業もあり、全員が Word や Excel を使っているという話です。4年生ともなれば、それまでそういうソフトを使って何かの処理をしてきたはずです。しかし、SUM が出てこないということは、実は Excel をやってこなかったということです。
 合計の計算くらい、日常的に必要になるのではないかと思いますが、この場にいた大学4年生9人(のうちの8人)は、そんな必要性がなかったのでしょうか。オーツはそのことに驚いたのでした。

 オーツは、合計の計算をどうするか、一般的な方針・考え方として、次のように言いました。
 ファイル中の数値の合計を求めるには、さまざまな方法が考えられる。オーツの考え方では、これこれがいいといって、あるやり方を押しつけることはしない主義だ。パソコン環境や、その人の知識や能力によって、最適なやり方は異なってくる。需要なのは、自分にとってベストなやり方を自分で探して自分で決めることだ。

 では、オーツの場合、合計をどう計算するでしょうか。以下、オーツ流の考え方をいくつか(優先順位をつけて)具体的に書いておくことにしましょう。

(1)普段のオーツのパソコン環境ならばエディタで計算する
 普段はエディタ(MIFES)を使っているはずです。であれば、テキストファイルに数値を順次入力しているということになります。
 この状態で、ファイル中の数値の合計を計算する場合、ESC+A という2タッチ(最初に ESC キーを押して、それを離してから A を押す)で終わりです。
 オーツは、自分でマクロコマンド(ファイル中の数値の合計を計算する)を作っていて、エディタ中に組み込んであるのです。そして、ESC+A にそのマクロコマンドの実行という機能をセットしてあります。そこで、ESC+A と押すと合計が計算されます。

(2)普段のオーツのパソコン環境で、エディタのマクロコマンドが使えない状況では
 何らかの事情でエディタのマクロコマンドが使えない状況になったとしましょう。オーツが普段使っているエディタが動く環境ならば、自作プログラムで計算すると思います。
 合計の計算くらい、最初からコーディングしても数分もかからないと思いますが、それよりも、オーツがかつて作って使った自作プログラムの中に、平均や標準偏差を計算するプログラムがあるので、それをエディタで呼び出して、合計のところを表示するように変更して、再実行します。1分もあれば動くプログラムができると思います。

(3)ネット接続が可能な他人のパソコンでは
 他人のパソコンや共同利用のパソコンでは、オーツのパソコン環境がない状況になります。当然、マクロコマンドも自作プログラムも使えません。そんな場合、どう計算するでしょうか。
 ファイル中の文字列をエディタで編集して、たとえば、以下のように変形します。
123+234+3456+45+567+67+789
 ネットにアクセスして、検索エンジン(Yahoo! か Google)を呼び出し、その検索窓にこの文字列(数式)をコピペして、「検索」を実行すると、合計の計算結果が表示されます。
 メモ帳では「改行」を「+」に置き換える処理ができません。メモ帳よりももう少し高機能なエディタであればこれくらいはできます。

(4)他人のパソコンで、ネット接続ができない状況では
 こうなると、手も足も出ません。しかたがないので、Excel を使います。SUM 関数を使うやり方です。
 とはいえ、オーツは普段 Excel を使っていないので、いざ、この方法で計算しようとすると、とても効率が悪くなります。

 というわけで、上記のように大学4年生に聞いてみた Excel の SUM 関数を使うやり方は、オーツにとって、他にまったく手段がないときに使う方法で、まあ実際にはオーツが使うことはないと思われます。使うことはなくても、それくらいの知識はありますから、どうしようもなくなった状況でも、電卓を使って計算するよりはマシだと思います。
 SUM 関数すらも使えない人たちは、(1)から(3)のような、さらに効率的な(オーツにとってはですが)やり方は夢のまた夢でしょう。

 こういう人たちにパソコンの使い方を教えることになったら、一体どうすればいいのでしょうか。なかなか悩ましい問題です。
 ちなみに、別の2〜3年生十数人にも聞いてみました。同じく文科系の学生ですが、半分くらいが SUM 関数を知っていました。
ラベル:sum EXCEL 合計 数値
posted by オーツ at 03:33| Comment(0) | TrackBack(0) | パソコンとIT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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