大きな石造りのお城でした。まあ石造りだったから今まで残っているのでしょうが。
こういう場所に住んでいた王様の居心地がよかったのかどうか、よくわかりません。今だったら、冷房の効いたホテルのほうがずっと快適だろうと思います。
お城の中には、あちこちに細い溝がありました。降った雨をためるのだそうです。飲み水が不足していたんですね。
お城の一部には、溜池がありました。
藻が繁殖して汚かったです。王様の居城として使っていたときは、溜池の掃除をどうしていたのでしょうか。こんなのを濾過するなりして飲んだのでしょうか。
また、たくさんの人が暮らしているときは、排泄物の処理はどうしていたのでしょうか。昔の人の暮らし方はよくわからないことだらけです。
観光途中で雨が降ってきました。ものすごい降り方です。急いでクルマに待避しました。
でも、クルマで5分も走ると、雨は止んできました。熱帯性気候なので、降るときは急でも、止むのも急です。
昼食は、13:40-14:30 という時間帯でした。インド式昼食時間です。この日はインド風中華料理ということで、おいしくいただきました。まあ、中華料理といえば、世界中どこに行っても、どこで食べても、当たり外れは少ないものですが。
ビール大瓶1本が 400 ルピー(約 800 円)しました。そんなものでしょう。
午後は、アグラ城に見学に行きました。大変大きくて立派な城ですが、詳細は省略します。
それにしても暑いです。ガイドさんは、長袖のシャツを着ていてもほとんど汗をかかないのですが、オーツは汗まみれで、ハンカチタオルがすぐぐっしょりしてしまいます。
アグラ城だけではありませんが、インドの観光地に行くと、入場料を支払う前の場所で、たくさんの人がたむろしているのが普通です。そういう人たちは、一体何をしているのでしょうか。なぜ彼らはそこにいるのでしょうか。平日の日中なのに、働き口がない人たちなのでしょうか。
そういう人たちは、皮膚の色が黒く、目つきが鋭い人たちが多いので、所在なげにみんなで一緒にいるだけで、ちょっと怖い感じがします。
歌を歌っている人とかもいましたが、これは理解できます。一種の物乞いでしょうし、仮にそうでなくても、自分自身で歌うことで、何かしらの安心感を得ているのだろうと思います。
インドは人口が多いということでしょうね。