2015年07月05日

呉善花(2014.11)『「反日韓国」の自壊が始まった』悟空出版

 オーツが読んだ本です。
 日韓間でどのように行き違いが生じるのかを解説した本です。それだけでなく、やや韓国側を批判するトーンで書かれています。
 そんなにひどく韓国をおとしめているわけでもないので、この程度の本を出版したことを理由に、韓国が呉善花氏の入国を拒否するのはおかしいと思います。(いや、この本が直接の理由であるかどうか、わからないのですが。)
 本書の目次は以下の通りです。
第1章 韓国の自壊が始まった
第2章 韓国人が謝罪しない理由――日韓の行き違い@
第3章 「人のあるべき姿」がこんなに違う――日韓の行き違いA
第4章 事大主義から抜け出せない韓国――日韓の行き違いB
第5章 韓国人自身が嘆く韓民族の精神病理
 というわけで、韓国で生まれ、日本に留学した著者の目で見た日韓比較文化論といった内容になっています。著者の解釈がなかなかおもしろく、それなりに日韓の違いを説明できる面がありそうに思いました。
 オーツが読んだ中でおもしろいと思ったことを二つほどピックアップします。
 第1に、pp.48-50 です。金貴玉氏の考え方を紹介するところですが、「なぜあれほど軽蔑した日帝の軍『慰安所』を、韓国軍は朝鮮の地に作ったのか。」という問からスタートし、韓国軍は日帝の軍隊文化と制度を事実上踏襲したからだということになってしまいます。つまり韓国軍『慰安所』は、日本軍『慰安所』の延長だというわけです。こうして、韓国軍の慰安所に関しても、韓国の責任はなく、むしろ日本の植民地主義が原因だとするわけです。だから、韓国軍慰安婦の問題が出てきたことで、韓国が日本の「従軍慰安婦」問題を批判できなくなるなどと考えることはできないというのです。呉善花氏がそう考えているというわけではありませんが、そういう人の意見を紹介していることで、韓国人の考え方の一端が透けて見えてきました。
 第2に、p.84-86 ですが、韓国には他人のせいにする文化があるという事実です。2005 年に韓国の統計庁が行った7万人の調査結果でも、こんな結果があります。
 「私は身の不自由な人を差別していない」……89.1%
 「他の社会構成員たちは身の不自由な人を差別している」……74.6%
驚きです。多くの人が、自分は差別していないが、自分以外の人たちは差別していると回答しているのです。これが韓国の実態なのでしょう。この質問だけではなく、いくつかの項目で似たような結果が出ているということです。

 本書は、韓国がどういう国か、客観的に述べていると思います。こういう本が韓国語に翻訳されて出版される日が来ることを待ち望んでいます。まあ、反日韓国では不可能でしょうが。
 韓国が反日なのはよく知られた事実ですが、日韓関係というのはむずかしいものです。日韓の距離はとてつもなく大きいようです。どうしたらいいのか、オーツは途方に暮れてしまいます。


ラベル:反日 呉善花 韓国
posted by オーツ at 04:36| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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