http://rohmtheatrekyoto.jp/program/345/
http://www.ookinizaidan.com/hakkakenran/
「東京、金沢、博多から京に集い、八花街が京で舞う」という副題がついています。
ロームシアター京都
http://rohmtheatrekyoto.jp/
は、2016年1月にリニューアルしたようです。今回のイベントは、こけら落とし公演ということでした。
東京新橋、金沢三茶屋街、博多券番の3つの花街を招請し、京都の五花街と競演するわけです。
この公演は 1995 席の大ホール
http://rohmtheatrekyoto.jp/wp-content/uploads/mh_seat_20151215.pdf
で開催されましたが、チケットは完売、当日は満席で当日券なしということでした。
オーツは右側のバルコニー席での観覧となってしまいました。B席ということで、5,500 円でした。まあ安いといえば安いでしょうか。せっかく京都まで行くなら1階席に座りたいと思いましたが、チケットが取りにくかったのでした。
バルコニー席に着くまでに、3階から4階まで行ったり来たりする羽目になってしまいました。3R 扉から入るのですが、入り口がわかりにくく、ドアの内側にもまた階段があったりしたのです。また、開始前にトイレに行ったのですが、トイレは4階の左側にしかないようで(1階席は知りませんが)、ホール全体をぐるりと回り込むような位置になり、遠くて行き来が大変でした。人間が多いと、ぶつかりそうになってしまって、素早く動けないのです。
開演直前にオーツが客席内を見渡すと、いくつか空席がありました。チケットを購入しておきながらやむをえず欠席になってしまったのでしょうか。何ともったいないことでしょう。
客席には、和服姿の女性がかなりたくさん来ていました。舞妓姿の人もちらほら見えました。勉強のために見に来たのでしょうか。男性も年配の人が多かったように思います。
この公演は、それぞれの花街の芸妓・舞妓によるエンタテインメントであり、基本は日本舞踊です。出演者はみんな見事な着物を着ていました。そして、相当に練習したのでしょうが、統一された踊りが披露されました。華やかでした。
八花街のそれぞれが、最も得意とする演目を演じているわけですが、時間的にはそれぞれがちょっと短めになってしまいます。これが少し残念です。
各地で踊りの流儀が異なるという話でしたが、そこは日本舞踊ですので、まあ広い意味で似たようなものともいえるでしょう。
金沢三茶屋街は、お座敷太鼓ということで、10人ほどが大小の太鼓を打ちましたが、これがけっこう迫力があっておもしろかったと思います。踊り中心の中で太鼓を演奏するというのがちょうどいいアクセントになったということです。
最後には、出演者全員がそろって舞台で挨拶しました。160人がずらりと舞台に並ぶと圧巻でした。
全部で2時間半ほどの公演でした。
さて、今回の公演はどうだったでしょうか。オーツはイマイチのような感じに思えました。以前「都をどり」を見たことがありますが、そちらのほうが豪華絢爛で派手な感じで、素人のオーツに向いているように思いました。