オーツは第9のコンサート
2015.12.28 http://o-tsu.seesaa.net/article/431775561.html
の後、渋谷にある三漁洞(さんぎょどう)という店に行きました。
http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13007243/
コンサートは妻といったので、コンサートの後、そのまま帰宅するのも能がないと思って、渋谷の町でちょっと飲もうと思ったのでした。事前に食べログなどで調べて、中年の和服の女性がお運びさんをつとめている老舗の小料理屋ということから、静かな店かと思って予約した次第です。
渋谷駅のそばの荻野ビルの地下1階にあります。なかなか見つけにくかったです。
実際に行ってみると、予想とずいぶん違った店でした。ちょっとアンバランスなように思います。
まず、テーブルがものすごく小さいのです。2人で飲み食いするには最低限の大きさでしょう。刺身の盛り皿を置くと、それだけでもういっぱいな感じです。妻が刺身用のしょうゆの小皿を手に取ろうとして、ハンドバッグの上にしょうゆをこぼしてしまいました。必ずしもテーブルが狭いためではありませんが、テーブルの影響なしとは思えません。
テーブルに合わせて、イスも背もたれのないストゥール式のものでした。
店内はかなり狭いので、通路などを十分確保することができず、お運びさんも皿などを運ぶのに苦労していました。その状態でも、ほぼ満席に近い状態でした。
次に、客の中に若い人がたくさんいたことです。数人の若者のグループなどがいて、大きな声で話したりして、実に騒がしいのです。オーツの年齢では、こういう喧噪を避けたいと感じてしまいます。渋谷は若者の街ですが、若い人はこんなにもうるさいのでしょうか。
隣のテーブルとも距離がなく、隣で話す声が直接こちらに聞こえてくる感じでした。
オーツたちが飲み食いしたのは、以下のようなものです。生ビール 500 円、梅サワー 600 円、突き出し2種 700円×2、ぶり大根 1200 円、あさりの酒蒸し 800 円、刺身盛り合わせ 2500 円、日本酒(三漁洞純米吟醸)300ml 1,200 円で、合計 8,200 円、消費税込みで 8,856 円となりました。
食べた中でも、ぶり大根がとてもおいしかったと思います。大きな大根の切り身2個とブリ、それに小松菜が添えられていました。これは絶品です。大根がよく煮えています。スプーンが付いてきますので、それで大根を切り分けて二人で食べましたが、たっぷりしていて汁の味がしみこんで、傑作だと思いました。
刺身の盛り合わせもなかなか味がよかったです。
あさりの酒蒸しにも期待したのですが、これはイマイチでした。
そして、何より、肝心の日本酒がおいしくありません。店の名前を使ったオリジナルブランドの酒です。300ml で 1200 円というのは、そんなものでしょう。しかし、純米吟醸のはずですが、吟醸の香りはあまりなく、単なる辛口の冷酒でした。
オーツが日本酒を注文したとき、お運びさんが注文を忘れてしまったのはいかがなものでしょうか。
オーツたちは、1時間ほどいて、この店の雰囲気が合わず、逃げ出すように店を出ました。
この店は、ちょっと高めの価格設定のように思いますが、それにしては若い人がたくさん集まっているのはなぜなのでしょう。渋谷に集まる若者は、ある程度裕福なのでしょうか。クリスマスの日の例外日だったのでしょうか。
オーツとしては、再訪なしです。もう少し静かな店で、ゆっくり話がしたいものです。渋谷・新宿・池袋あたりではそういう店はあまりないですかねえ。
いい勉強になりました。飲み屋の類は実際に行ってみないと何ともわからないものですね。
2015年12月29日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック