2016年11月23日

橘玲(2016.5)『「リベラル」がうさんくさいのには理由がある』集英社

 オーツの読んだ本です。
 本書の中心は、週刊プレイボーイの連載コラムです。
 ということは、『バカが多いのには理由がある』
2014.9.28 http://o-tsu.seesaa.net/article/406146199.html
の続編ということです。
 Part 0 は「「リベラル」の失敗――「沖縄『集団自決』裁判」とはなんだったのか」ということで、60ページほどをとっています。この部分は書き下ろしだとのことです。慶良間諸島の集団自決をめぐって、それが日本軍が住民に強制したものだったのか否かが論じられます。裁判で用いられた証拠品など、客観的な証拠に基づいていますが、こういう事件が相対立する二つの見方で根本的に分断されているのは、何とも不思議な気分です。
 Part 1 からは2ページ程度の短いコラムを基本としていますので、読みやすい記事であると思います。オーツはトイレの中にこの本を置いておいて、用を足すたびに少しずつ読み進めていきました。
 一つ一つの評論を紹介するのも変なのでやめておきますが、日本社会をどう見たらいいのか、気づきがたくさんありました。読んでいて納得するところが多い本でした。
 この著者の次の本が出たら、また読むことになりそうです。



posted by オーツ at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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