2015年03月04日

サイレントチェンジ

 オーツが日経新聞の記事
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO83607810U5A220C1000000/
で見かけたことばです。
 「サイレントチェンジ」とは、メーカーの知らぬ間に、取引先の素材メーカーなどに材料の組成を変えられてしまうことを指すのだそうです。たとえば、メーカーは日本企業であっても、発注先は台湾企業、素材メーカーは中国企業だったりするわけですが、素材メーカーが勝手に素材を変更してしまうことがあるというのです。それで、あるはずのない異常加熱が起こったりするというのですから恐い話です。
 事故が起これば、責任はメーカーにあると考えられます。素材メーカーが日本企業であれば、こんなひどいことは起こらないはずですが、中国企業であったりすると、コスト削減で勝手に材料を変えてしまうことくらいはありうると思われます。しかし、結果的に大きな損失を被るのは日本企業ということになります。
 日本企業としては、安心して外国企業に任せるのでなく、自分たちで定期的に検査しつつ、サイレントチェンジが行われていないか、確認するようにしなければなりません。
 まあ、それにしても、そんなことをする中国企業とは、一体、製造者の責任というものをどう考えているのでしょうか。安易に中国企業に発注するのも問題ですが、そうはいっても圧倒的なコスト削減が可能ならば、中国企業を利用するのも悪いことではありません。中国企業はサイレントチェンジがあるものだということを想定しながらビジネスを継続するしかないのかもしれません。
 それにしても、こういうことばがあるなんて、中国は「恥ずかしい」と思わないのでしょうか。思わないのでしょうね。思っていればこんなことはしないはずですから。
 そういう現象が現実にあるから、それに命名する必要があったのであり、サイレントチェンジといわれるようになったわけです。まさにことばは現実を映し出すものだといえます。
posted by オーツ at 02:32| Comment(0) | TrackBack(0) | ことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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