2014年10月01日

心肺停止

 9月27日の御嶽山の噴火に伴い、多くの人が噴煙や火山灰等に巻き込まれてしまいました。
 テレビなどでのニュースでも盛んに報道しています。その中で「心肺停止の状態で○人が発見されました」という言い方をよく聞きます。しかし、こういう言い方は以前はあまり行われてこなかったように思います。
 「心肺停止」については、以下のサイトの説明がわかりやすいと思います。
http://www.j-cast.com/2014/09/29217057.html
 「死亡」ではないのですね。心肺停止に加えて、脈拍停止、瞳孔散大があり、四つの条件が揃っていることを医師が診断しないといけないというわけです。
 今回は、噴火活動が活発で、「救助」活動が行えないので、被災者の搬送もできず、ほぼ「死亡」と言ってもいいのだけれど、医師が確認していない以上、「心肺停止」と呼ぶしかないというわけです。
 今までの事故のニュースでは、こういう言い方はあまりされてこなかったように思います。
 まあ、普通の事故では、心肺停止の人も病院に緊急搬送され、医師がすぐに診断を下すことができるので、「死亡」ということになるわけです。
 今回は、医師が診断できないことから長野県警が使い始めたことばのようです。ある意味で便利なことばですが、こういう専門語(?)もこれから一般語化するのでしょうか。
 首が切られて、頭部が分離している状態でも「死亡」ではなく「心肺停止」というのでしょうか。
posted by オーツ at 04:14| Comment(0) | TrackBack(0) | ことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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