2015年06月01日

サンドラ・へフェリン/流水 りんこ(2014.8)『満員電車は観光地!?』KKベストセラーズ

 オーツが読んだ本です。「世界が驚く日本の「日常」」という副題がついています。
 本といいつつも、かなりの部分が漫画で書かれています。もしも漫画がなければ、もっとコンパクトになっていたでしょう。
 表題は、外国人が日本に観光旅行に来たとき、満員電車に乗ってみたいという希望があったことから、外国人が日本人のどんなところに驚くかということの一例として挙げられました。
 原作者はサンドラ・ヘフェリン氏で、日独のハーフだそうです。外見は白人風ですが、日本語はぺらぺらだそうです。髪は、もともと黒っぽい茶色だったそうですが、日本に来てから金髪に染めたそうです。いかにも外国人の風貌になって、周りの日本人が納得してくれたという話です。
 そんなわけで、本書は日独比較文化論になっています。
 で、満員電車で、何がおもしろいか。ギリシャ人のいうには、「あんなに人がいっぱいいるのに、なんで皆黙っているの?」だそうです。この発想に驚かされます。西ヨーロッパでは、他人と話すことが普通なんだそうです。この話は日本人から見ても驚きです。ということは、日本人がヨーロッパで黙って電車に乗っているだけで、周りから不審な目で見られているということです。オーツはそういう価値観には気が付いていませんでした。いや、まあ、周りの人と話をするほどの語学力があるわけではありませんが……。
 というようなわけで、簡単にマスクをする日本人、けっこうやさしい日本人の不良など、意外な日常生活の一面が次々と登場していきます。
 基本が漫画ですので、あっという間に読み終わりますが、とても楽しい本でした。


posted by オーツ at 04:51| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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