2016年07月15日

映画館の総入れ替え制・座席指定制

 最近、オーツが行く映画館はシネマコンプレックス(いわゆるシネコン)になりました。
 しかし、やや違和感が残るのは、総入れ替え制・座席指定制になっていることです。
 昔の映画館は、そんなことはなく、出入り自由でした。映画の上演中に入ってくる人もいました。2回、3回と同じ映画を続けてみることも可能でした。しかし、混雑している人気映画では座れる座席がなくて立ち見にならざるを得ない場合もありました。
 オーツは昔のやり方にも郷愁を感じます。同じ映画を続けて2回見ることには意義があると思うからです。
 まず、1回目は何も知らずに映画を見ることになります。次はどうなるだろうとわくわくする「おもしろさ」があります。2回目は、ストーリーなどは知った上で再度見ることになります。すると、さりげなく挿入されたエピソードなどにも関心が向きます。ちょっとした主人公のくせが、ラストシーンでの大団円に関係づけられたりします。2回目の観賞は、さらに細かく映画を知るためのものです。そして、おもしろい映画は何回みてもおもしろいものなのです。
 オーツは、同じ映画を映画館で続けて3回見た記憶はありませんが、2回はしょっちゅうやっていました。
 今は、そういう楽しみがなくなってしまったのですね。
 ついでにいえば、うっかり眠ってしまったときなども、もう1回見ることでストーリーを補うようなこともできました。
 立ち見が出るほどの人気作品であれば、みんなが一緒に盛り上がる「熱気」が感じられました。しかし、今は、確実に座席に座れるものの、そういう「熱気」は失われてしまいました。人気のある作品でも、一人でスクリーンに向き合っている気分です。
 昔は、スクリーンに向かって叫ぶ人がいたり、観客がみんなで一緒に爆笑するようなこともあったように思いますが、最近はそんなこともなくなったように感じます。(オーツが見る映画のジャンルが変わってきた影響もあるとは思いますが。)
 映画館の火災のときなど、定員以上の客が詰め込まれていると短時間の避難ができずに危険だという理屈もわかります。しかし、総入れ替え制・座席指定制は、映画の観客全体の連帯感のようなものを失わせ、何もわざわざ映画館に足を運ばなくても、自宅の大型テレビで見ても同じだというような気分にさせ、結局映画ファンを少なくさせてしまったように思います。
 時代の流れと考えれば、あらがうことはできませんが。

参考記事:
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1199452861
http://blog.livedoor.jp/pp617/archives/51795478.html
http://q.hatena.ne.jp/1116118284
http://www.diamondblog.jp/official/uchimura-hiroyuki/2015/12/16/%E5%AE%8C%E5%85%A8%E5%85%A5%E3%82%8C%E6%9B%BF%E3%81%88%E5%88%B6%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E6%99%82%E4%BB%A3/
posted by オーツ at 04:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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