文章を書くとき、他人の書いたものを引用することがあります。他人の意見を自分のいいたいことの根拠に使ったり、他人の意見に反論したり、こんな言い方があるということでことばについて考えるときの用例として使ったりします。
オーツが気になったことは、「無断引用」ということばです。使われる文脈からすると、無断で引用してけしからんというような意味で使われることが多いようです。
しかし、引用というのは無断でするもので、著者に断ってから引用するものではありません。引用される側としては、拒否権はありません。
そんなことでネットを検索してみたら、こんな記事がヒットしました。
http://id.fnshr.info/2014/03/16/mudan-inyou/
「無断引用」というのは誤用が多いということで、オーツはこのサイトの主張に同意します。
それにしても、「無断引用」という誤用がマスコミ関係で多いとは何たることでしょうか。記者が間違えているとは、一体どうしたことでしょう。マスコミなのに、記者などに著作権教育をしていないのでしょうか。こうして誤用が広がっていくのです。残念な話です。
2015年05月01日
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