まず、タージ・マハルに行きました。
広い敷地です。入り口のところでクルマを降り、オートバイを改造した三輪車で移動します。
それから、入場料を払い、ボディーチェックを経て、中に入ります。7時台だというのに、もう観光客はたくさん来ていました。そして、相変わらず暑いのです。
ふと気がつくと、高い壁のところにサルがたくさんいました。観光客がエサをやっているのでしょうか。
入場料は、インド人が20ルピー、外国人が 750 ルピーでした。両者の料金にずいぶんと差があります。建物の中に入るとき、外国人は正面の左側から入ります。靴にカバーをつけます。カバーは料金に含まれています。インド人は右側から入ります。靴を脱いで、預かり所に預けます。違いはそれだけだと思います。
1500 円というと、日本的感覚ではさほど高いとは思いませんが、現地の人の価格感覚では 750 ルピーというのは相当な金額だろうと思います。
ガイドさんからいろいろと話を聞き、7:50 から自由見学で、8:50 再集合ということになりました。
タージ・マハルはお墓です。世界一美しい建造物といわれていますが、さもありなんです。
一度は見ておく価値があると思いました。
その後、アグラからデリーに向かいます。この区間には新しい高速道路があります。こちらの形式は、日本や世界各国でみられる高速道路と同じで、歩行者や自転車がなく、クルマが快適に走れます。片道3車線+幅広い路肩です。
制限速度は、トラック60キロ、乗用車100キロです。そういう標識を見ました。
走ってみると、他のクルマがほとんどおらず、ガラガラ状態でした。なぜこうなのか、ちょっと広く作りすぎたのか、わかりません。ガイドさんによれば、高速道路料金が高いのだそうです。それで利用者が少ないというわけです。
オーツたちが立ち寄ったパーキングエリアはかなり小さく、駐車スペースは数十台分といったところでしょうか。高速道路でありながら、合流車線の考え方がなく、T字路で本線に合流するのですが、クルマが多くないので、これでいいのでしょう。
たまに路肩を2人乗りのオートバイが走っていたり、トラクターが煉瓦を積んでゆっくり走っていたりします。
バスが路肩にとまって、客を降ろしていたりします。客は高速道路上を歩いていきます。やっぱり新形式の高速道路でも歩行者はいるものなんですね。
オーツたちが追い越したクルマ(乗用車)ですが、フロントガラスに一面のひびが入った状態で走っていました。小石でもぶつかったのでしょうか。これでは簡単に全面破壊になりそうです。こんなのが高速道路を走っているというのは怖いです。巻き込まれたら大変です。でも、しだいにこれがインド流だという感覚になってきました。
5時間くらいのドライブでデリーに戻りました。
昼食は、タンドリー・チキンでした。
瓶ビールを飲みながら、おいしくいただきました。
食後はデリーの市内観光をしました。詳細は省略します。
夕方、デリーの空港に移動し、日本への帰国の途につきました。