オーツは「もやし」が野菜の王様だと思っています。
2011.10.11 http://o-tsu.seesaa.net/article/229849370.html
近所のスーパーAで19円で売っています。特売のときは15円になるときもあります。
別のスーパーBでは25円で売っています。もやしの特売はしないようです。
先日、オーツがスーパーBに行ったとき、いろいろな食料品と一緒に25円の高いもやしを買ってしまいました。
スーパーAに行けば19円で売っている、そしてその時間帯ならばほぼ品切れではないと思いました。しかし、スーパーAに行くと、往復の時間なども含めて考えると、最低でも10分はかかってしまいます。
時は金なりです。10分はいくらくらいに該当するのでしょうか。
オーツの給料を1年間でざっと 1000 万円としましょうか。1日8時間、1ヶ月25日働くとすると、1年間で 2400 時間働くことになります。ちょっと残業して、2500 時間と考えると、時給 4000 円になります。1時間あたり 4000 円ということは、10分かかると 667 円のコストがかかるということになります。25円で買えるもやしを19円で買うために10分かけるというのは不合理です。(仕事と日常生活は別だという考え方もありますが。)
まあ、そこまで厳密に計算したわけでもありませんが、オーツの感覚では19円も25円も大した差ではないと思えたのです。
若い人の給料が1年で 250 万円として、先ほどと同じ計算をすると、時給 1000 円です。こういう人の場合で、買物に10分かかると 167 円です。別のスーパーで 167 円安いものであれば、10分かけて行く価値があることになります。
安い買い物をして時間をかけるということは実はかなりコストをかけていることになるのですね。
もっとも、こんなことで少しくらい値段が違っても大した差ではないなどと誤解してしまうと、1回の買物であれこれ買って、数千円も使うことがあるわけですから、あっという間に 167 円以上の高い買い物をしてしまうこともあるでしょう。
ムダな出費は抑えるべきですが、時間とお金の関係について、もう少しシビアに考えたほうがいいかもしれません。
ちなみに、年収1億円の高所得者は10分あたり 6667 円ですから、タクシーに乗って 5,000 円払っても、10分早く着けば元が取れるということになります。オーツは、10分あたり 667 円ですから、10分早く着くためにタクシーには乗れません。おっと、もやしの話からタクシーの話になってしまいました。
2013年11月08日
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