2013年12月02日

網野善彦(1991.1)『日本の歴史をよみなおす』筑摩書房

 オーツが読んだ本です。
 オーツは、もともと歴史にはあまり興味がなく、自分とは縁遠いものだと思っていました。
 何の因果か、たまには歴史の本でも手に取ってみようと思ったのでした。
 本書は五つの話題について若い人に語りかけるものという位置づけです。
第1章 文字について
第2章 貨幣と商業・金融
第3章 畏怖と賤視
第4章 女性をめぐって
第5章 天皇と「日本」の国号
 こんなことがあった、あんなことがあったと、いろいろな話が展開します。それぞれ、オーツの知らないことですので、その意味では「へえ」ですが、しかし、全体として何がおもしろいのか、よくわかりませんでした。たぶん、日本の歴史に詳しい人が読むと、著者の視点なり何なりが、通常の歴史家のそれとは異なるために、こんな見方ができるのかということでおもしろいのでしょうが、そもそもそういうことに詳しくないオーツのような人間が読むと、著者の視点を新鮮なものとしてとらえることができず、結果的に、おもしろくないと感じてしまうのでしょう。
 第3章はページ数も多く、画像史料もたくさん挿入され、著者が力を入れたところのようです。「非人」や「ケガレ」の考え方の発生など、常識とはちがったとらえ方がなされている部分があり、おもしろいと思いました。まあ、素人としては、(専門知識ではなく)常識と照らし合わせて読むしかありませんから、こんな感想を持つのでしょう。
 何はともあれ、オーツは歴史書などとは無縁の人間のようだと(改めて)感じました。


posted by オーツ at 05:25| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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