2017年02月05日

外国人宿泊客はどこに泊まる?

 オーツは日経新聞のサイトで読みました。
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/visitor2017/
「統計で「消えた」外国人宿泊客 ここにいた!」という記事で、もともとは2017年1月25日付日経MJ に掲載されたもののようです。
 訪日外国人客数と外国人延べ宿泊者数を比較し、訪日外国人は増えているのに、外国人延べ宿泊者数は伸びがさほどでもないということから出発しています。
 そもそも出発点のグラフからして、訪日外国人客数と外国人延べ宿泊者数のグラフの目盛りが違っています。だから、外国人旅行者の日程が短期化するだけでもこういうグラフができてしまいます。欧米からの訪日観光客は、(わざわざ遠方に旅行するので)宿泊数もそれなりに多そうですが、中国や韓国からの訪日観光客は、短い日程の旅行が多くなるでしょう。つまり、来日してくる旅行客の中に、近場の外国人客が多くなると、外国人延べ宿泊者数がやや減る傾向にあります。最近の外国人旅行客の増加は、中国や韓国からの観光客が増えているためという面が強いですから、自ずとこういうグラフになるのも当然です。
 さて、もともと、外国人の中で一定数は「宿泊」しないもののようです。その割合が少し増えたというわけです。なぜ、こういう傾向になるのか。上記の記事では、宿代わりに夜行バスを使っている人が多い、キャンピングカーを借りる人が多い、空港で毛布を借りて泊まる人が多い、ラブホテルに泊まる人が多い、クルーズ船による入国者が多い、民泊が(大阪で)増えている、というような外国人旅行者の傾向を指摘しています。
 どれが主因か、よくわかりませんが、現実に、大都市のホテルに空きが出ているとなると、気になります。
 日本のホテル代金が(外国人にとって)高くなりすぎているという面もあるのではないでしょうか。外国人は外国人なりに節約志向があるように思えます。
 オーツが国内の出張に行く際にも、最近、ホテルが予約しにくいという状況にあります。
2016.3.22 http://o-tsu.seesaa.net/article/435434318.html
 ホテルの稼働率が高いからといって宿泊代金を値上げするようなことをしていると、ホテルの足元がすくわれるようなことになるかもしれません。旅行客の宿泊は、需要と供給の単純な問題ではなく、その周辺を含めて考えなければ本質が見えてこないでしょう。
posted by オーツ at 04:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース時評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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