2016年11月15日

幼児は「妥協」を知らない

 オーツの自宅に息子と6歳と3歳の二人の孫が来ました。
 息子に用事があって、ちょっと出かけ、その後戻ってきました。オーツはその間に二人の孫におやつを出したり、録画してある幼児番組を見せたりしていました。
 さて、息子が帰ってきてから、4人でどこかに出かけようかという話になりました。いくつかの案があったのですが、その中で、6歳の孫は「銭湯」がいいということになりました。3歳の孫は「近所の公園」がいいということになりました。
 ここからが問題です。4人一緒に行動したいというときに、子供たちがそれぞれ違う場所に行きたいと主張したら、動きが取れません。
 二人でじゃんけんをして、勝った方に4人で行くというのはどうかというと、孫たちはそれはダメだといいます。息子の話では、じゃんけんで負けた方が「今のじゃんけんは無効だ」と主張して、結局収拾がつかなくなるというのです。「鬼決め」という方法もあるそうですが、じゃんけんと同じようなもので、結局決まらないとのことです。
 では、息子と6歳の孫が銭湯に行き、オーツと3歳の孫が公園に行くのはどうかという案を出すと、3歳の孫がそれはイヤだといい、パパと一緒に行きたいと主張します。では、息子と3歳の孫が公園に行き、オーツと6歳の孫が銭湯に行くのはどうかという案を出すと、6歳の孫がそれはイヤだといい、やっぱりパパと一緒に行きたいと主張します。
 というわけで、4人とも身動きが取れなくなってしまいました。
 息子は、いつものことだという感じで、動じることはなく、二人の孫が相談して決めればいいという態度でした。
 それにしても、幼児は妥協ということを知らないのですね。年上の子供の方が妥協策を出せばいいと思います。今回は、弟の主張を受け入れて公園に行くことにするから、次回、同じようなケースになったら、今度は自分の主張に従うことにしようというようなことです。さっさと決めれば、それだけ遊べる時間が長くなるわけなので、言い争っている時間をムダにしない優れた方法だと思うのですが、幼児はそういう妥協策が取れないのです。まあ、弟はいろいろな約束をすぐに忘れてしまって、時間が経つと「そんな約束はなかった」と言い出すので、安易に約束を取り付けてもダメなのです。つまり、「妥協」の裏には「約束」(さらにその遵守)という高度な知的行動規則が隠されているのです。そういう知的行動が取れないので、つまりは「妥協」もできないというわけです。
 なんやかやと1時間くらい押し問答をしました。6歳の孫は泣いてせがんだりもしました。二人でたたき合いのけんかのようになったこともありました。話し合いはなかなか決着しませんでした。
 最終的にどうなったか。
 3歳の孫が、(オーツの自宅に置いてあった)お菓子(袋入りの駄菓子)を食べることを条件に、オーツの自宅で別のテレビ番組を見ることにし、6歳の孫が息子と一緒に銭湯に行きました。何とか解決してめでたし、めでたしになりましたが、うーん、こんなことで1時間ですからねえ。小さい子供といると、毎日がこんなことの繰り返しになるので、息子は疲れることでしょう。いや、それ以上に嫁が子供たちの相手をしていることが多いので、さらに疲れることでしょう。
 まあ、今の時期だけ楽しめる特権のようなものだと考えることです。あと数年もすれば、こんなことできょうだいげんかになることもなくなるでしょうから。
posted by オーツ at 04:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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